度重なるずさんな対応に次回パサートの引き取り時には責任者からの対応説明を要求してディーラーを後にしたのだった。
パサートステアリング |
担当ディーラーは月曜日が定休日。
まっすぐに走らないのはどこかの調整で治るはずなので、火曜日には整備が終了して連絡が来るだろうと想像した。
火曜日、連絡なし。
水曜日、連絡なし。
この時点で”またか!”と思ったのだが、あえてこちらからは連絡せず。
そして昨日土曜日の夜になっても何も連絡なし。
今日、日曜日の朝。
まっすぐ走らなくなったパサートを怒りMAXで突っ返してから1週間が経過した。
ディーラーは土日は朝9時から営業している。
9時半になっても連絡がないため、セールス氏に怒りのメールを入れてみた。
「いったいどうなっているんだい?!相変わらず何の連絡もないしどういうことなんだい?!」
数分後に電話がかかってきた。
”お待たせしました。修理が終わりましたのでおいでいただけますか?”
「1週間だよ?! 調整するだけじゃないの?どんだけ時間かかってるの?」
”先ほど連絡がありまして、終わりましたと”
「とにかく行くけど、店長と話をさせてくれるかな」
”わかりました”
10時半ころにディーラーに着くとセールス氏が出てきてショールームのテーブルに案内された。
(いつもは奥のラウンジ)
店長は出かけていて間もなく戻るということで工場長が同席した。
今回の作業について工場長が説明。
”日曜日の夜確認しまして、センター出しがずれていたためセンターに戻そうとして右にステアリングが切れてしまう状態でしたので、センター出しをやり直しました。”
「日曜日に治ったの?」
”はい、ただ時間も遅かったものですから、休み明けにご連絡しようということで”
「月曜休みだから火曜日ってことだよね? なんも連絡なかったけど?」
”はい、火曜日に確認した時点でステアリングを回した時の音がまた出ていまして、それでもう一度部品発注して水曜日交換作業をしました。”
「火曜日返せないと分かった時点で連絡するのが当たり前じゃないの?こっちは調整だけだから火曜日には連絡来るだろうと思ってたんだけど」
”そうですね、連絡するべきでしたね”
「で?」
”水曜日に届いた部品と交換しまして、音は収まりました。”
「ん? 水曜日に終わった?」
”はい・・・”
「今日日曜日だよね? えっ?」
”はい、その時点でご連絡するべきだったのですが・・・”
「Tさん(セールス氏)は水曜日に完成してたって知ってるの?」
”いえ・・・”
「客から受け取ったクルマがどういう状況なのか、随時チェックをしないの?」
”・・・”
「どうなってるのこの会社? 今日は何々の作業がありますとかどの車は完了しましたとか、そういうミーティングとか毎日やったりしてないって事?」
”いえ、それは・・・”
「だってサービスは作業やりっぱなし、セールスは自分の担当のクルマの状況を何も確認しない。まったくコミュニケーション取れてないってことだよね? そんなことやってる会社に安心してクルマの整備を任せられるの?」
店長登場。
水曜日に修理が完成したまま今日まで放置されていた状況を突っ込むと驚いた様子。
”なんでちゃんと確認しないの”とかその場でやりだしたが、そんな事は後でやってほしい。
店長がすべてを把握しろとは言わないけど、社内コミュニケーションがきちんととれていないことはトップの責任だろう。
だめだなぁ~こりゃ。
「今回のステアリングラックの交換とか、ステアリング回した時のカタカタ音で3回も部品交換していることは、整備記録簿にちゃんと記録されてるの? 前回のクラッチのジャダー交換は記録簿残ってなくてTさんにはやることやっていないと指摘しているけど?」
”そこは、・・・、確認してません” (工場長)
「そこにクルマあるんだから確認してくればいいじゃん!」
工場長が整備記録簿の入った車検証ケースを持って戻ってきた。
”記録簿・・・、書いてありません”
店長は奥へ確認に行ってしばらくして戻ってくると
”これからまとめて記録簿を作ると言ってる” (と工場長に)
「あのね、整備記録ってのは、客にクルマを返す時点で車検証ケースに一緒に入っていなかったら意味ないでしょ?整備が終わった時点で記録簿もできていなきゃ意味ないでしょ!!」
”おっしゃる通りです” (店長)
「これから作りますって、ありえなくない?」
”確かに。 ただ、会社のコンピューターの方には記録が入力されていますので、どういう整備が行われたかは履歴を確認すればわかるようになってるんです”
「んなもん、ここにクルマ売るならどうでもいいことだけど、もしこのクルマをよそに売る場合、この車がどういう整備を受けたのかっていう記録が残ってないってのは問題あるよね?」
”車検と同時整備だったのかな?”(店長はセールス氏に向かって確認)
”はい、同時整備です” (セールス氏)
「あのね、同時だろうが別だろうがやったことはきちんと記録するべきでしょ。」
”ステアリング関係は重要保安部品になってまして、記録簿を作成するのが当然かと” (工場長)
「だよねぇ、いわゆる重要保安部品ってやつだよね、かじ取り装置っていう。」
”はい、この部分がそれに対応する項目でして、ここの交換という欄にチェックをつけることになろうかと”
「作業担当者によってまちまちな作業のやり方になっていて、客から見れば記録はない、誰が作業したのか責任の所在もわからない、それをチェックする仕組みも会社にない。こんなことで安心してクルマ任せられないでしょ?ある意味命にかかわる問題なんだよ。いい加減な繰り返されたんじゃたまったもんじゃない!!」
店長はファーレン系ディーラーの廃業による多忙や、倍以上に増員した社員の教育などが十分行き届いていないなど理由を説明して詫びる姿勢を示したが、そんな理由は客が知ったことではない。
安心できる、安心して任せられるという結果だけが重要なことだ(自分は少なくともそう思う)。
まぁ、ヘッドライト交換に半年もかかったことも店長はご存じなかったようだし。
店長は今後について、店長もしくは工場長が直接窓口として対応するのでもう一度我々に任せてほしいと言った。
現状、そんなことを言われても安心要素は何もないのだが1年熟考して長く乗ろうと選んだクルマだ。
きちんと安心できる整備がされていれば不満のないクルマなんだが。
今回のステアリングラック交換に絡むステアリング系の不具合(無いことを期待したいが)、クラッチ交換後のフロントセクションからの異音については引き続きディーラー責任で対応してほしい旨を確認。
また、車検前後から再発している右リアドア下のコツ音についても、状況が悪化すれば再度ディーラー(メーカー?)責任で対応して欲しいことを改めて確認し、ディーラーを後にした。
ん~、もしかするとステアリング脱着した?
ホイールのセンターが微妙に右にずれてる気がする。
ステアリングホイールをまっすぐ状態にしたときに、じわじわと左に寄っていく感じがある。
道路はかまぼこ形状なので若干左にステアリングを取られることがある。
それを考慮して微妙に右に向かうように調整することでまっすぐに走れるようにしているという話も聞く。
明日以降いつも走りなれている道路で確認してみることにする。
普段通りに走れなければ再調整だ。
夜、店長から電話がかかってきた。
”お帰りの道、クルマの状態はどうだったでしょうか?”
こういう整備後の確認は、過去のクルマでは普通の事だったが、今のフォルクスワーゲンディーラーでは(というか担当セールス氏は)一度もなかったことだ。
左に寄る感じを伝えた。
あ、車庫入れでステアリングを回したらあのカリカリ音が聞こえてきたことを伝えるのを忘れていた。
1週間で3回部品を交換して治らないってのは重症だ。
再入庫の予感プンプン・・・
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