11月勤労感謝の日からの5連休2日目、「洒水の滝」、「浄蓮の滝」に続く3つ目の目的地は滝静岡県富士宮市の「白糸の滝」。

「白糸の滝」といえば地元信州の軽井沢にある滝がすぐ頭に浮かび、観光地化され過ぎな印象が強い名前だけど、こちら静岡の「白糸の滝」は初めて。
沼津港八十三番地からの所要時間は約1時間。
富士市あたりからしばらくは真正面に富士山が見える道中のはずだったんだけど、結局一度もその姿を拝むことはできなかった。

白糸の滝・音止めの滝

富士宮市街方面から滝へ向かって走っていくと道路の左側に立派な観光案内所があり、「駐車料金500円」の大きな看板が立っていた。
ここを横目で眺めながらもう少しだけ先へ走ってみると道路の左右にも駐車場。
ただ、滝に近い左側の駐車場は進入禁止のロープが張られていたため、右側の駐車場に入ってみた。
舗装されていない砂利の駐車場で先客は1台だけで、料金所には人影なし。
観光案内所の駐車場まで戻ろうかと思ったのだけれど、料金所を覗いてみると

「クルマのナンバーをノートに書いて、駐車料金200円を箱に入れてください」

と書かれていた。

”お得じゃん!”

早速200円を箱に入れ、パサートのナンバーXXXXを書き込んでいざ出発したのは4時目前。

”こういう無人システムが成り立つのはやっぱ日本だよねぇ~”

なんて会話をしながら交通量がそれほど多くない道路を渡って反対側の駐車場へ。

結果的にこちらへ車を停めて滝を観に行くのは大正解。
白糸の滝と音止めの滝を観瀑して観光案内所へぐるりと一周したんだけど、観光案内所側から白糸の滝へ向かうと滝はちょっと遠目に観ることになる。
それに比べ、下の写真の観瀑台の位置に立つと圧倒的な美しさの白糸の滝の姿がすぐ目の前にバッと広がり感動ハンパない。

白糸の滝 観瀑台 案内図
白糸の滝 観瀑台 案内図
※ 案内図の「現在地」の左側が閉鎖されていた駐車場で、その左側の道路を挟んだ反対側の駐車場に車を停めた。

白糸の滝


観瀑台から眺める白糸の滝
観瀑台から眺める白糸の滝

手前左側の紅葉がメインの滝をガッチリガードしていて見えにくいんだけど、もうこの場所に立ってこの光景を目の当たりにして出た言葉は”すごい!”だけ。
緑色の木々が多いところを見ると、紅葉のピークはもう少し先だったのかなとも思うんだけど、どうなんですかねぇ。

滝壺横の観瀑台から観る白糸の滝1
滝壺横の観瀑台から観る白糸の滝1
 いやぁ、この滝は美しい。
そして、これだけの水が流れ落ちているので音はすごい!

滝壺横の観瀑台から観る白糸の滝2
滝壺横の観瀑台から観る白糸の滝2
落差は20m、全体の幅は150m(富士宮市)とも200m(wikipedia)とも・・・
気温の関係なのかず~っとガスが漂っていたのが写真的にはちょっと残念だったけど、まぁ見ていて飽きない滝です。



滝見橋方向から見る白糸の滝
滝見橋方向から見る白糸の滝
 正面に見える大きなメインの滝はその向こう側にある川から流れ落ちているんだけれど、右手に連なる無数の滝は溶岩断層の岩盤からしみ出してくる水なんだそうな。
木曜日の夕方ということもあってか観光客はそれほど多くなく、ゆっくりとこの滝の美しさを堪能できた気がすr。


音止めの滝

こちらは白糸の滝の滝見橋を渡り売店に向かって階段を上った先にある音止めの滝。

音止めの滝
音止めの滝

流麗な白糸の滝とはうって変わって 轟音を轟かせて流れ落ちる音止めの滝は落差25m、幅5m。
勇壮でものすごい力強さを感じた。
残念なことに地震や台風の影響で滝壺手前の断崖が崩れる危険性があるということで柵が張り巡らされていて、滝壺を直接目視するのはかなり難しかった。

上の写真は柵の手前でめいっぱい伸ばした三脚を両腕で頭上に差し上げ、バリアングル液晶モニターで滝の姿を確認しながら、三脚の足と一緒に掴んだリモコンレリーズのボタンを押して撮ったもの。
普段はほとんどファインダーを覗いて撮るんだけれど、こういう時は液晶モニターを思い通りの角度と方向に向けることができるα77Ⅱのバリアングルモニターはつくづく便利だと再認識。

ムムム、薄黒い●はプロテクターレンズに付いた滝の飛沫か・・・

この音止めの滝が見える売店裏の空き地に入ると、直前まで聞こえていた白糸の滝の流れ落ちる音が一瞬でをかき消され、音止めの滝の轟音が圧倒的な音圧で耳に届いてくる。

”あっちの滝の音をかき消しちゃうくらいすごい音だから、白糸の滝の音を止めちゃうって意味でつけられた名前なんじゃないの?”

なんてのんきな事を言っていたんだけれど、”音止め”の名前の由来はウィキペディアでどうぞ。

白糸の滝 @ wikipedia

売店横の観瀑スポットから観る白糸の滝
売店横の観瀑スポットから観る白糸の滝
 売店横の通路に戻るとチョット張り出したスポットがあって、ここから観る白糸の滝もまた素晴らしかったですよ。

音止めの滝へ流れ落ちる芝川
音止めの滝へ流れ落ちる芝川
売店裏から見える芝川の流れは、この写真の右端で音止めの滝となって豪快に流れ落ちてます。
紅葉の赤が強烈でした。

1周1時間ほど。
パサートに戻った時にはほぼ日が暮れて辺りはだいぶ暗くなっていた。

川根温泉

翌3日目の目的地は静岡県静岡市にある「安倍の大滝」。
どうせなら寸又峡で吊り橋を渡り、美人の湯として名高い温泉に浸かろうということになり、この日はとりあえずその近くの川根温泉まで行くことにした。
(どうせならっていう位置関係じゃない気もするけどね)

川根温泉 ふれあいの湯
川根温泉 ふれあいの湯
道の駅 川根温泉 ふれあいの湯

営業時間は9時までで入力受け付け終了は8時30分。
7時30分には到着して、ヌルヌル感のある弱アルカリ性温泉にゆっくりと浸かることができた。

炭風呂や檜風呂も併せて6つくらいの露天風呂と高温、低温の2つの浴槽の内風呂があり、道の駅併設の温泉としてはかなり豪華と言える(行った範囲の中でだけど)。
残念ながら食事エリアのオーダーストップは7時30分だったため、ひと風呂浴びた後の生ビールにはありつけず。

念のため途中のコンビニでGetしてクーラーボックスに入れておいた缶ビールで車中泊に突入したのだったZzz。



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