10月の三連休、2日目は早朝から大荒れの雨空だったけれど、3日目は天気予報通りに良い感じなお天気模様だったので予定していた平湯大滝へGo!
日本の滝百選10番目の滝探訪となる。

日帰りなので木曽の田立の滝にするか飛騨の奥飛騨温泉郷にある平湯大滝にするかの二択だったが、自宅から近い方の平湯大滝を選択。
滝を見た後、近くの新穂高ロープウェイまでパサートを飛ばして「見ごろ」マーク中の紅葉を満喫しようという作戦だ。

朝6時半に自宅を出発した時点では青空がいい感じだった。
松本市内方向に低くかかる白い厚めの霧?(雲か?)を遠目に眺めながら158号線を沢渡方面へひた走り、安房峠道路を経由して平湯エリアへ。
あそこのトンネル、ETCが設置されているんだけど係員がゲート脇に立っていてクルマは1台1台、一時停車させられる。
なんのためのETCなんだろうね、あれ。

平湯大滝

連休最終日の早朝ということもあり、特に渋滞することもなくすんなりと平湯大滝に到着した。

平湯大滝と平湯の由来
平湯大滝と平湯の由来

駐車料入り口でおっちゃんに500円を払って2つある駐車場の奥の方に入ってみると先客は乗用車1台のみ。
手前の駐車場には一台も停まっていなかった。


平湯大滝は駐車場から歩いて10分弱のところにある。
平湯大滝公園では無料送迎バスのサービスがあるが、渓流沿いの道路を散策しながら登るとほどなく開けた場所に出て、眼前に平湯大滝が見えてくる。

平湯大滝
平湯大滝


平湯大滝の全貌
平湯大滝の全貌
公称 幅6メートル、高さ64メートル。

前日は全国的に大荒れの天気だったのでおそらくかなりの雨が降ったものと思われるが、それほど水量は多くない。
とはいえ流れ落ちる滝の勢いに不足はなく、滝壺周辺ではかなり盛大にしぶきが舞い上がっている。
滝壺からかなり手前の岩場に規制線のトラロープが張られていてそれより先は進入禁止のため滝壺を直接目にすることはできなかった。
自己責任で滝壺まで行くことは、たぶん可能。

滝壺から若干遠いため、マイナスイオンミスト感がほとんど感じられなかったのが残念ではあるものの、滝自体はなかなか見応えがあった。

滝壺で大きな水しぶきを上げる平湯大滝
滝壺で大きな水しぶきを上げる平湯大滝

気温は10度前後と低かったため、滝周辺特有の外界より2~3度気温が低い爽快感も今回は感じることは無かった。

跡から続々と観光客の方々がいらっしゃって、お邪魔な万年初心者三脚カメラ親父は撤退を余儀なくされた・・・



紅葉と滝
紅葉と滝

黄色と赤のコラボレーション
黄色と赤のコラボレーション

平湯大滝公園内には足湯もある(足湯にしてはかなりぬるめ)。
その周辺は白樺の黄色をはじめ赤やオレンジ、橙などに紅葉した木々が織りなすグラデーションが美しい。



駐車場のパサート
駐車場のパサート

滝から駐車場に戻ると10台程のクルマが停まっていた。
そこそこお客さんは来る模様。


新穂高ロープウェイ

新穂高ロープウェイ公式ページ

何となく弱い日差しに一抹の不安を感じながらも新穂高ロープウェイの鍋平高原駐車場へ向かった。
新穂高温泉駅から第1と第2の2つのロープウェイを乗り継いで西穂高駅を目指す方法もあるのだが、この日新穂高温泉駅の駐車場は満杯だったようで、手前の分岐で整備員のおじさんが全車を鍋平高原の駐車場へ向かうよう誘導していた。
自分たちは最初から鍋平高原駐車場まで行くつもりでいたので、なんの躊躇もなくおじさんの指示に従った。

砂利の駐車場のパサート
砂利の駐車場のパサート

やはり3連休、ロープウェイ乗り場最寄りの駐車場は2面とも満車状態で、整理のお兄さんの指示に従って3番目以降の駐車場方へ向かった。


”こんにちは~。遠いアスファルトと近い砂利のどちらの駐車場がいいですか?”


