モバイルバッテリーの発火事故多発で考える-滝とグルメとスロードライブ

モバイルバッテリーの発火事故

家電Watchの記事

最近モバイルバッテリーの発火事故に関するニュースをよく目にしま。

家電Watchでも最近関連する記事の記載がありました。

モバイルバッテリーの事故増加　10年で7倍に　（By Impress 家電Watch）

元ネタはNITE（独立行政法人製品評価技術基盤機構）が10月31日に公表した「2024年度事故情報解析報告書」なので、１ヶ月ほど前の情報です。

消費者庁の注意喚起

消費者庁からも注意喚起が出ています。

リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう　（消費者庁）

製品形状がモバイルバッテリーとは異なることから安易に扱われがちなハンディーファンなど、発火危険性があるリチウムイオン電池が使用されている製品は身の回りに沢山あります。

充電しっぱなしで放置したり、落としたり、ぶつけたり、色々注意が必要です。

身近な製品

幸い無ことに身近なところでの事故は起きていませんが、古いスマホのバッテリーがパンパンに膨れ上がってかなり危険な状態になっていたことはあります。

【スマホの電池がパンパンに膨れ上がっていた】

このように明確な状態の変化があれば気が付きやすいですが、特に外見に変化がないまま突然発火したりすると怖いです。

我が家の対策

夜間充電をやめる

我が家にも複数のモバイルバッテリーがあり、主に外出中のスマホの充電に使っています。

繰り返しニュースで話題になる発火事故を受けて、以前にやっていたモバイルバッテリーの夜間充電をやめ、同じモデルを使っている相棒にも夜間充電をやめるように伝えていました。

また、１年以上前からスマホ自体も夜間に充電器に繋いだままにしないようにしています。

見える場所で充電を終える

デジタルカメラのバッテリー、Hikokiの電動インパクトドライバーやドリルドライバーのバッテリー、防犯カメラ監視用の古いスマホなど、いろいろなバッテリー搭載機器については、目に見える場所において充電を行い、その場所から離れるときは充電をやめて充電器に繋ぎっぱなしにしないよう注意しています。

継ぎ足し充電になってしまいますが、不在状態で充電中の発火が起きたら火事になりかねないので注意し過ぎるということは無いかと思っています。

手元のモバイルバッテリーの確認

メインで使っていたモバイルバッテリー

相棒とセットで２個買ったモバイルバッテリーがあります。

RAVPOWERのモバイルバッテリー

滝巡りなどで山歩きをしていた頃はスマホのバッテリー切れ対策としていつも携行していたものです。

最近は山歩きをしていないので、車載のUSBファンの電源等として使ったりしていました。

購入したのはアマゾンなので購入履歴を確認してみました。

モバイルバッテリーの購入履歴

なんとなんと、10年以上前の購入でした。

充電（入力）はMicroUSB

PSEマークは無い

10400mAhで購入当時はかなりの大容量製品で値段は2,299円でした。

10年前のこの値段が高いのか安いのかよくわかりません。

出力はUSB-A 2ポート

怪しいバッテリー

何かのおまけでもらった様な気がする怪しいモバイルバッテリーがあります。

PQIのモバイルバッテリー

LEDライト機能装備

珍しいLEDライト機能を装備していて、マルイボタンを長押しすると点灯します。

PSEマーク有り

これは一応PSEマークが付いている製品です。

無料配布のモバイルバッテリー

コンピューター関連のイベントで無料配布されていたモバイルバッテリーです。

無料配布のモバイルバッテリー

充電状態を示すFL表示パネルが付いています。

ULマーク有り、PSEマーク無し

ULマークは、アメリカの「Underwriters Laboratories」という非営利機関が定めた安全規格に適合した製品に付けられる認証マークだそうです。

Google Geminiに聞いてみた

これら３つのバッテリーについてGeminiに聞いてみました。

製品	モデル名	容量	PSEマーク	安全性評価 (法規適合性)	総合的な推奨
1. (白)	RP-PB07	10400mAh	なし (画像上)	日本の法規不適合 (使用非推奨)	使用中止し、廃棄を推奨します。
2. (黒)	PB-105	5000mAh	あり	日本の法規適合 (安全基準クリア)	異常がなければ、安全な使い方を守って使用可能です。
3. (青)	IT810	2200mAh	なし (ULマークのみ)	日本の法規不適合 (使用非推奨)	使用中止し、廃棄を推奨します。