ドアの開閉機構
パサート
現在入院中の愛車であるB7パサートや、代車としてお借りしているゴルフ6のドアは、3段階ストッパーになっています。
ドアを開くと、かろうじて乗降が可能な位置で一度ドアがストップします。
スーパーなどの駐車場で、隣に車が停車しているような狭いスペースに停めた場合は、いったんこの位置までドアを開け、そこからソロソロと相手の車にドアがぶつからないよう注意して、さらにドアを開いて降車する感じになります。
さらに外側へ押し開けると、倍くらいの角度が開いたところでもう一度ストップします。
隣に車がいないスペースに駐車できたときは、たいていこの位置までグッ、グッとドアを開いて乗り降りしています。
そこからもう一段押し開けると、ドアは完全にオープンな状態になります。
助手席への乗り降りを車外からサポートするような場合はともかく、運転席のドアをここまで全開にすることは滅多にありません。
ゴルフ6
この3段階ストッパーの仕組みは、ドアヒンジと一体になっていて容易に確認することができます。代車でお借りしているゴルフ6の写真で見ると、このような感じになっています。
続いて、2段目の状態です。
最後に、全開にした状態がこちらです。
写真は運転席のドアで、左側がボディーです。ドア側ヒンジの根本部分に、下向きの棒が突き出ています(黄色矢印部分)。オレンジの矢印が3つ付いている部分は扉側のパーツで、矢印のところがそれぞれローラーになっています。
扉側のローラーが付いたパーツがドアヒンジ側の棒を擦るように動き、棒がローラーとローラーの間の「くぼみ」まで来ると、カクッと引っかかって停止する仕組みになっています。ローラーが3個あるため、それぞれのローラーの間にあるくぼみ2箇所でいったん停止するわけです。
我が家のガレージは、ギアをニュートラルにしてサイドブレーキを外すと、即座に車が前進を始めてしまう程度に傾斜がありますが、ストッパーで停止しているドアは、自重で勝手に開いてしまうようなことがないくらい、ストッパーの保持力がしっかりと効いています。
Golf7のドア開閉
さて、ここからがブログタイトルの本題になります。
2段開閉
前々回、いったん愛車を引き取りにディーラーへ出向いた際、サービス担当者の方を待つ間に、セールス氏とショールームの新型「Golf 7(ゴルフ7)」を眺めながら雑談をしていました。何気なくドアを開けてみたときのことです。
「ん?」(私)
「あ、1度しか止まらないんですよ、新しいゴルフは」(セールス氏)
「本当だね。パサートは途中で2回止まるよね」
「そうなんです。ゴルフも今までのモデル(ゴルフ6など)は3段階だったんですけど、なぜか今回のゴルフ7は途中で1回しか止まらないんですよ」
2段になった分、ドアの開き自体は広くなっていて、パサートでいう1段目と2段目の中間あたりまで開きます。
フォルクスワーゲン乗り換えユーザーは要注意
「もう一回止まると思って開けたら、そのまま勢いよく行っちゃいそうで怖いよね」
「ゴルフ7が初めてのフォルクスワーゲン車になるお客様なら良いのですが、従来モデルからお乗り換えのお客様は、前の車の感覚と同じように開けてしまうと危ないので、ご納車のときに十分注意していただくようお伝えしているんです」
「このあたりで一度止まるはず」という感覚は、だいたいドアを開ける腕が覚えているものです。ちょっと坂になっている場所や、風に煽られたりしたときに、ここで止まると思った位置でストッパーが効かずにドアが全開まっしぐらになってしまったら本当に怖いです。ドアエッジをガッツリぶつけて傷つけるか、隣の車に「エクボ(ドアパンチの凹み)」を進呈してしまうか……。
ゴルフ7のドアストッパー機構が具体的にどういう構造になっているかまではチェックしてきませんでしたが、このような、地味ながらも非常に重要だと思えるユーザーインターフェースを変更してしまった理由は何でしょうか。やはりコストの問題なのでしょうか。
ゴルフ7オーナーの皆さん、ドアを開ける際はお気を付けあそばせ!
ドアの作りは高級感
ただ、ドア自体の「造り」自体はとても良くなっています。重量感があり、ゴルフ6は遠く及ばず、我が家のB7パサートよりもはるかに良い音(重厚な音)で閉まるのにはビックリしました。かなり開閉音にこだわりを持って造り上げたなという印象で、いわゆる高級車的なプレミアムな閉まり具合です。
セールス氏の店舗では「タングステンシルバーメタリック」が一番の売れ筋らしいです。従来のゴルフの定番だったシルバーよりも少し黒っぽく、引き締まった感じの非常に綺麗なカラーです。
もしパサートにあのカラーのラインアップがあったら、そちらを選んでいたかもしれません。まあ、一番欲しかったのは、日本のカタログにはない「赤」なんですけどね!
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