2014年1月16日、フォルクスワーゲンのリコール情報が2件公表された。
リコールの届出について(フォルクスワーゲン ティグアン 2.0T)
こちらはティグアン限定の灯火装置用ヒューズに関わる不具合で、前照灯をはじめとする、一部または複数の灯火が不点灯になるという不具合で、7,000台弱が対象とされている。
リコールの届出について(フォルクスワーゲン ザ・ビートル 1.2/77kw 他)
こちらは7速DSGに関連する不具合で、CC、パサート、ポロ、ザ・ビートル、ゴルフなどDSGを搭載する複数車種が対象で、平成24年12月6日~平成25年9月17日の期間の18車種約17,000台が対象となっている。
いずれも車台番号が明記されており、対象車種ユーザーにはハガキなどでの連絡が行われるのは従来通りだ。
DSGのリコール不具合については、説明を読んでも素人にはよくわからない。
7速DSG型自動変速機を搭載した車両において、ギアオイルが不適切であるため、自動変
速機制御コンピュータの基盤に内部ショートが発生し電源用ヒューズが溶断するおそれ
がある。
と記述されているが、不適切なギアオイルが何故制御コンピューターのショートを引き起こすのか理解できない。
改善措置の内容は
「全車両、ギアオイルを対策品と交換し、自動変速機制御コンピュータのプログラムを書
き換える。 」
となっているが、不適切なオイルにより制御コンピューターがショートするというのは、オイル云々ではなくて構造的な問題ではないのだろうか。
しかも、制御プログラムの書き換えも行うという。
どうみても、”不適切なギアオイル”が本質的な原因ではない用に思えてならない。
今後、さらなる改善が行われていくのか、それともフェードアウトしていくシステムなのか。
このような小さくない規模の不具合が続くようでは、一般の3年保証はそぐわないと言わざるをえない。
やはりDSGは10万キロとか廃車までとかの長期保証を検討すべきではないだろうか。
壮大な、試作品の市場モニターに付き合うほど、ユーザーは太っ腹ではない。
プジョーリフターのあれこれ
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