我が家のパサートヴァリアントですが、ウォーターポンプの交換のため6月22日水曜日の夜にディーラーへ入庫し、翌23日夜に引き取りで交換が完了しました。
去年の車検時に「キーン」という異音クレームで交換したパーツですが、先日の12か月点検で漏れ跡が見つかり交換になったものです。
交換パーツの保証は1年ということで、今回の交換は無償で行われたため「ご請求金額」はゼロ円でした。
交換されたウォーターポンプ
太めのベルトの上側に見えるのがウォーターポンプです。
なんだかベルトも新しく見えますが、部品リストに載っていないので再利用かもしれません。
ちなみに「VWの規定で一度外したねじは再利用できないことになっています」と以前聞いたことがありますが、今回の部品表にあるスクリュー3本に取り付けネジが含まれていると思われます。
少し引いて撮った写真です。
左側がエンジンルームバルクヘッド、手前の水色の蓋の円形タンクはクーラントリザーバータンクです。
このタンクとエンジン手前を横に通っている2本の太いパイプの間の隙間に見えているのがウォーターポンプです。
こいつを交換するということはラジエターと接続するパイプもいったん取り外すことになるため、クーラントも入れ替えになるはずです。
というか、受付時に「クーラントも交換になります」と言っていたのですが、ん~、部品リストに載っていませんね…
ゴツいエンジンマウント
先日の定期点検でウォーターポンプ交換宣告のあと、自宅に戻ってポンプの所在を確認するために撮った写真です。
この物体とエンジンの接合部が黒く油が染みたようになっていたので、最初はこれかと思ったのですが、交換後の引き取り時に聞いてみると、これはエンジンマウントだということでした。
黒い油染みのように見えたのはマウントゴムそのものだそうで、確かにこの隙間から指先を突っ込んでこすってみたものの、指先には何も付着してきませんでした。
それにしても、小さいエンジンサイズのわりに大きなマウントですね。
今回の代車
黒のTiguan 2.0TSI Leistung 4MOTIONだったのですが、2日とも雨で写真も撮らずに返却してしまいました。
かろうじてインパネだけ撮影できました。
走行距離は3,717kmで、まだまだ新しい車体です。
ディーラーで乗り込む時にまず感じたことは、「シート位置高っ!」でした。
パサートはヨイショと腰を下ろして座り込む感じですが、ティグアンはちょっとつま先立ちして腰を持ち上げてシートに乗せる感覚です。
シートの位置や高さを調整するとボンネットがほとんど見えないのはパサートと一緒です。
車高が高いのを別にすれば、幅も長さもパサートより一回り小さい感じで、取り回しに不都合は何もありませんでした。
B7パサートより170kgほど重いためか、いつもの帰宅路の長い登り坂でアクセルを床まで踏みつけてみましたが、非力なB7パサートに対する大きなアドバンテージは感じられませんでした。
そしてエンジン音は容赦なく車内へ入り込んできて騒々しい印象です。
パサート引き取り時の担当M氏との会話です。
M氏:「どうでしたか?ティグアン」
私:「う~ん、うるさいね。」
M氏:「パサートとそういうポイントは比較しちゃいけない性格のクルマですからねぇ」
私:「まぁそうなんだろうけど。滝めぐりに行くときとかああいうタイプにも興味あるんだけど、街乗りではきついね」
M氏:「パサートで山道もいかれるんですか?」
私:「行く。下回り擦りそうな林道とか入って行っちゃう。」
M氏:「えぇぇ~、枝でボディーこすったりしちゃうんじゃないですか?もったいない!」
私:「あまり気にしない。そりゃ、SUVと2台持ちならいいなぁと思うけど、そんな余裕ないし。」
さて、TiguanのホイールベースはB7パサートより10cmほど短いです。
Golf VIIハッチでさえ2,635mmあるのに、Tiguanのそれは2,605mmで3cmも短いです。
時間が無くて試せませんでしたが、このサイズでは車中泊で足を伸ばして寝ることは無理そうです。
そして乗り心地について。
Golf VIIに負けず劣らずの強いピッチングを感じる場面が多かったです。
舗装路面がよく整備された都会の道路や高速道路なら問題ないのでしょうけれど、荒れた地元の国道(酷道)では日常の足としてはつらいなぁというのが正直な印象です。
履いていたタイヤはBridgestoneのDueler H/Pでした。
ノイズはそれほど耳障りではなく、乗り心地も悪くありません。
H/Pはハイパフォーマンスの略らしいのですが、トレッド面の柔らかさが自分は好きではありません。
ステアリングをクィッと切った時にタイヤが動き出すまでに一拍半ほどの遅れがあり、カッチリ感がないのです。
常々思うのですが、新車購入時にタイヤチョイスができるようにして欲しいものです。
もちろんこだわりがないユーザーさんにはメーカー推奨タイヤで良いのでしょうけれど、「コンチのロードノイズは嫌い」とか「BSはヘタリが半端ない」とか「ピレリはサイドウォールのヒビワレがひどい」とか、好みと文句が多いユーザーには銘柄指定オプションをつけてくれると嬉しいのですが!
