マイナンバーカード更新
今月になってマイナンバーカード更新のお知らせが届きました。
誕生日前3ヶ月以内に役所に出向いて更新しなさいとのことなので行ってきました。
重要な不都合ポイントはここ
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マイナンバーカード |
”お知らせ”の紙とマイナンバーカードを持ってくるようにと書かれていましたが、役所の職員は持っていった”お知らせ”の紙は手に取ることも見ることもしませんでした。
住所、氏名、生年月日等を提示された必要書類に記入するよう求められたのですが、この時
”4桁とアルファベットを含む最大16桁の暗証番号はこちらで入力させていただいてもよろしいですか?”
という問いと共に暗証番号記入用紙を渡されました。
えっ?
それは本人が自分で入力すべき事柄ではないですかね。
4桁の暗証番号なんて簡単に記憶することができる数字なので、悪用される可能性がゼロでは有りません。
銀行員だって警察官だって教師だって役所の職員だって、最近悪いことをするやつはイッパイいます。
暗証番号の入力を他人任せにするなんてありえない。
”それは問題ありますよね”
と言ったら、
”ではご自分で入力されますか?”
ときかれたので
”もちろんです”
と答えました。
いやしかし、この時私の隣の窓口でも若い男の子が来て手続きを始めたのですが、彼は代理入力の可否について
”お願いします”
と答えていました。
自分でできることを他人任せにするなよ。
そしてセキュリティー意識はどうなっているんだよ!
役所のタッチディスプレイは反応が悪く、何度か入力のやり直しをしているうちに、あとから来た隣の若い子の方が先に手続きが進んでいました。
まぁしゃぁない。
印鑑登録証
私はマイナンバーカードに印鑑登録証を統合しています。
ここにトラップが有りました。
次の5年でマイナンバーカード自体の有効期限が切れるため、その前に更新手続きをする必要があります。
万が一マイナンバーカードの更新を忘れてカード自体の有効期限(10年)が切れてしまった場合、その時点でマイナカードに統合されている印鑑登録証は廃止になってしまうそうです。
また、マイナンバーカードに統合されている印鑑登録証は、今後もコンビニでの印鑑証明書の発行に関しては従来通り使えるものの、役所の窓口では今後使えないのだそうです。
役所の窓口で印鑑証明書を取得する場合は、従来の(マイナカードへの統合前に使っていた)市が発行する印鑑登録カードを提示しないといけないのだそうです。
なので、印鑑登録証としてマイナンバーカードと市発行の印鑑登録カードの2枚持ちを勧めていますとのこと。
どうやら国の印鑑登録に関するシステムが変更になったらしく、そのせいで利用者に不便を強いる事になった模様です。
アホらしい。
コンビニではマイナ印鑑登録証が使えるのに役所の窓口ではマイナ印鑑登録証が使えないってどんなシステムなんですか?!
どうせまた富士通とNTT系とIBMあたりの調整がうまくつかなくてシステム設計がグダグダになったツケを利用者が被るパターンじゃないんですかね。
隣の若い子はびっくりしながら”それは困りますね~”と言って市の印鑑登録証カードの作成をお願いしていました。
期限内に更新すれば廃止にはならないんだよ、ちゃんと話聞いてた?
とツッコみたくなりましたが人ごと他人ごと。
私は市の印鑑登録証カードの作成を拒否しました。
もちろんです。
コンビニへ行けば今まで通りマイナ印鑑登録証で印鑑証明書を発行することができるとわかっているのに、役所の窓口用としてわざわざ不要になったはずの印鑑登録証を再び作り直す必要は有りません。
印鑑証明書が必要ならコンビニへ行けば良い話です。
松本市では、役所窓口での印鑑証明書発行手数料は300円ですが、コンビニで発行すれば250円です。
役所窓口よりコンビニのほうが近いし発行手数料も安いのにわざわざ役所まで出向く必要性はゼロです。
そしてマイナンバーカードの5年後の更新を有効期限が切れる前に必ず更新手続きをすれば良いのです。
またどうせ3ヶ月位前に更新のお知らせが来るでしょうから、その時点で自分が役所へ出向くことができれば自分で手続きするし、何らかの理由で自分が手続きできない場合は代理人による手続きもできるので問題有りません。
そもそも5年後に自分がどうなっているかなんてわかりませんしね。
やっぱり運転免許証とかその他の機能のマイナ化を進める前に、こういう訳のわからない不都合な部分をきちんと整理する必要がありますよ。
中途半端な石垣の上に建つお城の改築を進める前に、石垣を整備し直しましょうよ。
じゃないと、いつか改築を重ねるお城が瓦解する日が来るかも知れないですよ。
まぁ、そんなに長生きするつもりは無いですけどね。
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