こんな聞かれ方初めて。
前方を見るとすぐ左に折れると広い砂利の駐車場、前方奥へ進むとフツーにアスファルトの駐車場。

「砂利で!」
即答して左折し駐車場にパサートを止めたのだった。
先客は数台。

トレッキングシューズに履き替えて持ち物を確認しロープウェイのチケット売り場へ向かった。
2階建て定員121名の巨大な第2ロープウェイの往復料金は大人2,800円、子供1,400円。

チケット売り場のお兄さんに聞いてみた。
「今日、夕日はどうですかね?」
”そちらに山頂駅のライブカメラがあるんですが、ちょっと天候が良くないようで、今日はサンセットはどうでしょうか・・・”

この時期(10月10日~11月23日)、ロープウェイの車窓や山頂展望台から日没の光景を鑑賞するための「新穂高サンセットロープウェイ」というイベントが開催されている。
天気が良ければ是非展望台からの壮大な夕焼けを目にしたいと思っていた。

指差された先のモニターには雲に覆われた山が見えた。
あぁ~
山頂駅周辺の紅葉は散りはじめということだったし、今考えるとこの時点でロープウェイは断念して出直すべきだった。

駐車場に着いたときは青空が見えていたし、天候回復に一縷の望みをかけて、チケット買っちゃいました。
今考えれば(またかよ!)チケット買ったら早々にロープウェイに乗っちゃえば良かったんだけど、鍋平高原の散策路一周に出かけてしまった。
途中にいくつかあるビューポイントからアルプスの山々が見える、はずだった。
2.3Kmの道中、山々は霞がかかっているうえ、そもそも樹が生い茂っていて視界クリアなビューポイントは一つも無かった。

スタンプラリーのスタンプ収納箱
スタンプラリーのスタンプ収納箱

道中5か所にこのような箱があり、中にはスタンプラリー用のスタンプとスタンプ台が置いてある。
散策を開始する前にビジターセンターに立ち寄ると台紙がもらえるのでスタンプを押し、一周したら台紙をビジターセンターに持っていくとロープウェイの割引券(600円引き、1年有効)を人数分もらうことができる。
1年以内にリピートするかどうかわからないが、友達に挙げても良いかな。


ススキ
ススキ

秋ですなぁ~

白樺高原駅
しらかば高原駅
さて、散策路の周回を終えてしらかば高原駅へ。
この時点ではまだ青空が見えていたんですけどね。

山頂駅周辺の様子
山頂駅周辺の様子
ロープウェイが3つ目の最終鉄塔に近づくと眼前はにわかに真っ白に。
”まもなく山頂駅”のアナウンスがあるも終点直前まで駅は見えず。

そして山頂駅は周囲の山どころか30m先も見えないほどの濃い霧?雲?に覆われて視界は限りなくゼロ。
気温は3度。
一応山頂駅の外には出てみたものの寒さだけでなくガッカリな気持ちも手伝って散策する気にもなれず、早々に引き返して帰りのロープウェイに乗り込んだ。

残念ながらコストパフォーマンス最低の新穂高ロープウェイとなってしまった。

ひらゆの森

冷えた体を温めるべく帰路の途中の平湯にある「ひらゆの森」で温泉に浸かってきた。

ひらゆの森


ひらゆの森
ひらゆの森
日帰り入浴は大人一人500円と安めだ。
広大な駐車場には観光バスも停まっていてお客さんの数は結構半端ない。
大浴場と複数の露天風呂があり、露天風呂の方は大量の湯の華が浮かぶほぼ透明な温泉で温度は若干低め。
(”湯船ごとに温度や濁り方が異なります”とあるが、あまりそれは感じなかった)

男湯は露天が6個もあるので、それぞれ4~5人が浸かっている感じ。
全部は入っていないのでもしかしたらもっと熱い湯船もあったのかもしれない。

日帰り入浴は3時までという宿が多い中、ここは9時までOKなのが嬉しい。

森の灯台
森の灯台
駐車場の入り口付近にはランドマーク的な「森の灯台」があって、この周囲の石垣の内側が無料の足湯になっている。

平湯には入浴料寸志という古びた温泉「平湯の湯」もあったりしてちょっとしたワンダーランドっぽい。

平湯民俗館奥の平湯の湯
平湯民俗館奥の平湯の湯
機会があれば日帰り温泉巡りも良いかななんて思う。


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