B7パサートの分厚い取扱説明書
B7パサートの取扱説明書は、とても分厚くて無駄な内容が多いと感じています。
ページ数は417ページで、厚さはおよそ17mmもあります。この取扱説明書にある「無駄な内容」とは、ずばり「(日本仕様該当せず)」という記述が至る所に存在することです。
正確にこの記述部分の量を計ったわけではありませんが、「(日本仕様該当せず)」の部分をすべて削除すれば、おそらく半分くらいの厚さになるものと思われます。
ディーラーのセールス氏との雑談
以前、このマニュアルのずさんさについてセールス氏と雑談したことがあります。
「取説、厚くて邪魔だよね。」(私)
「そうなんですよね、あの厚さなので標準の車検証ホルダーひとつで収まらなくて、わざわざ別に車検証ホルダーを作っているんですよね。」(セールス氏)
「グローブボックスの中に車検証ホルダーを入れるスペースがあるのに、あそこに入らないじゃん!」
「薄いのしか入りませんね」
「山のように”日本仕様該当せず”ってのが書いてあるけど、日本語の日本向け取説に書いておく意味ないし要らないよね。」
「以前は日本で取説を作っていたので、あんな記述はなかったんですけどね。今は本国で全部作っているんですよ。ドイツ人の考えることはよくわかりません。」
グローブボックスに収まらない2つのホルダー
グローブボックスの中には、車検証ホルダーを入れる専用のボックスが備わっています。
グローブボックスを開けると、上部から黄色い紐がぶら下がっています。
この紐を引き下げると車検証ホルダー入れが現れますが、ここに入れられるモノの厚みはせいぜい5cmといったところです。
そして、これがグローブボックス内のホルダー入れに入っている車検証ホルダーです。このホルダーの厚さは3cm弱で、メンテナンスノートや保証書、オーディオなどの付属マニュアルが入るのですが、これに取扱説明書まで入れるとパンパンになってしまい、車検証を取り出すのも容易ではありません。
こちらが、もう一つ用意されている分厚い方の車検証ホルダーです。
これ一つに車検証や取扱説明書、サービスノートなどをすべてまとめると、厚さは6cmにもなってしまい、グローブボックスの専用スペースには入らなくなります。
一般的と思われる、車検証を入れるためのクリアポケットはこちらの分厚いホルダーにしかないため、利便性を考えると車検証はここに収めたいところなのですが……。
納車時には、取扱説明書と車検証がこの分厚い方のホルダーに入れられ、残りの冊子類はもう一方の薄いホルダーに分けて入れられていました。
これからの自動車マニュアルへの提案とまとめ
いまどきパソコンやスマホなどの取扱説明書はPDF化され、CD-ROMやDVD-ROMで添付されるのが一般的になっています。クルマの取扱説明書も、そうしたデジタル化の取り組みが必要ではないでしょうか。
大画面のナビを搭載したモデルなら、ナビの中にPDFデータを格納しておき、必要に応じて音声検索で情報を画面表示できるようにすればとても便利です。
たとえば「マニュアル検索」ボタンを押して「ワイパーを立てたい」と話しかけたら、その操作方法が画面にパッと表示されるような仕組みは、簡単に実現できるはずです。
私のようにビルトインナビを必要としない派には、CD-ROMなどのメディアでPDFファイルを提供してもらえれば、スマホに転送していつでも見たい時に確認することができます。
エコやダウンサイジングに熱心なフォルクスワーゲンなら、ぜひとも400ページ超の紙の取扱説明書などは廃止してほしいものですね。
少なくとも「(日本仕様該当せず)」などという不要な記述は全廃し、取扱説明書のダウンサイジングと車検証ホルダーの一本化を図ってほしいと願っています。
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