岡谷スカラ座で映画F1/エフワンを鑑賞-滝とグルメとスロードライブ

フォーミュラーワングランプリ

フジテレビがフォーミュラーワングランプリレースを放送していたのはいつ頃でしょうか。
Google先生にお伺いを立てたら”地上波での放送は1987年から2011年まで”とのことでした。
地上波で放送を見ることができなくなってからもう14年も経つんですね。

地上波で放送されていた当時は日曜日の放送をよく見ていましたが、残念ながら富士スピードウェイや鈴鹿サーキットまで行ってナマで見たことはありません。
有料放送に課金して見るほどのマニアではないので長らくF1グランプリレースというものを見ていません。

セナ、プロスト、マンセルが活躍した頃が一番熱心に見ていたように思います。
私はクールなプロストやセナより、感情をむき出しにするナイジェル・マンセルのファンでした。
ウィリアムズ・ルノーでキャメルカラーのマシンをドライブしていたマンセルが大好きで、当時は吸っていたタバコをわざわざキャメルにして、パッケージを集めて黄色いキャメルTシャツを2枚ゲットした記憶があります。

黄色いキャメルTシャツ

赤白のマルボロカラーのマクラーレンをドライブしたセナとプロストの激闘も忘れられません。
赤い車と言えばフェラーリのニキ・ラウダとマクラーレンのジェームス・ハントの激闘もあり、映画にもなっています（見てない）。

F1（エフワン）

そんなフォーミュラーワングランプリレースを題材にした最新作映画、”F1（エフワン）”を見に行ってきました。

F1/エフワン　ポスター画像

実はブラッド・ピットの映画はそれほど多くは見たことがありません。
割と記憶に残っているのはオーシャンズシリーズとかMr.&Ms.スミスあたりですかね。
トム・クルーズよりひとつ歳下の同世代ですが、あまりバリバリ主役で活躍しているイメージがありません（失礼）。

そのブラッド・ピットが制作に関わったF1/エフワンを、岡谷スカラ座で見てきました。
本当は設備が新しくて音響に優れるイオンシネマあたりで見たかったのですが、市内のイオンシネマ、アイシティーシネマ、シネマライツともに夜間遅い時間帯の開始だったため、13:00開始のスカラ座を選択しました。
県内でいち早く3Dを取り入れ、アバターを3Dで上映した映画館ではありますが、やっぱり音響は迫力に欠けて少し残念でした。

ツッコミどころが多いストーリーではありますが、よくできた作品だと思いました。
2位と3位で並走してトップのクルマを追い詰めるシーンは迫力があって最高でした。
最近のドライバーたちの顔を認識できないので、どれが誰だったのかよくわかっていませんが、ちょっと写った角田くんはすぐわかりました。
過去のF1好きオールドボーイでも十分楽しめる良い映画でした。
こういう映画こそ劇場で見るべき映画だと思いますが、音響がショボかった・・・

イオンシネマは”Christie ヴィヴ・オーディオ”なるものを導入しているようなのですが、これはスクリーン８のみで、そのスクリーンでは現在鬼滅を上映している・・・
別に鬼滅をけなすつもりはありませんが、あれって最先端オーディオが必要な映画なんですかね？？
大人気で一番客が入るスクリーンで鬼滅をやりたいのはわかりますが、適材適所も必要！
ミッション・インポッシブルとかこのF1/エフワンこそ、最先端オーディオとハイフレームレートのスクリーンで上映するべきじゃないでしょうかね。
155分の長い映画ですが、子どもたちが買えるべき9時以降、日付をまたがず終了するくらいで1回上映を入れたらいいのに・・・

ちなみに、岡谷スカラ座のF1/エフワンは1日1回しか上映がありませんが、125席のスクリーン7は10名ちょっとしか観客がいませんでした。