ネットでの下調べの結果はマイナス評価が多い滝だ。
いわく、水が少ない、チョロチョロ、滝壺無いし・・・等々。
8時前に路肩に一台だけかろうじて駐車できるスペースを見つけてパサートの頭を突っ込んだ。
滝はこの正面。
八草の滝 |
実はこの1台分のスペースを通り過ぎた路肩に1台の関東ナンバーのクルマが停車していて、ドライバーさんは運転席で朝食のおにぎりと思われるものを頬張っていた。
その横を通り過ぎて対向車線を横切ってこの場所に頭を突っ込んだのだった。
クルマを降りてこの先の川の対岸の岩肌に流れる細い水を眺めていると後を追うようにやってきたそのドライバーさん。
若い方で相模の方からやってきて100選の滝を巡っているという。
聞けば昨日は我々と同じ赤目四十八滝を訪れたということで、どうやら下山中にすれ違っていた方だった。
昨日の赤目四十八滝は時間が遅かったので最後の岩窟滝を見た後下山中にすれ違ったのは1組の若いカップルと、時間を惜しむように駆け足で登っていく若いお兄さんの3人だけだったため印象に残っていた。
その駆け足兄さんだったのだ。
これから三重の布曳の滝へ向かうといって笑顔で走り去っていった。
クルマを降りてこの先の川の対岸の岩肌に流れる細い水を眺めていると後を追うようにやってきたそのドライバーさん。
若い方で相模の方からやってきて100選の滝を巡っているという。
聞けば昨日は我々と同じ赤目四十八滝を訪れたということで、どうやら下山中にすれ違っていた方だった。
昨日の赤目四十八滝は時間が遅かったので最後の岩窟滝を見た後下山中にすれ違ったのは1組の若いカップルと、時間を惜しむように駆け足で登っていく若いお兄さんの3人だけだったため印象に残っていた。
その駆け足兄さんだったのだ。
これから三重の布曳の滝へ向かうといって笑顔で走り去っていった。
八草の滝
さて、八草の滝だ。八草の滝 |
日置川を挟んだ対岸の山の岸壁に確かに白い滝のような水の流れが見える、ことは見える、たぶん。
滝のすぐそばまで行く道があるらしいのだが、時間をかけてそこまで歩くか?
否と即決。
滝壺が無いということからして常にこの程度の水量なのだと想像する。
ちなみにここから那智へ向かう道すがら、これより何倍も見ごたえのある滝を何本も見かけた。
川の流れに依存する滝は生き物。
百選も定期的に見直したらいいんじゃないの?と思ってみたり・・・
左側が道路で滝は右側奥のほうにある。
滝のすぐそばまで行く道があるらしいのだが、時間をかけてそこまで歩くか?
否と即決。
滝壺が無いということからして常にこの程度の水量なのだと想像する。
ちなみにここから那智へ向かう道すがら、これより何倍も見ごたえのある滝を何本も見かけた。
川の流れに依存する滝は生き物。
百選も定期的に見直したらいいんじゃないの?と思ってみたり・・・
那智の滝
八草の滝を後にして海岸線まで出ると串本を経由して那智まで約2時間。
那智大社近辺のみやげ物屋が連なる場所の手前の最初の有料駐車場(500円)は満車で1台が空き待ち状態。
クルマを誘導しているおじさんに聞くと、”とにかく先へ登って大社の駐車場に入れればそこに入ればいいよ”と教えられた。
”空いてるかどうかはわからん”
とのことで先に進むと土産物屋が連なる場所になり、おじちゃんおばちゃんが駐車場の客引きをしている。
そんな中で「和か屋本店」さんのお店の方が”無料”のプレートを見せていたのでそのお店の駐車場にスルスルと入り込んだ。
500円のプレートを出しているお店が多い中、無料!
しかも
”お帰りの際には冷たいお飲み物も用意しておりますので是非お寄りください”と言うのみで土産買わなきゃ金取るぞ的な印象は全くない。
ま、帰りにお土産は買ったんですがね。
那智大社の鳥居 |
那智大社拝殿 |
滝を見る前にこちらでお参りしました、はい。
右奥に見える屋根は那智大社本殿ではなくお隣の青岸渡寺。
神さま仏さま? どう、お参りして良いものやら悩みませんか? よくわからない。
那智の滝 |
青岸渡寺の前庭から遠望する那智の滝は、一段の滝としては落差日本一というのがうなずける壮大さで水量も豊富だ。
一番上の落ち口に注連縄がかけられてるんだねぇ~
どこからあそこへ登るのか興味がある。
ここから青岸渡寺の赤い三重塔の横を通って滝の下にある飛龍神社へ向かって下っていく。
飛龍神社の境内は大社以上の大混雑。
滝に近い場所は多くのカップルが自撮り棒で写真を撮ったり、上を向いて口を開けて滝が口に流れ込む構図を交互に撮るカップルなどでごった返していた。
300円の拝観料を払ってお守りを頂くと更に奥の滝見台ともいえる場所まで行くことができる。
那智の滝 |
那智の滝 |
こちらは一番上ではなく1段下の拝観場所でほぼ滝の正面。
結構な混雑だが、この位置だと滝から流れてくる清涼な空気が心地よい。
こちらが滝の左手前の最も滝に近い場所からのもの。
滝の音が半端ない。
これより先は柵があって入ることができないので滝壺を見ることはできない。
かなり日差しが強い好天だったが、やはり滝の周辺は気温が若干低くマイナスイオンミストたっぷりなのだろう、心地よさは抜群だ。
可能なら人の少ない早朝にゆっくりと訪れるのが良いと思う。
桑ノ木の滝
駐車場は無いが桑ノ木橋のそばに路側帯を広く取ったエリアがあり、クルマ数台が駐車できるスペースになっている。
駐禁看板無し、よしっ!
