岡崎ランチ
10月9日のお昼は名物『いっぽん鰻』が有名らしい”おぎ乃”さんでいただきました。
「おぎ乃」
「名物いっぽん鰻」
8名での会食で事前に料理の予約はせず、各人が好きなものを注文するスタイルでした。
通された2階の和室はテーブル席で、それぞれが注文した一本鰻重、一本鰻まぶし、ひつまぶし膳、蒲焼き御膳などが豪華に並びました。
ひつまぶし膳
自分が注文したのはひつまぶし膳です。
おぎ乃 ひつまぶし膳 |
鰻はざく切りではなく、普通の切り身を3等分した感じで小ぶりのおひつに重ねられていました。
右上にだし汁の土瓶が一部だけかろうじて写っています。
刺身、八寸、茶わん蒸し、香の物まで付いて、これで3,800円ですからコスパ高いですね。
”ごはん少な目”をお願いし忘れたので、これだけ全部平らげてお腹はパンパンでした。
お気に入りの観光荘と比べて
鰻は老母の好物なので彼女の誕生日や敬老の日など、年に数回松本市内のうなぎの名店観光荘へ行きます。
「観光荘」
観光荘の鰻は蒸さない関西風で甘めのタレが特徴的です。
同じ関西風の”おぎ乃”さんの鰻ですが、皮がかなり硬かったです。
これほど皮が硬い鰻はあまり食べた記憶がありません。
まぶし系はまだ切り分けられているので良いですが、”いっぽん鰻”は丸ごと切れ目なしなので、これを注文した人は鰻を切るのにかなり苦戦していました。
木製のバチのようなものが箸とは別に付いていてそれでグサリと切ろうとして何度も突き刺してギリギリやっていました。
そしてなんといってもタレがしょっぱかったです。
いつも観光荘へ行くと
”当店のタレは甘めになっておりますので、お好みでこちらのタレをかけてお召し上がりください”
と別ボトルのタレを指して言われるのですが、もしかするとこのしょっぱさが関西風の標準だから敢えて”甘め”であることを強調していたのかなと思いました。
相棒も全く同じ印象を持ったようです。
もう一つ、どれも一様にかなり焼きこまれていました。
しっぽの方はタレなのか焦げなのか定かではありませんが真っ黒です。
お昼で酒類は頼まなかったため、8名で3万円ちょっとでした。
ホームページには”お祝い、法要、宴会なら”と書かれていてそういう用途にピッタリなお店だと思います。
美味しい鰻を食べたいときに行くと”これはちょっと違う”感があるかもしれません。
ごちそうさまでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