出窓の結露対策としてYKKのプラマードU内窓を設置した

2025/11/28

ライフ 結露対策 住まい 内窓

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結露対策

2つの出窓に行った結露対策

我が家には2つの出窓があります。
以下に去年の結露対策の事を書きました。

”閲覧注意!” 窓に残るカビだらけの結露対策残骸両面テープ
両面テープの残骸剥がしOLFA GスクレーパーSlim 232B
結露対策でプチプチシートを貼った

古いプチプチを剥がして結露でカビだらけになった両面テープの残骸をきれいに剥がして新しいプチプチを貼り直したのが去年の10月のこと。

貼り直したプチプチはそれなりの効果を発揮してくれましたが、プチプチの表面にやっぱり水滴がそれなりに付着するのは避けられません。
プチプチ自体が凸凹しているので結露した水滴が流れ落ちる事はなく、窓の下の方に流れ落ちて貯った水でビチャビチャになることはありませんが、対策できないサッシレールには水が溜まって真冬の早朝はカチカチの氷になるのは相変わらずでした。

住宅施工会社に相談

今年の夏、別件で擁壁や基礎にいくつかのひび割れを発見して、我が家を施工した住宅会社に20年以上ぶりくらいに連絡を取って点検をしに来てもらいました。
基礎のひび割れは表面のモルタルに発生したもので基礎のコンクリートまでは達しておらず、擁壁のヒビも現状は軽微で問題ない模様で一安心。
ついでに屋内のあちこち気になる部分を確認してもらい、ついでに出窓の結露についても聞いてみたところ、補助金を使って内窓を付けたらどうですかという提案をもらいました。

内窓設置の見積もり

早速見積もりをお願いしました。
2箇所の出窓に内窓を設置する工事の費用が約25万円、結露でボロボロになっているリビング出窓周辺の修復が10万円ほどで、支出額は約35万円。
これに対して国の”先進的窓リノベ補助金”が約12万円、松本市の補助金が3万円弱で、実質支出額は20万円ほどということになりました。

少なくない出費ですが、さらなる結露の影響でこれ以上窓周辺がボロボロになっては困るので、修復&内窓追加をやってもらうことにしました。

工事

現調はほとんど無し

見積もり作成時に出窓部分の採寸が終了しているため、追加する窓枠や窓などはすべて対応寸法に調整済みでした。
まるでプラモデルを組み立てるかのように、バラバラの窓枠を元々の窓枠にネジ止めしていき、出来上がった内窓枠に加工済みの窓をポンポンとハメていく感じです。
ガタツキや動きを微調整して、工事は各出窓がそれぞれ1時間ほどで終了しました。

1階の出窓

1階の出窓です。

1階の出窓
1階の出窓

内窓の向こう側に今までのカーテンがそのままぶら下がっています。
そのカーテンの向こう側が元々の出窓のガラスです。
当初カーテンは内窓より室内側に移動させるつもりでしたが、なんだかこのままでも良いかなと言う気になっています。
 カーテンは毎朝開けて夕方には閉めるので、朝晩内窓の開閉をするのですが、最近寒くなって来てからは内窓を開けてカーテンに手を伸ばしたときの空気の冷たさを強烈に感じるようになりました。
今までこの冷気が部屋の中にそのまま広がっていたのかと思うと、今更ながらゾッとしました(寒さだけに・・・)。
窓の直ぐ側に立っても屋外の冷気は感じず、結露もさることながら断熱効果の高さに改めてビックリしました。

2階の出窓

2階は左右が斜め窓で上から見たら台形に張り出している形の出窓です。

2階の出窓
2階の出窓

植木鉢を並べられる程度の出窓にメラミンボードが張ってあります。
冬は強烈に寒く、1年を通して西日が差し込む窓なので、あまり植木鉢を置くのに適したエリアとは言えません。


出窓の右側
出窓の右側

出窓の左側
出窓の左側

資材について

YKK apのプラマードU

取り付けられた内窓はYKK apのプラマード Uという製品です。

プラマード U(YKK apサイト)
断熱効果が高い製品ですが、”結露は完全になくなることは恐らくないです”と施工会社の担当者に釘を刺されました。

カラーバリエーションとガラスタイプ

1階リビングのL字型出窓は2面それぞれが2枚建、2階自室の出窓は4枚建てです。
カラーバリエーションは6種類ある中から”ナチュラル”を洗濯しました。
元々の建具の色がナチュラルに近い色なのでこれを洗濯しましたが、ほとんど違和感がありません。

ガラスは2枚仕立てのLow-E複層ガラスで、西日が当たる側は”断熱”でガラス色は”ブロンズ”、南側は”遮熱”(ガラス色はブルーのみ)をチョイスしました。

断熱効果

当初の想像を超える断熱効果を体感しています。
自室は窓の工事を機に模様替えをして出窓の前にベッドを置いてみたのですが、夜間ベッドに居て窓からの冷気は一切感じません。

窓を触っても冷たい感じは無く、むしろ周囲の壁のほうがヒンヤリとしているくらいです。
自室の出窓は西側の壁の8割くらいを占めているので、この冷気遮断による暖房効率化が大いに期待出来ます。

結露対策効果

結露は担当さんが言われた通り、完全には解消していません。
ただ、空気清浄機の加湿機能を一晩中フル稼働させて湿度を50%以上に保った状態でも、朝窓を見るとうっすら微細な水滴が張り付いている程度で水滴が粒になって流れるような状態にはなっていません。
加湿器を使い始めると、最低気温が氷点下になることがたまにあるこの時期でも朝はビチャビチャになっていたので、確実に効果は出ていると思います。

今後に期待

一番寒く一番結露がひどくなるのは年が明けて1月から2月です。
この時期の結露がどうなるのか、期待半分不安半分です。
毎朝日課の結露の窓&窓枠拭きをやらなくて良くなることを期待しています。

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