高い天井の邪魔者排除
我が家の愛車は車幅が1,850mm、車高は1,875mmあります。
後ろから見るとほぼ正方形と言っても良いスタイリングです。
1,850 x 1,875mmのスクエアな愛車 |
流石に立って車内を移動することはできませんが、リアシートを倒した状態で床に体育座りしたとき頭上には20cm程度のゆとりがあります。
20cmほどの頭上空間 |
この空間にイレクターパイプと棚板、ビニールレザー、ウレタンスポンジなどを使って幅120cm、長さ175cmのベッドを作成済みです。
荷室の天井にある大型収納BOXと後席照明ユニット |
リアハッチ側からはレバー操作でBOX後部が斜めに下がるようにカパッと開き割と大きめな荷物を収納することができます。
後席側には2枚のスライドカバーが付いていて、開けると内部にアクセスできるようになっています。
外しました。
窓下の棚の部分の強度が不明なので、2cmの板をピッタリ合うよう整形して敷いてイレクターの足の部分に重さが集中しないようにしています。(ダイソーカーボン調リメークシートを張った板)
正式名称は”リアシーリングボックス”というらしいですが、後部が斜めに開く構造は荷室内に背の高いモノを置くのに障害となります。
また、天井には前方から後方まで一気通貫のルーフライトが付いています。
内側は複数の仕切りが付いていて、ちょっとした小物を置いておくことができます。
グラスルーフ側からの画像です。
このルーフライト(アンビエントライト)もせっかくの広大なグラスルーフをぶった切るように天井に着けられていて、フロントアッパーコンソールからリアのシーリングボックス手前の照明ユニットまでが一体になっています。
タッチスクリーンから照度コントロールができるんですが、点灯条件はヘッドライトと連動のため、夜間に室内全体が明るくなるという、極めて無駄で邪魔な装備です。
不要なのでこの照明は常時Offにしています。
そして、シーリングボックスを今回撤去しました。
理由は後部荷室のベッド上の空間に棚を設置して冷蔵庫や電子レンジを置くのに邪魔なためです。
ルーフライトも取っ払いたいところなのですが、フロントアッパーコンソールのドア連動照明やスイッチ、シートベルト警告灯などのパネルと一体型になっていて、後席頭上の照明&スイッチパネルもこれの一分になっているので断念しました。
外しました。
いつか戻すためのことを考えて保管していますがかなりかさばります。
荷室に棚を設置
例によってFusion360(個人使用)で棚の設計を行いました。
後席棚用脇フレーム |
CピラーとDピラーの間の窓の下に棚の様になっている部分があるので、そこにすっぽり入るようなフレームの図面です。
このフレームを1,200mmのパイプを使って左右を繋いだのが下の図面です。
後席棚全体図 |
※作成最終段階の図面ですが、現場合わせで多少のサイズ変更があり、その数値は反映していません
この棚を設置して下から覗いたところです。
後席棚左側を下から覗いたところ |
窓下の棚の部分の強度が不明なので、2cmの板をピッタリ合うよう整形して敷いてイレクターの足の部分に重さが集中しないようにしています。(ダイソーカーボン調リメークシートを張った板)
イレクターパイプの上に1X4木材を使ってスノコの様な棚板を作って乗せました。
約1,300mmに切った5枚の板を15mm程度の隙間を空けて並べ、裏から同じ素材でビス止め固定しています。
イレクターパイプで組んだ棚のフレームより前後少しずつはみ出るような形にして、裏から止めた板はイレクターパイプのフレーム内側にすっぽり嵌るサイズにしました。
J-113AやJ46ジョイントを使って固定するようにしています。
1X4木材でスノコ様の棚板を作って乗せた |
後で失敗に気がついたのが、電子レンジのゴム足がこの隙間にすっぽりハマってしまうことでした。
積み込むときに棚板の上をすべらせて動かすことができません。
いずれにしても白木のままなので、丈夫なリメイクシートを貼るなどして対策したいと思っています。
ここに電子レンジとポータブル冷蔵庫を乗せて、先日関東方面ブラリ旅に行ってきました。
移動中は複数本のフラットベルトでしっかり固定して動かないようにしているので車内の安全確保は問題ありません。
以前はベッド下に置くようにしていた冷蔵庫は放熱に問題があり、冷蔵庫周辺や上部ベッドまで熱がこもって大変でした。
今回この棚板の上に置くようにしたことで吸排気口周辺に余裕をもたせることができ、熱問題はだいぶ解消しました。
まだまだ車内DIYはやりたいことが色々あります。
効率的な収納でより快適な車中泊仕様車にしていきたいと思っています。
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