ヒートショック対策にアイリスオーヤマのセラミックヒーターを購入-滝とグルメとスロードライブ

ショッキングな出来事

まだ50代のミポリンこと中山美穂さんがお風呂で亡くなられたというニュースはショッキングな出来事でした。
お酒がとても好きだったので飲酒後の入浴が原因ではないかとか、浴室まわりの寒さが原因のヒートショックだったのではないかとか色々取り沙汰されているようですが、一斉を風靡したアイドルの突然の亡くなり様にただただ驚くばかりです。
御冥福をお祈りいたします。

ヒートショック

さてさて、にわかにニュース等々で取り上げられているヒートショックですが、我が家でも同時期にちょうど話題にしておりました。

底冷えがする信州中部の盆地の冬は特に夜の寒さは厳しいものがあります。
我が家は全館空調ではないため、建物の北東角にあって風呂場に隣接する洗面所兼脱衣所はなかなかな寒さです。
若い頃は冬場も平然と風呂から上がってタオル一枚でのんびり髪を乾かしたりしていましたが、歳をとってくると段々とその寒さがこたえるようになってきました。
せっかく湯船にしっかり浸かって温まっても、脱衣所に出た瞬間に”ヒヤッ”とし、髪を乾かしている間にジワジワと体が冷えてくるのがやばいなぁ～と思うようになっていました。

そんなときにミポリンのニュースを目にして、これは早めに対策をとっておかねばならぬ！となったわけです。

アイリスオーヤマセラミックファンヒーター

我が家の脱衣所は3畳ほどの広さしか無く、化粧洗面台や靴などがザブザブ洗える深底シンクに加えて洗濯機も置いています。
洗濯機の横にはタオルなどを入れる棚があってその上に脱衣籠を置いています。
脱いだ衣服が滑り落ちて暖房器具に被さって加熱引火などという事が起きたら本末転倒ですので、できるだけコンパクトでより安全な暖房器具（だとおもう）を選んでみました。

アイリスオーヤマセラミックファンヒーター 1200W

アイリスオーヤマのコンパクトなセラミックヒーターでPCH-12B-Wという型番です。
アマゾンのタイムセールで4,720円で購入しました。

コンパクトでシンプルなセラミックヒーター

正面下に吹き出し口があります。
重量は2Kg程度で軽くて持ち運びは容易です。

背面フィルター

背面は比較的大きなカバーが付いていて、中にスポンジフィルターが収まっています。
カバーは脱着できます。
上部にハンドルがあるので、指先を引っ掛けて持ち運ぶことが出来ますが、貫通していないしツルツルしているため指先から滑り落ちてしまいそうです。
ここは貫通するハンドルにして欲しかった。

本体上部の切り替えスイッチ

本体上部に回転式の切り替えスイッチが付いています。
送風、弱（600W）、強（1200W）の３段階切り替えになっています。
暑い夏場は”送風”モードが活躍しそうです。

温かいのか

使ってみました。
600Wだと送風口の直ぐ側に足を置くと暖かい風を感じますが、１メートル離れると全く風を感じません。
風量がかなり弱めです。

1200Wにすると１メートルでかろうじてやんわりとした温かい風を感じる程度です。

もう少しあたたかい風がガンガン吹き出すのを想像していたので、ちょっと想定外の弱さです。

入浴前に1200Wで運転を開始し、５分～１０分程度してからお風呂に入って、お風呂から出てくる頃には脱衣所がほんのりあたたかくなるといった感じです。

まぁ5,000円しなかったのでお値段なりという感じでしょうか。

転倒防止

転倒防止機構は昔のように底面に飛び出す棒が付いているようなタイプではなく、おそらく内部に傾斜センサーがあるのだと思います。
本体をただ持ち上げただけでは発動せず、意識的に斜めにしていくと電源が切れます。
正立させて電源を入れ直せば再び使用可能になります。
なので、何らかの方法で壁にぶら下げて設置しても使えそうです。
加熱防止機構も付いているようなので、万が一送風口を衣類やタオルなどが塞いでしまってもなんとか安全を保てるのかもしれません（試せませんが）。

送風口からの風が床に向かって下方向に吹き出す感じなので、壁に取り付けたらいい感じで温風を感じることができるのではないかと思案中です。

なお、2,000円くらい追加すると上位モデルで”大風量”をうたうモデルがあるので、そちらの方が実用的かもしれません。