パッキン交換
ポンプカップの交換でポンピングは復活したもののかなり盛大にエア漏れしていることがわかった我が家のNorthStar2000です。
災害に備えてコールマンをメンテナンス(その1)
エア漏れの音は燃料調節バルブあたりで発生しています、
エア漏れ |
Oリング
エア調整バルブとOリング |
ネット下調べの情報に沿ってNBRゴム製のOリング、サイズP-5をカインズホームで買ってきました。
下調べ中にカクダイの水栓パッキンに交換しているブログを見かけました。
ガソリン燃料のランタンやストーブで水栓用のOリングを使うのは大丈夫なんでしょうか・・・
気になります。
サイズが違う
P-5のOリングを装着してみたのですがユルユルで、Oリングをつまむと簡単に溝との間に隙間ができてしまいます。
ナニカオカシイ。
改めてパッキンを装着する溝のサイズ(直径)を計ってみると4.0mmでした。
最初から計っとけよって話ですけどね。
Oリングをはめる溝の系は4mm |
ミスミさんのサイトでサイズ情報を確認させていただきました。
Oリング自体のサイズは規格で定められていて、どこでも大体同じような情報が得られます。
P-5の相手剤の経は5mm、相手経4mmに適合するのは一つサイズが小さいP-4のようです。
P-5がユルユルナノも頷けます。
早速P-4を購入してきました。
P-4サイズのNBR製Oリング |
もちろん、ランタン本体や燃料バルブパーツの製造時期やロット等によってサイズが異なることも考えられます。
ここは実測値4mmをもとにP-4を使いたいと思います。
グラファイトパッキン
コールマンパーツショップのNorth Fieldさんに注文していたグラファイトパッキンが届きました。
単品価格330円のパーツを2個注文しました。
パーツ金額660円、送料290円で合計950円の支払いでした。
1個はNortStar2000用、そしてもう1個は413H用です。
413Hはまだ保管BOXに収納中で動作確認をしていませんが、NortStar2000などとほとんど同時期に購入したものなので交換しておくのが良いだろうと判断しました。
North Fieldさんから届いたグラファイトパッキン |
これで2個入りです。
North Fieldさん、丁寧なパッケージングです。
燃料調節バルブの六角ナット |
燃料調節バルブから取り外した六角ナットです。
内部にグラファイトパッキンが格納されています。
グラファイトパッキンをほじくり出す |
真鍮のネジ山や内部壁に傷つけないよう気をつけながら、精密ドライバーで抉るようにしてグラファイトパッキンを崩壊剥離させていきます。
グラファイトパッキン除去完了 |
最後の方は塊のままボロっと抜けてきて内部が綺麗になりました。
ホワイトガソリンで洗浄し、ブラシで
クリーニングしておきました。
グラファイトパッキンを開封しました。
まるで金属のようです。
グラファイトパッキン |
六角ナット内に装着しました。
グラファイトパッキン装着 |
燃料調整バルブを組み直してガッツリ締め上げました。
燃料バルブを組戻した |
燃料調整バルブをしっかり閉めた状態でポンピングして、エア漏れの音がしなくなったことは確認しました。
とりあえず盛大にエアが漏れていた状況は改善されたようです。
ただ、エア満タン状態で朝まで放置したところエアが空になっていました。
給油口蓋や燃料調整バルブをしっかりキッチリ閉めて同様に一晩置いてみたらエアが残っていたので締めが甘かった可能性があります。
やはり給油口蓋裏のパッキンも交換したほうが良さそうです。
給油口パッキン
ここのパッキンはYahoo!のショップに発注済みで金曜日に発送連絡が来ていますが、追跡不能な普通郵便で発送されたようです。
土日は郵便局は最近普通郵便の配達がないので月曜日に届くかと思ったのですが、火曜日の午前中に届きました。
給油口パッキン |
5個セットです。
素材等の表記は販売サイトには無く、届いたパッケージもビニール袋に入れただけの簡易パッケージが薄手の封筒に入っていました。
常時ガソリンの影響を大きく受けるパッキンではないので、とりあえず4個予備があるし、劣化が見られたら交換すれば良いかなと思います。
あぁ、でもガソリン満タンに入れたら影響あるか・・・
コレまたホジホジしました。
古い給油口パッキン撤去 |
このパッキンの撤去は難儀しました。
強固な釣り針のように引っ掛けて引き上げる工具があると比較的用意に取れそうです。
自分は精密ドライバー、カッター、ドリルの歯などをあれこれ駆使してやっとこさ撤去することができました。
蓋の内側に傷をつけないようヒヤヒヤでした。
ホワイトガソリンで洗浄して、ブラッシングして、ブロアーで微細なゴミを吹き飛ばして綺麗にしました。
新しい給油口パッキン |
十字に爪があるので、外すときほどではないですが装着するのもスポッといれるというわけには行きません。
傷つけないように指の爪の先で中の爪を避けるように押し込んでなんとか装着できました。
空ポンピングでエアーマックスにして一晩放置してみましたが、エアーはかなり残っていたのでエア漏れは概ね解消できたものと判断します。
さて、一旦点火できるレベルまで仮組みしてエアーを注入し、一晩放置しておきます。
これでOKなら、次は燃料を入れて燃焼の確認に移ります。
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