クルマで徘徊する老人

2022/03/07

#クルマで徘徊する老人 #危険な高齢者ドライバー

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 早朝の徘徊

朝の通勤時にちょいちょい遭遇するクルマがいます。
某日産のEVで高齢者マークは付けていませんが、ドライバーは見るからにかなりの高齢者です。
多分80歳は超えているでしょう。

徘徊老人
徘徊老人


普通ナンバーの乗用車で途中で停まったりすることはないので、時間的にも(7時ちょっと過ぎ)新聞配達などでもありません。

理由はよくわかりませんが、対向車線を走って来ることもあれば、自分と同じ方向に向かって走っていくこともあり、交差点を左折するかと思いきや直進したり、急に速度を落として脇道に入っていったり・・・
そして50キロ制限道路を30キロ以下でユルユル走ります。
目的もなく徘徊しているとしか思えません。

以前、赤信号の手前でそのクルマの後ろについてしまった事があります。
信号が変わって自分と同じ左折のウィンカーを出したのですが、交差点をもぅ止まるんじゃないかと思うくらいの速度で回り、その後も一向にスピードを上げる気配がなく20キロくらいで走行するので、さすがに追い抜いたことがあります。

自分の家族だったら即刻免許を返納させ、クルマも手放させるレベルの運転でした。

増え続ける高齢者ドライバー

街中でも”大丈夫か?”と思わず二度見してしまうような、ハンドルにしがみついて超低速運転する高齢者ドライバーを見かけることがあります。

公共交通機関の整備が貧弱な田舎はクルマがないと生活できないという意見もあり、事実その通りな面はあります。
でも、これからも一層高齢者ドライバーは増えていくわけで、傍目にも危なっかしい運転をする高齢者も比例して増えていくでしょう。

不謹慎かもしれませんが自爆するならまだしも、他人に迷惑をかけ、他人の命さえも奪うような悲惨な事故も増えています。


従来どおりの免許更新インターバルや、過去3年に違反していなければ運転技能試験を受ける必要もないという新しい高齢者対応は大いに疑問を感じます。
75歳を過ぎたら毎年更新を義務付けて技能試験を全員実施するとかしてほしいものです。

酒飲みほど”自分は大丈夫”という意味不明な自信から飲酒運転をして取り返しがつかない事故を起こすのと同じレベルで、”自分は大丈夫”とか”自分は運転が上手だ”と言う高齢者ほど危険なものはありません。

自分もいずれそういう高齢者の仲間入りをするわけですから他人事ではありません。

行政や地域福祉がもっと知恵とお金を出して、高齢者が免許返納しクルマを手放しても安心して生活していけるような社会づくりをしてほしいものです。



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