大福寺崖観音
関東ブラリ旅の記録(その9)です。
次に目指す場所は?
相棒が
”海ほたるで朝日が見たい”
とつぶやきました。
翌朝の日の出は4時46分ころだったので、アクアラインの千葉側最寄りの道の駅で車中泊して早朝朝日を見に向かうことにしました。
ということでこの日1日は千葉房総半島南部をうろつくブラリ旅になりました。
お昼は南房総辺りまで行って海鮮を食べようということになり、一路南房総市を目指してチーバくんの下半身あたりを南下しました。
今振り返ると道の駅むつざわつどいの郷を出発したのが8時50分。
あと10分待てば開店時間だったので、もう少し待って”三元豚スネハム切り落とし”を何個か仕入れてくれば良かったと後悔しました。
房総半島南下して南房総へ向かう |
大福寺 崖観音
10時半過ぎに南房総市あたりにたどり着き、まだお昼は早いからと周辺名所の検索を始めた相棒が”ここ行ってみる?”と言って提示してきたのが”大福寺 崖観音”でした。
どうやら今回の関東ブラリ旅は寺社巡りの旅になった模様です。
崖に建つ観音堂と言えば信州小諸の”布引観音”です。
2年前の6月に訪れました。
布引観音の拝殿はかなり古いもののようですが、大福寺の崖観音はわりと近代に再建された建物の様です。
ただ、崖の上の拝殿内部の様子はどちらもなんとなく似たような造りです。
大福寺 崖観音 |
むき出しになった斜め縞の見事な地層がひさしのようにせり出したその崖の直下に朱塗りの拝殿が張り出しています。
手前は一面大福寺の墓地でした。
懸崖部分はコンクリートで覆われているようでした。
江戸中期に再建されたものだそうです。
大福寺 崖観音(ほぼ正面) |
懸崖部分はコンクリートで覆われているようでした。
布引観音は正面に懸崖の柱が4本で3列12本ですが、崖観音は5本見えています。
何列あって全部で柱が何本あるのかはちょっとわかりません。
崖観音の方が横幅があるんですね。
次の写真は布引観音です。
信州小諸の布引観音 |
重厚感と圧倒的な高さを感じますね。
崖観音の拝殿内部です。
晴れた日には伊豆大島も見えるということですが、入江の奥に写っているのは右側の先端が須崎ですかね。
写真では須崎灯台が識別できませんが、その先端が海に消えるあたりの奥の方にうっすら別の陸地が見えています。
これがもしかして伊豆大島何でしょうか・・・
ちょっとだけ雲のある猛暑日でした。
那古寺
相棒が崖観音で南房総スタンプラリーのポスターを見つけました。
3つ集めると何か応募ができるということで
”次行こう、次!”
と向かったのは大福寺崖観音からクルマで5分ほどの場所にある那古寺です。
”なごじ”と読むそうです。
御本尊は千手観音で、那古観音とも呼ばれているのだとか。
仁王門です。
那古寺 仁王門 |
各所の金物細工は新し目ですね。
観音堂です。
那古寺 観音堂 |
江戸中期に再建されたものだそうです。
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