紀伊半島滝巡り4日目は伊勢神宮参拝

2015/10/04

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シルバーウィーク紀伊半島滝巡り4日目は滝を断念した。

三重県
 七つ釜滝:一日で往復するのはかなり困難、道中転落事故多い
奈良県
 双門の滝:片道5時間程度
 不動七重の滝、中の滝:425号線とか169号線は当分の間走りたくない


そんなわけでシルバーウィーク紀伊半島の最終日はお伊勢さん参りをすることにした。

道の駅 伊勢志摩

前夜「ホテル近鉄アクアビラ伊勢志摩」の温泉を堪能した後、車中泊のため一路伊勢神宮最寄りの「道の駅 伊勢志摩」へ向かったのだった。
駐車場は空きスペースが数台分あり、無事に駐車することができた。
途中で夕食も済ませたので後は寝るだけ。


道の駅 伊勢志摩
道の駅 伊勢志摩
朝、大きなワンボックスのご夫婦が電気釜で炊いたご飯とガスコンロで作った味噌汁で朝食を摂っていた。
ツワモノ。
車外にテーブルと椅子をセットしている時点でアウト!
コンロは論外だなぁ~。

伊勢神宮シャトルバス

シルバーウィーク期間中、神宮周辺の駐車場混雑緩和のためにシャトルバスが運行されていた。
三重県営サンアリーナ周辺にある駐車場に1,000円で車を停めるとシャトルバスの無料券をもらうことができる。
無料券はクルマに乗っている人数分もらえるので、大人数家族はとってもお得。

しかもシャトルバス乗車時に外宮から内宮へ移動したいと申告すると外宮から内宮へのシャトルバスの無料券ももらうことができる。
サンアリーナ周辺は交通規制がかけられてスムーズに駐車場の出入りができるようになっている。
神宮周辺の道路の混雑具合は半端ないのでこのシャトルバスが運行されている期間はもうこれを利用するっきゃない!

シャトルバスの始発は9時。

内宮行きの始発シャトルバスを先導するパトカー
内宮行きのシャトルバスを先導するパトカー
上の写真、前方のバスは内宮行きのシャトルバスでその2台前を警察のパトカーが走っている。
内宮行きのバスを先導しているのだ。
内宮周辺の道路は1車線を三角コーンで仕切ってシャトルバス専用路線にしているので、一般車両の渋滞に巻き込まれることなくスムーズに走行できる。

外宮周辺はとくにそのような規制はかけられていなかったが、道路の混雑は内宮ほどではなかった。

豊受大神宮(外宮)

外宮まで50mくらいの場所でシャトルバスを降りて外宮へ一直線。
外宮前の交差点を渡る手前に「伊勢市観光案内所」がある。
「お伊勢さん観光ガイドの会」という記述もあり、入り口のウィンドウに「無料ガイド」の張り紙があった。

入ってガイドをお願いできるか聞いてみると、対応してくれた女性が外へ飛び出して外宮へ向かう一人の男性を指さし、
”あのひと、あのひとが今出たばかりのガイドさんなのであのひとのところへ行って頼んでください!”

伊勢市観光案内所
伊勢市観光案内所

ボランティアガイドさん
ボランティアガイドさん
信号を急いで渡って追いついたのがこちらの方。
「ガイドをお願いしたいんですが。」
”あ、あちらの案内所へ行って受付をしていただけますか?”
「あちらで聞いたら、あの人のところへ行くようにって言われたんです。」
”あぁそうなんですか。はい、ではご一緒にどうぞ。」

同行のご家族4名の方にも了解を頂いてご一緒させていただくことになった。

ガイドの方はお名前失念。
地元で生まれ育ったという方で、ボランティアでガイドをされていて子供のころは外宮の森の中でよく遊んだとのこと。

豊受大神宮(外宮)
豊受大神宮(外宮)

外宮 手水舎
外宮 手水舎
参拝の前に手を洗い口を漱ぐくらいの知識はあったが、正式な作法を教えていただいた。
いや、正式というのは夫婦岩のある二見浦で禊をして二見興玉神社にお参りして心身を清めてから外宮、内宮の順にお参りするものだということなので略式か。

杓子にすくった水は

  1. 左手を清める
  2. 右手を清める
  3. 左手に水を少しためてその水で口を漱ぐ
  4. その左手を清める
  5. 杓子を立てて持ち手に残った水を流して清める
と5回に分けて使うのだそうな。

どこでも初めての場所ではガイドさん必須ですな。

清盛楠
清盛楠
昭和34年の伊勢湾台風で二つに割れたという清盛楠。
巨木だ。
清盛楠のいわれに興味がある方はググってくださいね。

外宮 正殿入り口
内宮ほどではないがどこも大変混雑っしていた。
建物の屋根に乗っている丸太のようなものは「鰹木」と呼ばれるもので外宮は奇数、内宮は偶数の鰹木が載せられているのだという。
外宮正殿の鰹木は9本、その前の門が7本ということでこの写真に見えているのは5本の鰹木が乗る一番手前の門だったかな。

また、屋根の両側に角のように突き出ている2本の千木の先端は外宮では地面に対して垂直に切られているけど、内宮は地面に水平に切られているという。

ガイドブック等で予習をしない我が家の旅行スタイルだと、ガイドさんのこんなウンチクを聞かなければ屋根に注目することなんて絶対にない。
上高地同様ガイドの重要さを痛感!

