前回のパサートの入院は「今回の代車はGolf7 TSI ConfortLine」に書いた通りでシルバーウィークの1週間前だった。
シルバーウィークはロングドライブの予定を入れていたので、もう1週間くらい入院を延長してほしいという担当M氏の申し出を丁重にお断りしてシルバーウィーク前夜の金曜日にいったん引き取った。

そのあと10月に一度再入院予定の打診があったのだが、体育の日を含む三連休を間に挟む予定だったためリスケをお願いした。

先週ようやくM氏から11月3日の入庫でどうでしょうという電話があってこれを了解して今日の入庫となった。

メインの課題はリアセクションからのゴトンゴトン音。
怪しいと睨んで左リアサスペンションのアームを交換したが音が収まらなかったという状態で一旦引き取ったもの。

あとは
寒くなって音量アップしたメーターパネルとその周辺のガタツキ音。
右リアドア下のコトン音(再発)。
発進時の1速シフトショックと減速時の2速シフトダウンショック。
6月で保証の3年は過ぎているが、どれも車検前から引きずっていて完治していない症状だ。

ちなみにシフトショック問題は他にも複数の(どれくらいの数かわからないが)ユーザーから同じ症状の報告があり、メーカーが対策ソフトをリリースしたらしい。

”シフトショックの件はメーカーがコントロールソフトの修正版をリリースしてきました。”
「グッドタイミングじゃん。バージョンアップってこと?」
”バージョンアップです。一人のお客様の声ではなかなかメーカーも動かないんですが、Oya-Gさんと同様のシフトショックに関するクレームが複数上がったらしくて、メーカーも対策したようです。”
「だっから言ったじゃん。この前のバージョンアップで現象が出るようになったんだから他にも同じ不具合出てる筈だって。ディーラーの横の繋がりで現象報告がないか確認してって言ったでしょ!」
”おっしゃる通りです”

ホント、連携悪いなぁと思う。

これに加えて今回、助手席側ヘッドライトカバーの無数の縦方向のスジについて対応の検討を依頼した。
ドライバーズシート側のヘッドライトカバーの異常については「パサートのヘッドライトが変なことになっている」に書いた通り。
こちらは無数の点状の傷?だったが、今回の助手席側は同じ無数だが点状ではなく縦縞。
アクリルカバーの表面とか内面とかの傷ではなく、素材そのものが変性している感じだ。

保証期限は切れているので対応は微妙なのだが、これは日焼けによる曇りとかいう問題ではなく製品品質の本質的な不具合。
状態は異なるものの1年で右も左もこんな状態になるのはちょっと許せない。
(写真撮ってなかったのが悔やまれる~)

ヘッドライトのアッセンブリ交換、ん万円でしょ?
そりゃぁないよなぁ~


今回の退院予定日は11月8日の日曜日。
”全部しっかり治したうえでお返ししたいと思いますので、8日返却が無理なようでしたらあらかじめご連絡させていただきます。” (M氏)
「治る見込みあるの?」 (私)
”治しますっ!”


M氏、きっぱりと言い切ったけど、どうなんだろうなぁ・・・


そんなわけで今回の代車はなんとNewパサート。
走行距離750Km程度でまだ新車のカホリがプンプンする。
前回、前々回と続けてレンタカー代車で
「調子が良くないくたびれた”わ”ナンバーの代車に1週間も2週間も乗らなきゃいけないストレスわかります?」
とちょっと文句を言ったので気を遣わせてしまったか。


代車 B8パサート
代車 B8パサート
これは「ハーバードブルーメタリック」なのかな。
発表当初、ボンネット先端の太いクロームモールやライトデザインなどが気に入らなくて「新型パサートバリアントの諸元を比較してみた」でなんだかなぁと書いた。

ただ、実写を眺めてみるとそれほど違和感もなく、これはこれでまとまっている感じ。

買い換えたくなっちゃったらどうしようなんて思いながら、ついつい高ボッチ、美鈴湖、アルプス公園、光城山、長峰山などを走り回ってしまった。

結論、ときめかない。
良かった、ホッ。

出足の悪さが致命的。
B7パサートは味粗削りなところがあって、発進時に不用意にアクセルを踏み込むと容易にホイールスピンする。
これはある意味、操作に対してダイレクトにクルマが反応しているとも言える挙動であって、それを踏まえて運転すれば何も支障はない。

B8の発進はダルだ。
CVTかと思うほどにアクセルの開度とタコメーターやスピードメーターがリンクしない。
いや、CVTならアクセル開度とタコメーターはリンクしていてスピードがリンクしないから、あれとも違う。

アクセルペダルを踏んでもスッと回転が上がらないのだ。
一拍、二拍遅れてじわじわとタコメーターの回転が上がり出す。
なので、信号発進で出足の良い小型車にスゥーとおいて行かれる。

で、アクセルペダルを踏み増すと回転が上がり車速も上がり始めるのだが、2,000回転から3,000回転あたりの3、4速がかなり心地よくないエンジン音とバイブレーションを伝えてくる。

排気量は同じ1,400ccながら新エンジンで20馬力、5kgmもスペックアップしているのだが、音が良くない。
B7のCAXエンジンもそんなにいい音がするわけじゃないけど一応ツインカムっぽい音がする。
B8のCZEはなんだがゴボゴボこもった音がする。

もっとも、スペックアップは伊達ではなく、車速がのっている時の2,500回転あたりからフルアクセルはそれなりに元気にエンジン回転も車速も上がっていく。
ただ発進時のモッサリ感がその先の元気さを全く感じさせないので、結果的にパサートは今まで以上にオジサンのクルマな印象が強くなっている。

水曜日から金曜日、いつもの仕事の往き帰り道を走る。
発進のもたつき一点をもってこいつに替えたい感はゼロでひと安心のB8パサートをもう少し楽しんでみたい。




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