桑ノ木橋を渡ったところにある看板 |
途中のつり橋 |
つり橋は”安全上お一人ずつ渡って下さい”という注意書きが貼ってあった。
水量が豊富で比較的大粒のミストが容赦なく吹き付けてきて、拭いても拭いてもあっという間にレンズカバーが水滴でいっぱいになってしまう。
豪快な滝で、今回訪れた中ではマイナスイオンミストが最も多いと思われ、最高に爽快感が味わえる滝だった。
写真は相変わらずヘタレだけどね。
笹の滝
笹ノ木の滝から比較的近い布曳滝へ向かわずに笹の滝へ向かったのは何となく経路選択ミスかも。
途中「道の駅 瀞峡街道 熊野川」の看板があったので立ち寄ってみたのだが、平成23年の台風12号で被災・流失したということで、「かぁちゃんの店」という小さな店だけが営業していた。
遅い昼食を摂ろうかと思ったのだが2時で終了ということで4パックだけ残っていたコロッケ(3個入り)を買ってとりあえず腹ごしらえ。
芋の食感が残っていて風味もよくなかなかおいしいコロッケだった。
遅い昼食を摂ろうかと思ったのだが2時で終了ということで4パックだけ残っていたコロッケ(3個入り)を買ってとりあえず腹ごしらえ。
芋の食感が残っていて風味もよくなかなかおいしいコロッケだった。
熊野川町ガイドマップ |
笹の滝のへ続く細い道路の入り口には比較的大きな看板が立てられているのだが、見落として通過してしまいそのまま数キロ走るというミスを犯したことはナイショ。
何で看板を見落としたかもナイショね。
引き返して看板を左折して168号線から別れ、山道を約11Km走りようやく到着。
滝への入り口近くにはトイレが設置されていて、その左右の道路わきにそれぞれ数台分の駐車スペースがある。
先客は2台。
駐車場からは10分程度歩くと滝に到着する。
滝のすぐ手前にはこんな大きな岩があり、正面の隙間を腰をかがめて通り抜けると滝の前に出ることができる。
途中数人とすれ違って到着した滝の周辺は無人。
そういえば先の桑ノ木の滝も無人だった。
大混雑の那智とは大違いだ。
それほど落差のある滝ではないがここも美しくて見ごたえのある滝だった。
笹の滝 渓流 その1 |
笹の滝 渓流 その3 |
美しい渓流の音と景色に癒されMAX!
桑ノ木の滝とこの笹の滝は全く趣の異なるだきだけれど、どちらも甲乙つけがたい魅力的な滝だった。
奈良県の他の滝は駐車場から片道5時間とか6時間の情報をみて断念することにした。
ちょっと右往左往した感もあり、ナビの画面だけで次に向かう滝を判断するのは無理があるなぁと感じた次第。
やっぱり広域の紙地図は必須ですな。
(パサート以前からドライブ旅行は計画のないドライブがモットーなんですけどね)
道の両側をズラリと北山杉が続くクルマ一台が通るのがやっとな暗い山道の425号線を延々と走って尾鷲まで下って宿泊。
425号線はもう二度と走りたくないと思った。
混ぜもの疑惑のガソリンスタンド
あ、熊野の町の中でオープン記念でティッシュ5箱をもらってガソリン満タンにしたセルフのスタンド。
松本の行きつけのスタンドのハイオクよりも高いレギュラーの値段にビビッて思わずレギュラーを入れてしまったんだけど、大失敗。
パサートのエンジンは上り坂でカラカラとノッキングの悲鳴を上げた。
パワーが出なくて自動でシフトダウンするんだけれどそれでもスピードが乗ってこなくてノッキングの嵐。
壊れるんじゃないかとホントに不安になった。
あんな暗い山道でエンジン逝ったら笑えない。
帰りの伊勢でハイオクを入れたらノッキングはピタッと止まった。
過去にも数回ハーフ&ハーフでレギュラーを入れたことがあるけれど、これほどひどいノッキングは経験したことがない。
オープン記念で混ぜ物サービスまでしてたんじゃないの?ってくらいひどいレギュラーだったんですけど・・・
3日目に続く・・・
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