燃費は良くありませんでした。
たった1日、いつもの道をトータル40km程度走っただけなので確かなことは言えないのですが、街乗りでリッターあたり7km~8km(エアコン使用)というところでしょうか。
停車時のアイドリングストップ機能が無く、DSG7速ですが街中60km/hでは6速までしか上がらないこと、車重が重い2,000ccエンジン、4MOTIONなどが燃費に影響しているのでしょう。
諸元比較表を使いまわして、TiguanとB7/B8パサートを比較してみました。
| パサートヴァリアント TSI Comfortline | NEW Passat Variant TSI Comfortline | Tiguan 2.0TSI Leistung 4MOTION | |
|---|---|---|---|
| 全長(mm) | 4,785 | 4,775 | 4,430 |
| 全幅(mm) | 1,820 | 1,830 | 1,810 |
| 全高(mm) | 1,530 | 1,485 | 1,710 |
| ホイールベース(mm) | 2,710 | 2,790 | 2,605 |
| トレッド前/後(mm) | 1,545/1,545 | 1,585/1,570 | 1,550/1,550 |
| 最低地上高[空車時](mm) | 130 | 130 | 170 |
| 車両重量(kg) | 1,470 | 1,510 | 1,640 |
| 乗車定員 | 5 | 5 | 5 |
| 最小回転半径(m) | 5.3 | 5.4 | 5.7 |
| JC08モード (km/L) | 17.6 | 20.4 | 11.5 |
| 燃料タンク容量(L) | 70 | 59 | 63 |
| エンジン型式 | CAX | CZE | CCZ |
| ボア x ストローク(mm) | 76.5×75.6 | 74.5×80.0 | 82.5×92.8 |
| 総排気量(cc) | 1,389 | 1,394 | 1,984 |
| 圧縮比 | 10.0 | 10.0 | 9.8 |
| 最高出力[ネット値] kW(PS)/rpm | 90 (122) / 5,000 | 110(150)/5,000‐6,000 | 132(179)/4,500‐6,200 |
| 最大トルク[ネット値] Nm(kgm)/rpm | 200 (20.4)/1,500‐4,000 | 250(25.5)/1,500‐3,500 | 280(28.6)/1,700‐4,500 |
| トランスミッション | 自動7段(前進)1段(後退) | 自動7段(前進)1段(後退) | 自動7段(前進)1段(後退) |
| 第1速 | 3.764 | 3.500 | 3.526 |
| 第2速 | 2.272 | 2.086 | 2.526 |
| 第3速 | 1.531 | 1.342 | 1.678 |
| 第4速 | 1.121 | 0.933 | 1.028 |
| 第5速 | 1.176 | 0.973 | 0.788 |
| 第6速 | 0.951 | 0.777 | 0.760 |
| 第7速 | 0.795 | 0.653 | 0.634 |
| 後退 | 2.045 | 3.722 | 2.789 |
| 最終減速比 | 1‐4速:4.437/5‐7速:3.227/後退:4.176 | 1-4速:4.800/5-7速:3.428/後退:4.500 | 1,4,5速、後退:4.733/2,3,6,7速:3.944 |
| フロントサスペンション | マクファーソンストラット(スタビライザー付) | マクファーソンストラット(スタビライザー付) | マクファーソンストラット(スタビライザー付) |
| リヤサスペンション | 4リンク(スタビライザー付) | 4リンク(スタビライザー付) | 4リンク(スタビライザー付) |
| フロントブレーキ | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
| リヤブレーキ | ディスク | ディスク | ディスク |
| 使用タイヤサイズ | 215/55 R16 | 215/55 R17 | 235/55 R17 |
| 車両本体価格 | 3,520,000 | 3,789,900 | 4,199,000 |
M氏は「トゥアレグはお値段がちょっと高くて代車として用意するわけにはいかないんですよね~」と言っていました。
600万円超えのクルマはさすがに代車はないだろうと思いますが、ティグアンも十分高いですね!
もっとピッチングを抑えるサスペンションチューニングを真剣にやって、バルクヘッド回りやホイールハウスの防音対策を徹底してくれないと、とてもこの金額を支出する気にはなれないなぁ~と感じました。(いやいや支出するものが無いって話ですが…)
それに、真横から見ると前後のタイヤともキャビン側に寄り過ぎな印象です。
もっと前後ぎりぎりまでタイヤを持っていくべきじゃないかなぁと思って調べてみると、どうやらこのTiguanはモデル末期らしく、MQB共通プラットフォームのニューモデルがすでに去年発表されていて、今年春からヨーロッパで展開が始まるらしいと書かれていました。
幅と長さはB8パサート並みでホイールベースは2,681mmだそうです。
ホイールベースをけちるならサスペンションを奢ってほしいですね!(いやいや、だから買うつもりは全くありませんが)
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