パサートのワイパー(前から) |
パサートのワイパー(横から) |
ウィンドウにポツポツと細かい斑点がたくさん写っているが、これは汚れではなく写真を撮ろうとした瞬間に風が吹いて、頭上の木の枝に積もった雪がパラパラと舞い降りたものだ。
雪に備えてワイパーを立てる
寒冷地では降雪予報が出ると前の晩や朝会社の駐車場にクルマを駐める時などにワイパーを立てておくという習慣がある。
ワイパーが凍ってウィンドウに張り付いて傷むとか、雪の重みでワイパーが壊れるなど、立てる理由は諸説あるようだ。
子供の頃父親に”雪が降る前にはワイパーを立てておくものだ”と教えられた記憶があるが、自分は立てない派だ。
ワイパーブレードも進化しているし、冬季はスノーブレードに変えておくという手段もあるのでもはや都市伝説な感じがしないでもないが、今でもワイパーを立てる人は多い。
立てられないパサートのワイパー
B7パサートのワイパーは直接引っ張って立てることが出来ない。
以前セールス氏と雑談していた際に、ワイパーを無理矢理引き起こしてボンネットに傷が付いたと文句を言ってくるお客が少なからずいるという話を聞いた事がある。
もし納車時説明でこのワイパーの扱いについて説明が無く、ユーザーズマニュアルも読んでいなければ有り得る話だと思う。
前から見ても横から見ても直接立てられそうな構造ではないことは一目瞭然だと思うのだが、とくにおばちゃんユーザーの中には何も考えずに引っ張って立てようとしてしまう人がいるようだ。
先日の大雪のあと、当ブログのアクセスログに「パサート ワイパー 立てられない」というキーワード検索での訪問が記録されていた。
”なんで、立てられんのじゃ!”
とネット検索をされたパサートオーナーさんが少なからずいらっしゃるものと推察する。
サービスポジション
この手のワイパーの場合似たような仕組みになっていると思うのだが、パサートの場合はサービスポジションというのがある。
キーを挿入して電源オンの位置(エンジンは掛けなくて良い)まで押し込み、そのままキーを引いて電源をオフにする。
そしてワイパーレバーを下(奥ではなく下)へ押し下げるとワイパーアームがサービスポジションへ移動する。
ドライブ後にクルマを停車させ、エンジンを切った直後に同様にワイパーレバーを下へ押し下げても同じようにサービスポジションになる。
サービスポジションへ移動したワイパーアーム |
立てたパサートのワイパー |
どうしてフルコンシールドタイプにしなかったのかなぁと思う今日このごろ。
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