目が痛くて耐えられない
【目の痛みがひどくなったので眼科を受診しました】
に書いたとおりです。
初めて訪れた地域の眼科で親身な診察を受けることが出来ず、体よく総合病院へ放り投げられた感じでした。
その時に、一応目薬を出しておくからといって処方されたのがこちら。
シアノコバラミン点眼液 |
効能は「ビタミンB12剤で、目の調節を行う筋肉の働きを活発にし、目の疲れを改善します。 通常、調節性眼精疲労の微動調節の改善に用いられます」となっていて、まぁ疲れ目に効くビタミン目薬のようなものだと思います。
私の症状を改善するような効能は何も無い目薬です。
そういう症状ではないことを何度も説明しましたが、医師はあまり聞いていないようでした。
初見で自分の診断を患者に伝えて、それに対して患者が何を言ってももう一度見直すとか診察し直すということをしない医者って、だめですよね。
CT検査
紹介状を書いて渡され、総合病院へ行ってまたまぶたを散々ひっくり返され、CTを撮りました。
専門医の読影結果が出るのは数日後ということで、私の都合もあって2週間後の予約を取り、その間使って観るようにと別の目薬が処方されました。
リンデロン点眼液 |
効能は「合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、炎症による目、耳、鼻のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します」と書かれています。
要は、何らかの炎症によるものであれば緩和する可能性があるだろうということだと思います。
光が当たらないよう保管する必要がある点眼液で茶色い袋に入っています。
CT検査の結果
2週間後、CTの結果を聞きに再び総合病院の眼科へ。結果、CTに現れるような不都合なものは何も無いという診断結果でした。
ステロイド剤のリンデロン点眼液では何も症状が改善しなかったことを医師に伝えました。
改めて、”何かあるようだ”という箇所を確認してもらい、前回と変わらずまぶたの裏側にプクッと膨らみがあることを確認し、さぁどうしましょうということになります。
切ってみないとそれが何だかわからない。
切ったら中にたまっている液体がダラッと出てくるだけかもしれない。
なにか袋状のものや固まり状の物があれば取り出せるかもしれない。
やってみないと取り切れるかどうかわからない。
そんな感じで、なんとなくやりたくない感を漂わせてきましたが、切ってくださいとお願いしました。
またまた私の都合もあって2週間後に手術の予約をお願いしました。
それまで使ってくださいとまた別の目薬が処方されました。
ヒアルロン酸Na点眼液 |
効能は「通常、シェーグレン症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群、ドライアイ、手術後、薬剤性、外傷、コンタクトレンズ装用などによる角結膜上皮障害(目の傷など)の治療に用いられます」とのこと。
もうなんだか良くわかりません。
手術
いよいよ手術当日になりました。
まぶたの裏を切るのに麻酔をかけ、終わった後は眼帯になるということで相棒に送り迎えをお願いしました。
ドキドキ待ち時間 |
最終的な診察を受けた後、間隔を開けて点眼麻酔を3度受けました。
その後別の処置室でベッドに横たわり手術開始です。
眼瞼腫瘤切開術
というのだそうです。
ここでさらにまぶたの上数か所と切開する場所に注射で麻酔薬が打たれいよいよ開始です。
途中で痛みがかなり強くなりそれを伝えると再びどこかに数回注射で麻酔が打たれました。
時間にしたら10分程度で終了したのではないかと思いますが、麻酔をしていると言っても結構痛かったです。
先生によると、固形物が取れたので病理へ回して一応検査してもらいますとのことでした。
そして今回処方された目薬はこちら。
ベストロン点眼薬 |
効能は「細菌細胞壁の合成を阻害する抗菌作用を示す点眼薬で、眼感染症や眼手術前後の無菌化療法などに使用されます」ということです。
ベストロン点眼液 処方箋 |
通常は抗生剤の点眼薬が処方されるらしいのですが、私はレボフロキサシン抗生剤を内科の内服薬で処方されてアレルギー反応が2回出た経験があることを申告していたので、これが処方されました。
この目薬、2液式(ボトルが2本)で手渡され、使用開始前に混合して点眼液として仕様を開始し、開封後は要冷蔵で1週間で使い切るようにとのことで、少々面倒くさい目薬です。
眼帯
手術当日は眼帯をしますということでしたが、厚く畳んだガーゼをテープで貼り付けただけでした。
ガーゼをあてただけ |
昼ころ手術が終わり1時過ぎには帰宅して、それから一晩この状態で過ごしました。
モノの位置感や距離感がわからないし、テレビをみていても視界がぼやけてくるし、改めて目が2つあることのありがたさを感じました。
手術翌朝 |
朝ガーゼを外してみました。
血の塊が幾つか付いていましたが、思ったほど出血も無かったようで一安心です。
まぶたの上のほうに麻酔注射の後があり、目頭と目尻に出血したような跡がありました。
切って24時間ほどしか経っていないのでまぶたのコリコリを触って確認したりしていませんが、眼球を動かしてみても以前のようなゴロゴロ感はだいぶ少なくなったような感じがします。
数日はできるだけ左目は閉じたり薄目を開いたりしの生活になりそうです。
経過確認の診察は1週間後の予定です。
日々、部屋の中に居ても空気がシミて痛みがあって常に涙が止まらずハンドタオルが手放せない生活が続いていましたが、これが改善されれば本当に嬉しいことです。
1週間、まぶたを労って生活したいと思います。
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