群馬県前橋市、前橋公園のすぐ隣に鎮座する「前橋東照宮」を訪れました。徳川家康公を祀る神社といえば日光東照宮や久能山東照宮が有名ですが、ここはそれらとは一線を画す驚きのスポットでした。
思わず二度見する「ガラス張り」の社殿
まず圧倒されるのが、令和の大改修で生まれ変わったという社殿の外観です。
周囲の景色を鏡のように映し出すガラス張りで、スタイリッシュな佇まいを見せています。
非接触で清める「感応式」手水舎
参拝前に驚いたのが、和傘で彩られた華やかな手水舎です。
水が流れておらず柄杓も置いていないので、節水か、はたまた冬季の凍結防止かと思いました。
実はこれ、なんとセンサー感応式(自動)で、手を差し出すと静かに水が流れ出す仕組み!
令和の神社とはこういうものかと驚かされました。
節水効果は抜群でしょうね。
ガラス越しに拝む、静寂の本殿
拝殿前面は真新しい木目(調?)でガラス格子の両開き扉があり、その間は全面ガラス張りです。
拝殿の中に入ると、さらに不思議な光景が広がります。
正面のガラスに隔てられた向こう側には、歴史を感じる本殿が佇んでいます。
これより先へ進むことはできません。
正面の古い本殿は、なんだか美術館のガラス張り展示コーナーに厨子が厳かに置かれているといった趣です。
本殿右側の大きな岩のような塊は令和の大改修で設置された「須弥山」をイメージした石組みのオブジェだそうです。
全体が不思議な空気感です。
徳川の威光を伝える神輿と、「車のお祓い」
境内には、徳川家の家紋「三つ葉葵」が付けられ、上部に鳳凰が鎮座する立派な神輿が左右に1基ずつ展示されています。
そして、案内板を見ていて面白い発見がありました。
「全国初となるおクルマ専用の祓い殿」と書かれています。
ふーむ、”クルマ専用の祓い殿”ですか。
私の地元に近い安曇野の穂高神社も交通安全祈願で有名ですが、お祓いの場所は”専用”ではなく、本殿横だったような気がします。
前橋東照宮は、古き良き伝統を背景にしながらも、その佇まいからは神社を想像することが難しく、”神社”という言葉にまつわる空気感が希薄な場所でした。
32階に展望ホールを構え、道府県庁舎の中で日本一の高さを誇る群馬県庁もすぐ近くにあるので、前橋を訪れた際は前橋東照宮に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
ただし、”東照宮”という名前から容易に想像できる絢爛豪華なきらびやかさは微塵もありませんのでご注意ください。
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