”道の駅道志”での車中泊からの目覚めは早朝5時過ぎ。
相棒の
”雪だよ!真っ白!!”
という声と軽い突っつきで眠い目をこすりながら外を確認すると、まさに”しんしん”と音を立てて大粒の雪が積もっていた。
パサートに容赦なく積もる雪 |
駐車場にはご同輩と思われる軽の四駆が約1台。
若いお兄さんが盛んにタイヤチェックを行っていたのはノーマルタイヤだったからだろうか・・・
やっぱり峠は越えておくべきだったなんて後悔しても後の祭り、先へ行くしかない!
とりあえず顔を洗って目を覚まし、着替えを済ませて出発したのは6時過ぎ。
弱まる気配を見せず降り続ける雪の中、山中湖へ抜ける413号線は山中峠越え。
念のため出発前日の夜に交換しておいたスタッドレスは5シーズン目のビンテージもの。
それでも思っていたより劣化は進んでいないようで、スタックすることもなく峠を越て山中湖畔のセブンイレブンに到達したのは6時40分頃。
ゆうに1時間以上はドライブしていた印象なのだが、実際には30分程度しかたっていなかった。
とは言え久々の峠&雪道で朝からちょっと疲労コンパイ。
コーヒーでリフレッシュして再び山中に入り込んで峠を越え246を通って約1時間、洒水の滝の駐車場にやっとの思いで到着したのは8時前。
洒水の滝
”しゅすいのたき”? いえいえ、”しゃすいのたき”ですよ。
棒が一本無いですから。
洒水の滝 駐車場 |
クルマを停めて歩くこと10分程度。
雪の重みで枝が垂れ下がった木々の奥に豪快に流れ落ちる滝が見えてきた。
洒水の滝 |
洒水の滝2 |
ここは”かながわの景勝50選”や”名水百選”にも選ばれているそうだ。
赤い橋は手前に立ち入り禁止のトラロープが張られていて、これより先へ行くことはできない。
滝つぼの方へ向かう手すりのついた石段が2つ連なっているのが見えるが、手前の石段と赤い橋の奥の川岸をつなぐ橋がない。
”危険防止のため”という注意書きがあったので、これより先を修復するつもりはないのかもしれない。
勢いよく流れ落ちる白布のような滝は雪景色に赤い橋のコントラストが何とも言えない雰囲気で一気に雪峠道ドライブのストレスが吹っ飛んでしまった。
ちなみに、この場所から見えているのは落差およそ69mの一の滝で、この上にはさらに16mの二の滝、29mの三の滝があるらしいのだが、上の方は木々の枝と霧で全く見えなかった。
アートワーク 龍? |
幸せダルマ |
よく見ると歯をむき出して睨みつけられているようで近寄りませんでした、ハイ。
雪と紅葉
|
紅葉に積もる雪なんて、そうそう観られるものじゃないと思う。
悪天候にもかかわらずなんだかとても得した気分♪
蜘蛛の糸に付いた氷 |
ゆら~りと揺れながらキラキラと輝く姿にこれまた嬉しくなってパシャリ!
雰囲気伝わるかなぁ~
最勝寺 |
神社仏閣はそれ自体が目的地ではない場合、あまりお参りしません。
無礼御免。
イチョウのじゅうたん |
木々の間から舞い落ちてうっすらと積もった雪が、パンプキンパイに振りかけたパウダーシュガーっぽくてお腹がグゥ~。
滝から戻る途中に無人の農産物販売テントがあって、根菜類やミカンなどが1袋100円で売られていたて、相棒はミカンを一袋買ってきた。
赤ん坊の握りこぶし大の小ぶりなミカンだったけれど、程よい酸味と甘み+ジューシーで、この日この後のドライブ中のリフレッシュに大活躍した。
雪はみぞれに変わるも降りやまない中、次の目的地へ向かってこの地を後にしたのは9時ちょっと前だった。
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