その入院時に、膝頭の周辺に流れ出す隙間風を何とかして欲しいとい依頼していた。
ステアリングアジャスターレバー |
この写真で下が足元、上がステアリングホイールで、赤い◯で囲った部分がレバーになっている。
ここに手を引っ掛けて下に引っ張るとロックが外れてステアリングが上下、前後に自由に動くようになる。
このレバー周辺からダラダラと冷気が流れ出してちょうど膝のあたりをジワジワと冷やしてくれていた。
ヒーターを足元送風にして風量最大、設定温度「Hi」(温度設定は26度まででそれ以上にすると「Hi」と表示される)にすると足先は温かい空気で満たされるのだが、この部分から流れ出る冷気で膝がめっぽう寒い。
実は1年目の冬にも何かの整備の折、「膝が冷たくて痛くなるからなんとかして」と依頼したのだが、結局何も対策されないままだった。
前回入院予約時に再びこの件を持ちだして何とかしてほしいと依頼した。
”この寒い信州でこのさき3ヶ月もこの状態で乗っていられないから絶対に何とかして!”(私)
「同じように足が寒いと言われた方が私のお客様だけで3名いらっしゃいます・・・」(セールス氏)
”ほら~、寒いんだよ、やっぱり。”
「ただ、整備の方はこのクルマはこういうものだといってなかなか・・・。ゴルフはこの周辺の構造がパサートと違うので、冷気が漏れてくるということは無いですが、パサートは上のコンソールの方と穴がつながっているもんですから、どうしても上の冷たい空気が降りてくるんですよね。」
”だったら詰め物して冷気が流れてこないようにしてくれればいいじゃん”
「そこに詰め物しちゃうと今度はステアリングの動きに支障が出る可能性が有りまして・・・」
”だったら足先にでてる温かい空気をパイプかなんかで上に出るようにして冷たいのと混ざるようにするとか”
「仕切りに穴を開けて暖かい空気がそこのレバーの所に出てくるようにするということも考えているんですが、メカはそういうことをやってくれないので、夜の空いた時間に私が何とかならないかチョット頑張ってみます・・・」
そんな会話を交わしていた。
高効率エンジンのせいなのか、エンジン自体が温まるのにも時間がかかり、朝の気温がマイナス5度を下回るような寒さの時はエンジンを始動してから40分くらい走らないと水温が適温の90度まで上がらないこともある。
これについては、やはり1年目の冬に文句を言っていて、こちらは
”寒冷地仕様の制御プログラムに書き換えました”
ということでエンジンの温まり具合はいくらか改善された。
ただ、総じて足回りのヒーターの効きが悪いので、膝の周辺に冷気が流れ出るため寒い朝の運転は膝掛けが欲しいと真剣に思うほどだった。
さて前回の退院から3週間経過し、大寒を迎えた今日。
退院時に
「一応、空気の流れを止めるような対策を施してみましたので様子を見てください」
と言われていたのだがどうやら効果がでているようだ。
ディーラー全体が年末てんてこ舞状態で何をどのように対策したのか詳しく聞くことが出来なかったが、アジャスターレバーの辺りに手をかざしてもほとんど冷気を感じなくなった。
お陰で朝のドライブで膝が痛くなることもなくなった。
ステアリングポスト周辺からのカタカタ音も無事おさまっている。
できればこのまま好調を維持して欲しい、マイ・パサートだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