変顔なクルマが増えている


 先日目にしたwebCGのこんな記事

あまりの個性にあんぐり クルマの“顔”はこれでいいのか?

思わずニヤリとしてしまった。


変顔、増えてますね。

大きなグリルとバンパー不在

実は先代のB7パサートを購入する前の次の車検討中。
パサートも候補ではあったんですが、顔が気に入りませんでした。


audiと共通するグリル全体をメッキモールで囲んだ、ボンネット下からバンパー下部までの一体化されたデザインが自分の好みではありませんでした。
特にバンパーがグリルと渾然一体化したデザインは苦手です。
※あくまでも個人の感想です。

B7パサートは2010年にドイツで発表され、それ以降のデザイン、特にフロントグリルの統一デザインはaudiのそれとは異なる落ち着いたものになって好感が持てるようになったのが、B7オーナーになるきっかけだったと言えます。

最近また少しやんちゃ顔になりつつありますが、まだまだ自分的には十分許容範囲です。

なぜ大きなグリルが苦手化というと、クルマのフロンドフェースはそのまんま顔として捉えています。
なので、フロント真ん中にドーンと大きく空いた一体グリルは大きく口を空けた顔に見えるんです。
常に大きく口を空けた表情って、嫌いです。

なので、B3やB4のaudi 80ってちゃんとバンパーがあってベンツの300Eとともに大好きなデザインです。
余計なプレスラインが一切なく、パンッ!と張りのあるボディパネルが実に美しい。

大口を開けたクルマは除外

今回のクルマを買うにあたって、候補の最前列にいたのは、実は三菱のアウトランダーPHEVでした。
3代目が発表になるまでは。
D:5とおんなじオラオラ顔になっちゃっての除外です。

同じ理由でトヨタのアル/ベルは対象外だったわけです。
もちろんD:5もですが。

記事に戻って

背が高くなれば当然ながら、フロントマスクも厚みを増す。これをどう料理するかと考えたとき、単純にグリルを大きくするという選択肢は当然出てくるだろう。
と書かれています。

まぁ選択肢としてそれもあるのでしょうけど、単純すぎやしませんかね。

リフターもベルランゴも車高は180cmを超える長身ですが、グリルもバンパーもちゃんと整っています。
カングーも同じですね。

むしろ、メーカー同士が競争するかのように次から次と
”こんな顔ならどうだ!”
的なオラオラ顔の競争を仕掛けてきている感じがして、残念です。

たまたま信号待ちで前に止まったクルマの後ろ姿を見て、無数の線が描かれていて、いたるところでその線がぶった切られている(ウィンカーやらバンパーやら意味不明なプレスラインで)のを見ると”ウェッ”っとなります。

デザインは好き嫌いだけで判断すべきものではないということだ
とも書かれていました。
もちろん、グッドデザインを選ぶ立場なら、当然そういうことになるでしょう。

ただ、一般ユーザーにとっては、デザインの好き嫌いはクルマ選択において非常に大きな要素をだろうと思います。

そろそろ、机上で弄んでこねくり回した複雑な線やプレスだらけで張りの無いボディーパネルとか、そしてオラオラ顔以外もやってみたら良いと思うんですけどね。

あ、もちろんその顔が気に入って買われている方が大勢いることは理解していますので”オラオラ顔”やめれば、なんて言うつもりは毛頭ありません。

もっとシンプルでハリ・ツヤのあるボディーラインでシンプルな面と線で構成されたクルマも作って欲しいなぁと、ちょっと思ったまでです。

2000GT のMF12Lなんて無駄なラインが一つもない素晴らしいデザインだと思いますけどね・・・





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