Pixel 7からPixel 10へ!信州まつもと空港で撮り比べた「3世代の進化」を体感

2026/03/12

Pixel10 Pixel7 スマートフォン ライフ 撮り比べ

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シャッターを切って驚いた。Pixel 7とは明らかに違う「空気感」

我が家にやってきたPixel 10の設定も一段落。となれば、やはりあそこで試さないわけにはいきません。

ということで、お馴染みのスポットでFDAの機体を追いかけてきました。3年前のモデルであるPixel 7と比べて、最新機は信州の空をどう描き出すのか。撮って出しの比較写真で、その進化のほどをご覧ください。

※特に断りがない限り、撮って出しの画像を無加工でWebPに変換して掲載しています。

【比較 1】信州の青空と北アルプスを背に

Pixel 7で撮影した信州まつもと空港のFDA5号機
Pixel 7:スポットに駐機中のFDA5号機

3世代前のPixel 7。これだけ見れば十分綺麗ですが、空の青が少し強く、山の残雪の表情が少し硬い印象です。山全体が少しのっぺりした感じもします。
35mm換算焦点距離48mm、デジタルズーム2.52倍です。

Pixel 10で撮影した信州まつもと空港のFDA5号機。北アルプス背景
Pixel 10:スポットに駐機中のFDA5号機

こちらがPixel 10。HDRの進化でしょうか、空のヌケが良く、何より北アルプスの雪の階層(グラデーション)が驚くほど滑らかです。
まさに信州の空気そのものが写っているようです。Pixel 7では判別不能だった「EMBRAER 175」の文字もなんとか読み取れます。
35mm換算焦点距離110mm、デジタルズーム1.11倍です。

【比較 2】機首のディテールと質感の差

送迎デッキから駐機中の機首を中心に撮影。できるだけ同じ画角になるよう調整しています。

FDA5号機の機首部分をPixel 7でズーム撮影
Pixel 7:FDA5号機の機首(デジタル2.53倍:計5倍ズーム相当)

35mm換算焦点距離48mm、デジタルズーム2.53倍です。

FDA5号機の機首部分をPixel 10でズーム撮影
Pixel 10:FDA5号機の機首をズーム撮影

圧倒的なキレ: 窓枠のラインや継ぎ目がペンで描いたようにクッキリ。
5号機のオレンジ色に反射する光が、単なる「色」ではなく「金属のツヤ」として写っています。7では潰れていた細部が、一つひとつ独立して描写されている点に注目です。
ボーディングブリッジのジャバラ部分も、Pixel 10は質感が明快です。

【比較 3】最大ズームの違い

FDA5号機の機首をPixel 7の最大ズームで撮影
Pixel 7:最大8倍。リベットは見当たらず、機首下の文字も滲んでいます

35mm換算焦点距離48mm、デジタルズーム4倍です。

FDA5号機の機首をPixel 10の最大ズームで撮影
Pixel 10:最大20倍。窓枠のリベットやワイパー、EMBRAERの文字も判読可能

35mm換算焦点距離110mm、デジタルズーム4.43倍です。

【比較 4】最大ズームの違い(その2)

飛来したサイテーション CJ2+(JA359C)を、距離約200メートルから最大ズームで狙いました。

Pixel 7最大ズーム撮影のJA359C
Pixel 7 最大ズーム:機体番号までは厳しいか
Pixel 10最大ズーム撮影のJA359C
Pixel 10 最大ズーム:「JA359C」がはっきり読める!

Pixel 10では清水エスパルスのマスコットもサッカーボールまで判別可能。英数字の補完能力は非常に高いですね。

【比較 5】ターミナルビル

Pixel 7で撮影したターミナルビル
Pixel 7:全体的に青みが強く、影が沈みがち
Pixel 10で撮影したターミナルビル
Pixel 10:空の色が自然で、建物の質感もリアル

ダイナミックレンジと色再現: Pixel 10は白い外壁の階調が豊か。壁面の「MATSUMOTO」ロゴもシャープで、ステーの影まで線として描写しています。
三角屋根の継ぎ目の線も、Pixel 10は潰れずしっかり残っています。

【比較 6】Pixel 7優位の結果も?

撮影設定によっては、旧型の良さが光る逆転現象もありました。
画角が同じになるようにしたらPixel10 はデジタルズーム2倍になっています。

Pixel 7(換算48mm相当)ロゴ描写
Pixel 7:ロゴの輪郭がスムーズで自然(デジタルズーム無し)
Pixel 10(換算24mm相当)ロゴ描写
Pixel 10:ロゴの縁にデジタル的なギザギザ(ジャギー)が見られる(デジタルズーム2倍)

Pixel 7の方が、デジタルズーム2倍のPixel 10より明らかに画質が良い例です。
FDAロゴや機番など、Pixel 7の方が不自然な強調がなく滑らか。

他の機首部分のズームや「JA359C」などの比較写真からすると、デジタルズーム2倍でここまで劣化する理由が良くわかりません。

今後の検証課題と言えそうです。

【まとめ】Pixel 10は「買い」か? 3世代の進化と意外な落とし穴

短時間の撮影でしたが、今回の信州まつもと空港での撮り比べを経て、Pixel 10のカメラ性能について以下の3点に整理しました。

1. 圧倒的な「空気感」の描写力

風景を含めた引きのショットでは、Pixel 10の圧勝です。
HDRの進化: 北アルプスの雪山の階調表現は、Pixel 7の「塗り絵感」を過去のものにしています。
ヌケの良さ: 信州特有の澄んだ青空が、より肉眼に近い、透明感のある描写に進化しています。

2. 望遠域での「記録」能力の向上

最大ズームの比較では、もはや勝負になりません。
判読性能: Pixel 7ではノイズに埋もれていた機体番号やリベットが、Pixel 10では明確に「記録」として残せます。空港のフェンス越しから遠くを狙う際、この差は大きな武器になります。

3. 【今後の課題】Pixel10のズーム

今回最も興味深かったのが、「デジタル2倍のPixel 10」がデジタルズーム無しのPixel7に負けている点です。

Exifを見る限り、Pixel10はデジタルズーム2倍、Pixel7はデジタルズーム0倍と記録されています。
2倍はデジタルズームとは言っても実質クロップだと言う認識なのですが、そうだとすると画質が悪化している理由がイマイチ良くわかりません。
クロップは2倍未満で2倍以上はデジタル処理なのでしょうか。
Pixel10 の20倍ズームは5倍望遠レンズを使い、2倍ズームは標準レンズを使っているのでベースに使われるレンズと処理の相性などもあるのかも知れません。

機会をあらためて、ズーム倍率と画質の変化を確認してみたいと思います。

じぃの独り言

最新のPixel 10は、「信州の空気」を美しく写し記録してくれました。
まだそれほど使いこなしていませんが、気軽に高画質なスナップが撮れる頼もしい相棒になりそうです。

ただ、エッジの処理などにはまだ「AIのこなれていない感」を感じる部分もあり、今後のアップデートでの熟成が楽しみです。

「最新=全勝」とはならない、AIが絡んだ写真の難しさを再確認させてくれた、春の信州まつもと空港でのひとときでした。

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