B7パサートのペダルについて

2013/12/21

アクセルペダル パサートヴァリアント 装備

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パサートのアクセルペダルはオルガン式だ。

B7パサートのペダル
B7パサートのペダル

頼りなく消え行く少ない車歴の記憶を辿るとオルガン式アクセルペダルのクルマは初めてで、他はすべて吊り下げペダルだったように思う。

う~ん、学生時代に中古で手に入れた初めてのマイカー、ホンダZ GSS 360ccはどちらの方式だったか全く記憶に無い・・・
TE71、AE86、VR-4、Mini 35th Classic、VOLVO 850Estateはすべて吊り下げタイプだった。

オルガン式ペダルは床面に支点があり、踵を支点にしたアクセルワークの動作とペダルの動きが一致しているので疲れないと言われる。
一方、吊り下げペダルの場合、足裏全体でペダルを操作するので足が疲れるという意見が少なくない。

足が疲れるという人の吊り下げペダル操作はおそらく間違っている。
ペダルの動きを意識しすぎて、足を持ち上げて操作しているのではないだろうか。
自分の場合吊り下げペダルでも踵は床につけたままそこを支点として操作するのでオルガンペダルと基本的に何も変わらない。

マツダのオルガン式アクセルペダル解説」に解説があるが、吊り下げペダルの踏み込んだ状態のペダル面がほとんど垂直になっていて、それはいくらなんでも誇張のし過ぎだろう! と突っ込みたくなった。

ただ、踏み込むときの足とペダルの支点位置の違いによるそれぞれの移動の軌跡が異なることは確かだ。
なので、吊り下げペダルは靴底との摩擦が少なくて適度に滑りがある金属製が好きだ。
ちなみに、吊り下げペダルで足が疲れると感じたことは一度もない。


パサートのオルガン式アクセルペダルには2つの不満がある。

B7パサートのペダル段差
ペダルの段差
一つ目はこの写真でわかるようにアクセルペダルとブレーキペダルの段差が大きいことだ。
普段はスニーカーを履いていることが多いのだが、ソールが厚めで台形になっているようなタイプの場合、ブレーキペダルの下にソールが引っかかる事がたまにある。
ガッツリ引っかかってしまうようなことはないが、段差は少ない方が安全ではないだろうか。

2つ目はブレーキを踏むためにアクセルから素早く足を離すようなケースで、ペダルが定位置に戻った瞬間にパタッ!という、いかにも安っぽい音がすることだ。
おそらくペダルの戻り側のストッパーか何かに当たる音だと思う。
冬休みにでもエーモンの静音計画か防音ゴムで対策をしてみようと思っている。



ペダル全体は若干左側にオフセットされているので、ドライブポジションがどうしてもシートに対して微妙に左向きになる。
アクセルペダルのすぐ奥はもうホイールハウスの出っ張りなので仕方がない。
左ハンドルのクルマは一度も運転したことがないので、左ハンドル車にはオフセット問題が存在しないのかどうか不明だが、長年言われ続けている右ハンドル車のペダルオフセット問題、そろそろ何とか克服したクルマは無いのだろうか。


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