どうも、微妙な一時停止からの発進が気持よくない。
T字路や信号のない見通しの良い交差点で一瞬一時停止して速攻で交差する道路に左折して入り込むような場合、ブレーキペダルをグッと踏み込んで車が停止した瞬間にエンジンがストップする。
停止するのと同じタイミングで左右からのクルマの流れが無いことが確認できれば、そのままアクセルを踏み込んで交差する道路に侵入して走り抜けて行きたい。
エンジンが完全に停止した状態からの発進では何も問題がないのだが、停止したのとほぼ同時くらいにアクセルを踏み込むようなタイミングになった時、エンジンは再始動するのだが回転が上がらずクラッチもつながらない状態でクルマが動き出さない、という状況をこのところ何度も経験している。
パサートではなかった現象だ。
同じ経路を利用して通勤しているので、代車のゴルフとパサートの挙動の違いが結構はっきりと確認できる。
右方向からクルマが来ているけれど、今侵入すればそのクルマの進行を妨げることなく左折して進行できるというような状況で発進しようとしてアクセルを踏み込んでも、クルマが動き出さない。
これはちょっと怖い。
感覚的にはアクセル開度にエンジンが全く反応しない時間が1秒とか2秒とかある感じだ。
このタイミングで「えっ?!」と思って更にアクセルを踏み込むとおそらくエンジン回転が急激に上昇してスキール音を伴う急発進につながるのだと思う。
交差点で普通に信号待ちで停車したあとの発進でこのような現象が出ることは無い。
ブレーキを踏んでクルマが完全に停止したのと同時くらいのタイミングで発信しようとしてアクセルを踏み込んだ時限定の挙動だ。
信号が無く、優先道路に直交する一時停止標識がある交差点は田舎道では少なくない。
一時停止、即発進のケースは結構あちこちであるだけにちょっと怖い。
エンジン再起動の瞬間にハロゲンのヘッドライトや室内のイルミネーションが一瞬暗くなる。
ハザードランプのボタンイルミネーションなどはほとんど消えて再点灯するので、再起動次の目障り感は半端ない。
バッテリーの容量不足なのだろうか。
はたまた、絶対的トルクが少ない事による”仕様”的な挙動なのだろうか。
あるいは、1,400回転くらいまでは全然トルクが乗ってこない超ひ弱なエンジンの宿命なのだろうか。
とにかく怖いので、一時停止標識にしたがって停止してエンジンがストップした場合、後ろからクルマが来ていようがいまいが関係なく、”イチ、ニッ!”と心のなかで掛け声をかけてからアクセルを踏むようにしている。
ちょっとタイミングを取ってやることでスムーズに再始動して発進が可能になる。
う~ん、こんな気遣いをしなくてはならないクルマはホントはあまり乗りたくない。
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