予定通りなら愛車のクロパサは名古屋あたりのVGJセンターに居るはずで、後部内装は引っ剥がされ左足回りを中心にパーツをとっかえひっかえされているに違いない。
愛車長期入院の話をすると誰もが”治らなかったらどうするの?”と聞いてくる。
それを一番聞きたいのは自分なのだが・・・
クルマ通勤片道20キロ、1か月近くほぼ毎日B8パサートを転がして既に走行距離は千キロ越え。
色々な部分が気になってきた。
B7パサートより明らかにコストダウンを狙って変えてきたんじゃないかという匂いがプンプンするのが動きモノの制御だ。
例えばヘッドライト。
B8パサートのツブツブヘッドライト |
というか、これもB7パサートのオプションとは名ばかりの強制選択装備だったバイキセノンと同じ手口なんだろうか。
それはともかく、このヘッドライト、B7のバイキセノン同様コーナリング時にコーナーの内側に向きが変わるダイナミックコーナリングライト機能に加えてオートレべライザーも装備なのだが、この動きがなんとも気に入らない。
B7のダイナミックコーナリングライトはステアリングの切り込みに応じてスムーズでリニアに光軸がコーナー内側に向かって動いていく。
一般的なサーボモーター制御的な動きだ。
B8の場合はカーブに向かってステアリングを切っていくと、カクッ、カクッ、カクッと段階的にコーナーの内側に向かって光軸が移動する。
オートレべライザーも同様で、信号停止で車速を落として前車に接近すると、ガガッ、ガガッ、ガガッ、ガガッ、と段階的に小刻みに光軸が下がるのがハッキリわかる。
どうってことないと言っちゃえばそれまでだ。
ただ、B7のヘッドライトに慣れていると、B8のそれは1回の「カクッ」の移動量が大きめなので次の移動までの間隔が微妙にタイミングが遅くて、それが気持ちよくない。
サーボモーターからステッピングモーターに変えたのかなぁなんて思ってみたり。
ステッピングモーターは必要な数のパルスを入れておけば位置決めができるのでフィードバックで位置制御をしなくて済むのが一般的だからコストが安くて済む。
コストダウンには好都合だ。
もうちょっとスムーズに角度と速度を制御すればいいのにね。
ACCオンだと極低速から車線を識別してステアリングを操作してくれる。
もちろん、あくまでもアシストであって自動運転ではないので手放ししていると警告とともにステアリングアシストはオフになるが。
この時のステアリングの切り方が、やっぱりリニア感に欠けるクイッ、クイッという癇に障る力の掛かり方なのだ。
むかしむかし、仮免練習中に助手席に乗った親父が横からステアリングに手を掛けて
”もっと切って!”
なんて光景がフラッシュバックしたりする。
また、前を走るクルマに追随して走行中に前車が車速を落としてもすぐには検知しない感が強い。
なので結構前車に接近してからかなり強めのブレーキが掛かることが多い。
ACCでのブレーキングを待てずに(ぶつかりそうで怖いから)自分でブレーキペダルを踏んでしまう事も少なくない。
この傾向はACCのモードをエコ、ノーマル、スポーツのどれに設定してもあまり変わらない。
以前代車で出てきたゴルフ7ハイラインのACCもきつめのブレーキを掛けていたがそれよりもっと遅くて急なブレーキングなのだ。
「代車のゴルフ7でACCを試してみた」
DSGのコントロールソフト同様、
”危ないんじゃない? 怖いよ”
っていうユーザーの声が多く上がれば安全方向に振ったプログラムにバージョンアップされるんじゃないかな。
(あ、DSGのコントロールソフトの件は3速から2速へのシフトダウン時のショックがかなり大きくなる事がある現象で、確か5月の車検あたりのバージョンアップで顕著になったものだ。何度か入庫のたびに点検を依頼していたが”現象確認できず”で戻ってきていたんだけれど、複数の顧客から同様のクレームが上がってメーカーが現象を確認し対策バージョンがリリースされたらしいという話。
「これが最後と願うパサート入院の代車はB8パサート」)
さて、当地でも昨日は雪が降った。
積もるほどではなかったけれど一時は吹雪状態でどうなることかと心配になった。
代車のタイヤは夏タイヤ。
来週末になってもクロパサが戻ってこないようなら代車のタイヤをスタッドレスに変えてもらわなくっちゃね。
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