星糞峠

黒曜石

7月18日 月曜日の海の日最後の訪問場所は星糞峠です。


鷹山ファミリー牧場からほんの数分の場所にあります。

星くそ館

こちらの「星くずの里たかやま 黒曜石体験ミュージアム」は昨年夏にオープンした施設だそうです。

星くそ館
星くそ館

受付対応してくださったお兄さんとお話しさせていただいたときに”星くそ”の名前が出たので、
”ブラタモリで見ました!”
と言ったら、一瞬戸惑った表情をされました。

”はい番組の中で、星くそ、星くそと連呼してましたけど、タモリさんが訪れたのはここではなくて諏訪の方なんですよ。あちらはガイドツアーでないと現場に近寄れないんですが、ここはご自身で歩いて観ていただけます。”

ですと。

プチ衝撃。
ブラタモリは大好物で、タモさんが特別に黒曜石の採掘跡の穴に入らせてもらっていたのが深く印象に残っていますが、あれはこの場所ではありませんでした!

ミュージアムの入館料は大人300円、子供100円です。
勾玉やアクセサリー的なものを作る体験コースがあるようですが、我が家はスルーしました。
お子さん連れの方が体験されていましたけど、子供たちの夏休みの自由課題に良いかもしれないですね。

山登り

黒曜石鉱山入り口
黒曜石鉱山入り口

駐車場の奥の小さなプレイグラウンドのそのまた億に、一応獣除けのゲートがあります。
ただ、ロックは何もないのでちょっと力を入れて押せば開きます。
ミュージアムの受付で熊除けの大ぶりな鈴を貸してくれます。
イノシシもいるらしいので十分注意が必要です。

ミュージアムでお兄さんに

スニーカーでよいですか? それともトレッキングシューズに履き替えた方が良いですか?”

と聞いたところ

”普通にスニーカーで問題ないです。”

ということでしたが、

”ぬかるんでいるところとか、滑りやすいところはないですか?”

としつこく聞くと

”もし、トレッキングシューズをお持ちでしたら履き替えられた方がよろしいですね。先日雨が降って少し滑りやすいところもありますので”

ということでした。
トレッキングシューズに履き替えて登りましたが正解でした。
(遠出するときはたいていトレッキングシューズを後部座席の足元に放り込んで出かけます)

途中にある「黒曜石鉱山展示室」までの道はスニーカーでも全然平気ですが、そこからさらに上に上る道は急坂になりスリッピーな落ち葉と土の道です。
チャラいスニーカーだと汚れまくるし、靴底に泥が詰まって滑りやすくなると思うので”トレシュー”推奨です。

ひたすら登る

整備されたコース
整備されたコース

途中までは概ねこのように整備されているので容易に上り進めることができます。
この辺で黒曜石は見かけません。

散策路 全容
散策路 全容

黄色い”標準コース”の上端に資料館が建っています。
ここまでが周回で30分~40分で、お手軽ハイキングコースといった感じです。

説明パネル
説明パネル

途中には随所にこのような説明パネルがあり、しっかりとした説明が書かれています。

黒曜石鉱山展示室


黒曜石鉱山展示室前のオブジェ
黒曜石鉱山展示室前のオブジェ

熊の背に立つ縄文人かと思いますが、どうなんでしょう、この縮尺。
縄文時代には大型恐竜並みの熊がいたんですかね(とかボケてみる)。

展示室内部
展示室内部

展示室内部は1本の通路が通っていて、両サイドにこの地の地層を模した壁が続いています。
(作りものです)

プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング

時間が決まっていて映像投映があると聞いていましたが、これがそれでしょう。
水色の縄文人たちが黒曜石を掘り出したり運んだりする映像がプロジェクターで表示されます。
階層化された地層モデルに沿うようプロジェクションマッピングされています。

資料館の外観です。

資料館出口のトラップ
資料館出口のトラップ

右手奥に入り口があり、内部はこの写真で奥の方から手前の黒い扉に向かって歩く形の通路になっています。
出口の扉を開けて外に出ると、ちょっとわかりづらいですが茶色い弧を描く通路のようになっています(赤い枠)。
この通路に沿って歩いていくとミュージアム方面へ下る、来た時とは別の道につながっていきます。

ところが、山頂方面は黄色い矢印の方へ向かって林の中へ入っていく道を行かなくてはなりません。
一応立て看板はあるのですが、弧を描く通路に沿って歩くとその看板は視界に入りづらく、気が付かづにここから下ってしまう人もいるようです(実際目撃した)。

ミュージアムに戻って熊除け鈴を返却するときに、資料館の出口付近に”山頂は右へ!”というようなもっとわかりやすい看板を立てていただきたいとお願いしてきました。

そこそこ山道
そこそこ山道

いうほどではないですが、そこそこ山道です。
この辺はまだ乾いているので歩きやすかったです。

説明パネル
説明パネル

一応鉱山の頂上まで行ってみました。
ただ、ブラタモリで観たような、大きく掘られた採掘跡の穴のようなものはなく、ナンバリングされた窪地やブルーシートで覆われた場所ばかりでした。

鉱山頂上と言われる場所はあまり整備が行き届いておらず、”安山岩の露頭”も遠巻きに眺める感じでした。

星糞
星糞

わかりにくいですが”星糞”です。
場所によっては結構大きなものがゴロゴロしていました。

黒曜石と言えば黒光りするつややかな断面を思い浮かべますが、この場所の黒曜石はブラタモリでも紹介されていたように透明度が高いのが特徴のようです。
確かに部分的に透明度が高いものも落ちていましたが、稀ですね。

資料館裏の窪地にいっぱい転がっていました。

黒曜石
黒曜石

大きさもそこそこ、形もなんだか矢じりっぽくて、先端部分は透明度が高いのを見かけたのでとってきました。

あ、撮ってきました。

黒曜石に限らず一切のものを持ち出すことは禁止されていますのでご注意ください。
といっても、トレッキングシューズの底にはかなりの量の泥が付着していましたけどね。

家に帰ってごしごし水洗いしました、靴を。

余談

帰り際、ミュージアムでトイレを借りて出てきた相棒が
”残念だったね~、ここのevianは110円だったよぉ~”
とのたまいました。

鷹山ファミリー牧場で買ったevianは120円でした。

”10円損したねぇ~、へっへっへ。”

憎たらしい(笑)。







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