膨張したスマホのリチウムバッテリー
2022年4月に、内蔵バッテリーが膨らんできて使用を完全停止したHUAWEIのNova Liteの件を以下に書きました。
【スマホの電池がパンパンに膨れ上がっていた】
”もう廃棄処分ですね。”
と書きながら、そのまま雑多な物入れに放り込んで放置していました。
手元のリチウム電池などについては【処分が難しいリチウム系の電池】に書いた通り、処分が出来ずに放置状態なのですが、このスマホの内蔵バッテリーは裏蓋を強引に開けてみたらリチウムリサイクルマークが付いていたので、バッテリーが接続されているがフレキを外して電池を取り出し、ヤマダ電機へ持っていって他のリサイクル可能なバッテリーと一緒に回収してもらいました。
機能的には不具合がない端末でしたのでUSBケーブルで充電器に接続してみましたが、再起動を繰り返すばかりでシステムが起動しません。
バッテリーチェックでエラーになっての再起動でしょうね。
システムは初期化済みなのでそのまま廃棄しようかと思ったのですが、何気なく交換バッテリーの検索をしてみたらNova Lite対応の互換バッテリーが1,780円で売っていたのでちょっと買ってみました。
ROWAジャパンの互換バッテリー
互換バッテリーで有名どころのROWAジャパンの商品です。
1,780円で購入したROWAジャパンの互換バッテリー |
パッケージの中身 |
箱に入ったバッテリーと作業用の工具一式が入っていました。
バッテリーは取り出し済みだし、精密ドライバーは持っているので工具は不要だったんですが、バッテリー単体の商品は1,000円程度でやすかったのですが、製造元が怪しかったので無難な選択をしました。
密封されたバッテリー |
開封済みですが、電池は密封された袋に入っていました。
バッテリーの取り付け
そもそもこのスマホは廃棄するつもりだったので、何も考えずに膨張して浮き上がった裏蓋ウィ無理やり引き剥がし、バッテリーはフレキの途中をニッパーで切断して取り外しています(ヤマダ電機で回収済み)。
古いバッテリーは既に取り外し済み |
赤く囲った部分にビローンとくっついているのがバッテリーのフレキの残骸です。
ネジ止めされているフレキ固定パネルを外す |
2箇所でネジ止めされているフレキ固定用のパネルを外しました。
フレキはフレキ専用のコネクターに挿入するタイプに見えたのですが、ソケットに差し込むタイプでした。
差し込みコネクター式のフレキ |
上に引き抜くようにして外しました。
新しいバッテリーをコネクターにはめる前 |
バッテリーフレキのコネクターをはめたところ |
この状態でUSB充電してみたところ、ループ再起動で先へ進まなかった起動初期画面から先へ進むようになりました。
一旦電源を切って、フレキの固定パネルをねじ止めしました。
再起動
電源を入れ直します。
起動初期画面 |
EMUI起動画面 |
HUAWEIの独自OSEMUIが起動します。
言語選択画面が表示されました |
完全初期化済みなのでこの後Wi-FiやGoogleアカウントの設定などが続きます。
そして無事システムが正常起動しました。
起動後のバッテリー状態 |
システムが無事起動した直後のバッテリーの状態は59%でした。
一応両面テープで裏蓋を固定して普通に使える状態に戻しました。
何に使う
なにせこの端末、7年前のモデルでスペックは低いし、HUAWEIの独自OS(Androidベースですが)のため、この端末でできることはかなり限られます。何に使うか、特段目的もないまま新しいバッテリーを仕込んでしまうという本末転倒状態になってしまった感がありますが、Homeセキュリティーの監視端末とか、Alexaが使えればEchoShow的な使い方ができないかとか、ゆるゆる模索していこうかと思います。
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