DELTA2で冷蔵冷凍庫チャレンジ
1,200ワットのヘアードライヤーを10分程度使っただけではビクともしないEcoFlowのDELTA2を購入してから半年以上、まだ実戦投入できていません。
今回、『アイリスプラザ 車載冷蔵庫 ポータブル冷蔵庫』15Lを購入したので、久々にDELTA2チャレンジを行ってみました。
自己放電
前回の使用日が定かではないのですが、おそらく2ヶ月程度90%充電状態で放置していました。
途中で数回バッテリー残量を確認していましたが、いつも90%表示でした。
今回電源オンでパネル表示を確認すると相変わらず90%のまま。
最後に充電してから2ヶ月前後経過していますが、自己放電によるバッテリー容量の低下は無いようです。
防災用ととして、普段使わない状態で放置してもいざという時にバッテリー残量が目減りしていないというのはとても安心感があります。
冷蔵冷凍庫の連続運転
最近購入したアイリスオーヤマの冷凍冷蔵庫については
に書いた通り、傷や凹み、付属品の欠品、初期不良もなく継続使用に耐えうると判断しました。
そこで、本来の購入目的である車載冷蔵庫としての利用についての検証をしてみることにしました。
想定する使用状況は、
・日中は普通に半日くらいは移動で自車走行によりポータブル電源に蓄電
・走行中、冷蔵冷凍庫はシガーソケットから給電して冷蔵庫運用
・夜間(主に車中泊)はポータブルバッテリーから給電して、最低限冷蔵庫として運用
・道中で購入した食材の長期保存はせいぜい数日なので、必要に応じて冷凍機能が使える
といったところでしょうか。
今まで何度か漁港などで美味しそうな刺し身などの海産物を見かけて夜のオカズに買いたいと思いつつ、クーラーボックスしか持っていなかったため断念していたケースの解消を目指しています。
3時間で最低設定温度のマイナス20度に到達した状況は
に書いたとおりです。
DELTA2給電
マイナス20度までの到達確認はDELTA2からの給電で行いました。
EcoFlow DELTA2自体には給電してないで、90%の初期状態からどれだけ冷凍冷蔵庫に電源を供給できるのかを確認しました。
EcoFlow DELTA2給電開始 |
パネルの表示を見れば、33ワット消費で20時間給電可能となっています。
ちなみにこの冷凍冷蔵庫、Ecoモードで30ワット、Maxモードで45ワットというのが公称の消費電力です。
に書いた通り、3時間程度で設定のマイナス20度に到達しました。
マイナス20度到達! |
DELTA2のバッテリー残容量は68% |
マイナス20度到達時点でのDELTA2の残容量は68%でした。
冷凍冷蔵庫はマイナス20度に到達するとコンプレッサーやファンが停止してとても静かになりますが、しばらくすると庫内温度表示が低下し始めます。
マイナス18度くらいから再びコンプレッサーの動作音が聞こえてきます。
決して静かとは言えないので、車中泊用の設置場所は要再検討です。
マイナス18度まで低下 |
EcoFlow DELTA2残容量は48% |
夜8時の時点で冷蔵冷凍庫の庫内温度表示はマイナス18度。
3本入れたペットボトルの水は3本ともガチガチに凍った状態で、冷凍機能に全く問題ないことが確認できました。
EcoFlow DELTA2の残容量は48%、あと10時間はこの状態で稼働可能という表示になっています。
設定温度はマイナス20度のまま、動作モードはEcoで運転継続です。
翌朝の状況
前夜8時の時点で”あと10時間可動可能”という状況でしたので、1時間早く朝の5時に状況確認を行いました。
庫内温度はマイナス19度を表示 |
バッテリー残容量は7% |
冷凍冷蔵庫の庫内温度表示はマイナス19度で動作問題なし。
DELTA2の残容量は7%であと1時間稼働可能の表示になっています。
昨晩8時時点の表示がかなり正確で、表示道理の消耗状況であることが確認できました。
信頼性高いですね。
ちなみに、横向きにすれば5本並べて置けます。
家庭用冷蔵庫の冷凍庫の温度はマイナス18度という規定があるそうです。
この温度であれば雑菌などの繁殖が抑えられるらしいです。
ひと晩稼働させてみて、冷凍庫としての機能は十分満足できるものでした。
自テクでの冷凍食品のストック用補助冷凍庫として活躍してくれそうです。
朝5時の時点で3本のペットボトルの水が完全に凍っていることが確認できたので、設定温度をマイナス10度、動作モードはEcoのまま日中継続して動作させてみました。
結果、冷凍冷蔵庫の表示はマイナス8度~マイナス10度で、ペットボトルの水も溶ける気配はありませんでした。
結果
想定される最も過酷な設定で一晩、EcoFlow DELTA2による給電でアイリスオーヤマの冷凍冷蔵庫『PCR-15U-B』を運転させてみましたが、期待通りの結果でした。
多分ロングドライブでは冷凍庫ではなく冷蔵庫として使用することが多いと思いますので、DELTA2の給電能力はこの冷凍冷蔵庫をフルに活用するパワーを持っていることが確認できました。
EcoFlow DELTA2の未使用時の自己放電による容量低下がないことや、パネル表示の内容の正確性が確認できました。
日中の走行中にバッテリー充電を行い、夜間は冷蔵庫や照明、調理器具などの使用に耐えうる期待できる相棒になりそうです。
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