カブトビール
8月の名古屋方面マンホールカード行脚で半田市赤レンガ建物を訪れ、復刻版カブトビールを購入した件を以下の記事に書きました。
愛知県南部2日目のマンホールカード巡りは常滑・知多・阿久比・半田・高浜・東浦
明治時代から昭和時代にかけて愛知県半田市で製造されていたという「カブトビール」の事は、半田市のマンホールカードをゲットするために半田市赤レンガ建物を訪れるまで全く知りませんでした。
エビスやキリンなどと並ぶ有名ブランドだったということで、単なるご当地ビールとは一線を画す製品だったのではないかと想像します。
ブランドが消えた理由は、太平洋戦争に伴う戦時統制と資材不足により1943年(昭和18年)に工場が閉鎖・生産終了となったためだそうです(GoogleAI)。
カブトビールパッケージ
1本800円のビール3本(明治、大正、昭和の復刻版)と300円の化粧箱のセットで、計2,700円で購入してきました。
化粧箱パッケージは見るからに”明治レトロ”と言うべきデザインですね。
レトロな美人画です。
日本語は右から左に書かれています。
箱の横には兜のロゴや「半田市赤レンガ建物」、レンガデザインが描かれています。
開けるのが勿体ない気もしましたが、賞味期限が9月後半なので思い切って開けることにしました。
カブトビール 明治
まずは「復刻 明治カブトビール」です。
斜めデザインのラベルで兜の絵と筆記体で「Kabuto Beer」と書かれています。
「復刻 明治カブトビール」はアルコール分7%で、3本の中では一番アルコール分が多いです。
かなり色が濃いビールです。
泡の色も濃いめです。
色と同様、飲み心地も濃厚です。相棒にひとくち飲ませてみたら”すごいコクだね!”とのこと。
明治という時代に、こんなに旨いビールが飲まれていたのか?と驚きの味わいです。
カブトビール 大正
中央に兜の絵をあしらった円形のラベルです。
ラベル下に「TOKYO JAPAN」と書かれていますが、半田市で誕生したカブトビールが東京へ移転進出したことによるものだそうです。
こちらは一般的なビールと同じアルコール分5%です。
色目は明治に比べるとだいぶ薄いです。
こちらはカラメルのような香ばしい風味が鼻に抜ける個性が強いビールです。
飲み込んだ後にほんの微かですが喉の奥に酸味を感じる独特な風味です。
カブトビール 昭和
モダンな感じのラベルで、今でも通用しそうなデザインですね。
「NIPPON BEER KOSEN Co.LTD」と書かれていますが、この時期は「日本麦酒鉱泉株式会社」という会社になっていたようです。
「昭和」はアルコール分4.5%で一番アルコール分が少ないビールです。
「明治」と「大正」の原材料は麦芽(ドイツ製造)とホップだけでしたが、「昭和」の原材料名には”米”も書かれています。
明治と大正の中間くらいの色目でしょうか。
これまたガラッと風味が変わっていて、とても発泡感が強くピリピリとした口当たりや喉越しで苦味を感じます。
飲み込んだ後も喉の奥に苦みが残ります。
どれが好き?
| 種類 | 度数 | 味わいの特徴 |
|---|---|---|
| 明治 | 7% | 濃厚なコクと深い色合い(一番推し!) |
| 大正 | 5% | カラメル風の香ばしさとほのかな酸味 |
| 昭和 | 4.5% | 原材料に米を使用、強いキレと苦味 |
どれも個性的な飲み心地で甲乙つけがたいのですが、私の推しはズバリ「復刻 明治カブトビール」です。
最初のひとくちを口にした時の濃厚な味わいがとても印象的でした。
あまり冷やしすぎない温度で飲むのが良いと思います。
高級な喉越しのこのビールを、明治の人々は一杯いくらくらいの値段で飲んでいたのか気になるところです。
また半田市近辺へ行く機会があれば、ぜひ半田市赤レンガ建物に立ち寄って「復刻 明治カブトビール」を何本か購入したいと思います。
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