あちこち写真を撮りまくっては見たものの、人、人、人・・・
写真目的なら早朝以外はダメでしょ。

1時間ちょっとのガイドツアーはガイド無しでは素通りしてしまうであろう様々な場所で貴重なお話を聞くことができ濃いひと時だった。
これから外宮へお参りに行く方はぜひ「伊勢市観光案内所」で「お伊勢さん観光ガイドの会」にガイドをお願いすることをお勧めする。


皇大神宮(内宮)

内宮正面のバス乗り場から外宮行きのシャトルバスに乗り込んで内宮へ向かった。
外宮シャトルバス乗車時にもらった内宮行き無料シャトルバス券は回収される。
内宮周辺は専用道路化されているのでスイスイだ。

宇治橋手前の内宮鳥居
宇治橋手前の内宮鳥居

鳥居の奥に五十鈴川に掛かる宇治橋がある。
左手方向には「おはらい町」その先に「おかげ横丁」があり、鳥居をくぐって出てきた参拝客の多くがこのおはらい町方向に向かって流れていく。

まぁとにかく人が多い。
大渋滞とは言わないものの、橋の上も人、人、人・・・

五十鈴川の流れ
五十鈴川の流れ
五十鈴川を眺めながら宇治橋を渡ると空気の変化を感じる。
滝の前に立った時のような、チョット温度が下がって爽やかなあの感じに似ている。

橋を守る
橋を守る
いくつかある橋の上流には橋げたのような柱が立っている。
橋も遷宮で付け替えられるのかと思ったが、これは台風などで川の流れが増水したときに上流から流れてくる流木を遮ることで橋げたを守るためのものなのだそうな。

内宮正殿に向かう石段
内宮正殿に向かう石段

内宮正殿エリア、石段上の鳥居の奥は写真撮影禁止。
いるんだよね、そういう場所でパシャパシャやるおっさん。

ちなみに、お守りなどを販売している場所はホントに長蛇の列だった。

神宮茶室

無料公開中とのことでこちらも回ってみた。

神宮茶室
神宮茶室
神宮茶室小川
 小さな滝までありまるでミニチュア渓谷のような小川。

茶室手前の小さな滝
茶室手前の小さな滝

正面?
正面?

美しい建物だ。
多分この位置から見るのが一番美しいと勝手に思う。


おはらい町とおかげ横丁

1時を過ぎて空腹を感じてきたのでおはらい町へ。
数十メートル歩いてここで食事をすることは諦めた。

おはらい町

写真の左手には名物伊勢うどんの店が写っているが、ちゃんとした食事がとれる店が多くある。
しかし、1時をすぎているのにどこも店の前に長い行列ができていて待ち時間30~40分は当たり前。
テイクアウトのファストフードもおいしそうなおみせの前は大行列。

おかげ横丁の招き猫
おかげ横丁の招き猫
ここだけを目的に来ても1日遊べそうなおかげ横丁。
昭和の大規模な縁日にタイムスリップしたような印象。
おはらい町以上に混雑していて、おっさんは人疲れしてしまう。

赤福本店
赤福本店
伊勢名物赤福餅の赤福本店(右の建物)。
お持ち帰りと店内飲食の2本の列が伸びたり縮んだりを繰り返していた。
周辺の道の駅とかお土産屋さんとかサービスエリアとかにも大量に売ってるでしょ
一体一日に何個(何千個?何万個?)売るんですかね。

夫婦岩

シャトルバスで三重県営サンアリーナの駐車場まで戻り、帰路に就く前に夫婦岩へ。

夫婦岩
夫婦岩
まぁ、順番が逆になっちゃった感があるけど・・・
天気が良ければこの先に富士山が見えるって。
天気よかったんだけどなぁ、シルバーウィーク。
やっぱり早朝ですかね。


ここを出発して最初の無印じゃないガソリンスタンドでパサートにハイオクを満タンにしてあげた。
3分の2くらい入ったかな。
高速入り口でアクセルを床まで一気に踏み込んでみたけどノッキング音は聞こえなくなっていた。
以前数回レギュラーを入れてみたことがあるけど、あれほど酷いノッキングやパワー低下を感じたことは無かった。
経年劣化でストライクゾーンが狭くなっているのか、粗悪ガソリンだったのかは定かではないが、ノッキング解消で一安心。

帰路、亀山あたりの高速で16Kmの渋滞に巻き込まれたが完全停止になるほどではなく、比較的スムーズに帰宅することができた。
1,000Km以上は走ったのかな。
帰路もあまり疲労感を感じず、眠くなることもなく帰宅できたのはお伊勢さんのご利益なのか、滝のマイナスイオンミスト効果なのか定かではない。

予定した滝を全部回ることができなかったけれど、充実感あるシルバーウィークではあった。

さて次の滝はどこにする?

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