2022年のプジョーリフター
新年、Automotive media のResponseさんの記事で「プジョー リフター、欧州はEVのみの販売に 1月から順次」が目に止まりました。
同グループですから当然、シトロエンについても同様に「シトロエン ベルランゴ、欧州はEVだけの設定 1月から」という記事がアップされています。
関連する記事としてオモシロイと思ったのはベストカーWebさんの「シトロエン国内販売台数が過去最高!! 「ベルランゴ」が売れている理由とは?」です。
”「現行シトロエンモデル販売のうち、およそ5割強がベルランゴ」(PSA)”ってすごくないですか?
EVやAIRCROSSなどの多彩なバリエーションを無視すればC3、C4、C5とベルランゴの4モデル展開ですが、販売台数の5割強がベルランゴらしいです。
少なくともプジョーリフターよりはベルランゴの方が売れているんだろうなぁという実感はあります。
地方都市の当地では未だに市内でプジョーリフターを見かけたのはこの7ヶ月あまりで片手で数える程です。
ベルランゴもよく見かける特定の1台を別にすると両手で数えるくらいなので、まぁ多少ベルランゴの方が売れているのかなという印象しかありません。
2022年のリフター/ベルランゴはEVのみ
上記の記事で気になったのは”EVのみ”という文言です。
欧州事情は全く知らないのですが、充電スタンド等の環境整備は日本に比べて進んでいるのでしょうか。
自分は今の所”EV”というものに全く興味がありません。
上記の記事を読むと「1回の充電での航続は最大280km」となっています。
さらに、「家庭での充電は、8Aソケットまたは16Aソケットに対応しており、フル充電に15~31時間かかる」のだそうです。
高出力の急速充電ユニットを別途用意しなければ、一般家庭ではフル充電に最低15時間。
さらに、「家庭での充電は、8Aソケットまたは16Aソケットに対応しており、フル充電に15~31時間かかる」のだそうです。
高出力の急速充電ユニットを別途用意しなければ、一般家庭ではフル充電に最低15時間。
これは現実的でしょうか。
自分のクルマの使い方に当てはめてチョット想像してみます。
1日にほぼ40Kmを通勤で走りますのでフル充電すれば週5日の通勤往復はできそうな雰囲気ですが、”最大280Km”なので、今の時期(寒い冬)だと200Km走れば良い方かもしれないと想像します。
1日にほぼ40Kmを通勤で走りますのでフル充電すれば週5日の通勤往復はできそうな雰囲気ですが、”最大280Km”なので、今の時期(寒い冬)だと200Km走れば良い方かもしれないと想像します。
間をとって充電に20数時間もかかったのでは週末出かけられないので、毎日帰宅後に充電して満充電(期待値)で出勤という感じになるでしょうか。
急速充電ではないのでバッテリーへのダメージは比較的少ないと思いますが、週末のお出かけも考えると、ほぼ365日毎晩充電することになりそうですね。
はてさて、バッテリーの寿命はどれくらいなのでしょうか。
はてさて、バッテリーの寿命はどれくらいなのでしょうか。
また、電気代も気になるところではあります。
航続距離280Km
もちろん一番気になるところは航続距離ですが、これがなんと280Km。
例えば当地からクルマで東京へ出かけようと思うと片道およそ240Kmです。
おそらく往きで途中に1回、帰りがけに1回、そして帰路の終盤でもう1回充電しないと往復出来ない感じでは無いでしょうか。
もちろん、日産ノートe-POWERのように公称1,000Km走れるというモデルなら容易に無給電で往復できるかもしれません(条件が良ければだと思います)。
興味ないクルマですが・・・
充電スポット
ロングドライブを考えると高速道路メインでの移動になりますが、充電スポットの整備状況はどうでしょうか。
NEXCO中日本のサイトを参照すると充電設備が複数台設置されているのは談合坂の2基のみで、それ以外のSA/PAでは1基だけという状況です。
今以上にEVカーが売れたら、これで足りるのでしょうか。
今以上にEVカーが売れたら、これで足りるのでしょうか。
1回の充電時間は最大でも30分ということのようですが、電気残量が心もとなくなってSA/PAにたどり着いたら先客が充電中でもしかしたら30分近く待たなければならないとなるとどうでしょう。
しかも30分で先客が充電完了したとしても、自分の充電で30分かかるかもしれないとしたら、もうそれだけでそのSA/PAに1時間足止めを食らってしまうわけですよね、
もちろん、先客は5分で充電完了するかもしれないし、自分も半分くらい電気が残っているから15分程度で必要な充電が完了するかもしれません。
でも、充電したままフードコートやレストランに行ってしまって、いつまで経ってもなかなかオーナーが戻って来ないので充電出来ないというトラブル記事も目にします。
ガソリンスタンドに滑り込んでものの数分で燃料をタンクに満タンにしてドライブ再開という現在のスタイルからしたら、エネルギー補充に何十分も時間を要するというのはとても考えられないし耐えられないです。
それってエコなの?
そんな思考はエコじゃないねぇ~
と言われるかもしれません。
でも、先を急ぐ用事があるにも関わらず、充電スポットで延々何十分も待たなければならないというのはエコではないと思います。
EVの充電池自体もエコではないのは明白ですしね。
EVの充電池自体もエコではないのは明白ですしね。
自分は息子の病気で1日で松本~名古屋をとんぼ返りで2往復した経験があります。
9割は高速道路だったので、燃料タンク容量70Lの先代パサートはこの間無給油で走りました。
片道210Kmくらいです。
9割は高速道路だったので、燃料タンク容量70Lの先代パサートはこの間無給油で走りました。
片道210Kmくらいです。
2度めの帰路は高熱を出してグッタリしている、親にとっては重病に見える息子を載せての走行でした。
途中で30分(先客がいればそれ以上の可能性も)も充電に費やすなんて言うことはとてもじゃないですが考えられません。
走行中に充電できるシステム(路面埋め込み)というものが考案されているそうですが、少なくともそういうシステムが全国の高速道路に張り巡らされない限り、自分がEVに乗り換える事はありません。
もっとも、そうなる頃には免許証返納しているでしょうけど。
我が家のロングドライブスタイル
コロナが収束したら100選の滝未踏の北海道、九州、東北三県など、とんでもない長距離を駆け抜けようと思っています。目的地だけを決めて、行程や宿泊場所は道中走りながら決める我が家のロングドライブスタイルでは、クルマの燃料補給に何十分もかかるなんてありえないです。
そんな時間があったら旨いものを食いたい。
旨いものを食うときは”充電が終わったか”なんてことを気にしながら食いたくない。
旨いものを食うときは”充電が終わったか”なんてことを気にしながら食いたくない。
和歌山の八草の滝のように目にした瞬間次の滝への移動を考えることもあれば、ちょっと寄り道した百選以外の滝に心打たれてしばらく見とれている、なんてこともあるわけです。
また、めったに無かったですが、雨が降る中で写真だけ撮って早々に次へ向かうなんて言うこともありました。
また、めったに無かったですが、雨が降る中で写真だけ撮って早々に次へ向かうなんて言うこともありました。
何十キロか走れば(北海道は知りませんが)数分で燃料満タンにできる今のクルマは、我が家のライフスタイル的には絶対にEVに置き換わることはありません。
以上あくまでも個人的な感想です。
余談
ロングボディーは気になります。
現行モデルも日本未導入ながら並行輸入でロングが入ってきているようですね。
3列目シート無しのロングボディーとかあったら良いのに。
3列目シート無しのロングボディーとかあったら良いのに。
でも写真みるとバランスが・・・
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