8月18日
”連休明けの18日火曜日でいかがでしょうか?”
と2日の夜に連絡をもらっていたので朝一でディーラーに向かった。

パサートを預けて渡されたキーで乗り込んだのはガンメタのゴルフ7だった。
あ、出張不在の工場長に代わって対応してくれたアドバイザーがそう言ったんだけれど、”タングステンシルバーメタリック”なのかな。

代車ゴルフ7
代車ゴルフ7
いつものことのように今回も「わ」ナンバーのレンタカーだった。

フォルクスワーゲンはグレードバッジが無いのでよくわからないのだけれど、HighLineなのかな?
17インチのピレリP7を履いているのでたぶんそうだね。
このタイヤ、意外にロードノイズがかなり少なく乗り心地も悪くない。
P7って息の長いモデルだけど着実に進化してるんだね。


メーターの中のゴルフ
メーターの中のゴルフ


早速目玉装備と言っても良さげな「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」 、全車速追従機能というものを試してみた。

仕事がら、人間が作るソフトウェアに不具合は付きものだと思っているので、基本的に”自動”とか”電動”というシステムを信用していない。
自動運転システムなんてものが広く一般に普及して運転する必要がない車ばかりになったらきっと運転をやめるだろうと思っている。
まぁ、そうなる前に免許証返却年齢になっているとは思っているのだが。

で、このACCだが意外に使えるかもしれない。
通勤の行き帰りは信号の少ないバイパスのような区間が長い。
この道でACCの設定速度を70Km/hに設定してみた。

もちろん70Km/hの速度は法定速度を超えているのだが、通勤時間帯は交通量が多くこの速度で走れることは無い。
基本的には高速道路で使うシステムだとは思っているが、交通量の多い通勤時間帯、出ても60Km/hまでなのでこの設定でも特に問題ない。

最初は恐る恐る的な感じでブレーキペダルの上に浮かせた右足を置いていつでもペダルを踏めるように用意して走行してみた。
前走車の後ろを常に一定の車間距離を保って追随する代車に
”おぉ!”

そして前方の交差点の信号が赤に変わったのをみて、いよいよブレーキペダルの上に浮いている右足に力が入り、いつでもガツンと踏み込める状態に。
最初は結構ビビったのだが、クルマ一台分くらいの車間を保って割とキツ目のブレーキングでピタリと停車した。

”おぉ! おぉっ!”

AutoEngineStopをOnに設定してあったのでエンジンは停止。
信号が青に変わり、前車が動き出すとブルンとエンジン始動。
このタイミングでアクセルを踏むか、ステアリングにある「Reset」ボタンを押すとブレーキがリリースされてスルスルと発進する。

”おっ、おっ、おぉ~~!”

交差点やコーナリングでブレーキを踏むような状況にならない限り、アクセルにもブレーキにも触れることなく半自動運転してくれるゴルフ7にちょっと感激。

ただ、これが快適かと言えば自分の運転スタイルと異なる挙動に緊張してしまうほうが多いかなという感じ。
前車に追随してゆっくり発進してから割と急な加速で追いつこうとしたり、遅めかつ急なブレーキで前車の停止に合わせるなどは快適かと聞かれれば、”あまり”と答えるだろう。
ただ、たぶん比較的急なブレーキは、ブレーキをかけているんだということをドライバーに明確に伝えるための”敢えて”な味付けなのかもしれない。

一度怖いと思ったのは後方から迫ってきた2台の中型バイクが自分の車の左側を追い越して前車との間に入り込んだ時だ。
前方に交差点があり前車は徐々にスピードを下げ自分のゴルフのACC君も車速を下げている中、割り込むように前方に入り込んできたバイク。
しかも左の路肩ギリで、あわよくば前車の左をすり抜けてさらに前方をうかがうような位置取り。

これを検知してちゃんと停車できるのかを確認する前にブレーキペダルを踏んでいた。
こんなシチュエーションはかなり怖い。

あと、松本市では悪名高い”松本走り”という悪習慣がある。
交差点で右折待ちで停車している多くのクルマが、対向車線を直進または左折するクルマを見て、その前を走るクルマとの間に2~3台分くらいの車間があると強引に右折して対向してくるクルマの目前を横切るという運転だ。

ACC君は比較的前の車との車間を広めにとってドライブしてくれる。
その前の車との間を割り込むようにして右折していく”松本走り”のクルマにもちゃんと対応してくれるのだろうか。

あ、ACC君を市街地走行で使うんじゃねぇ!というご指摘はごもっとも。


車速が70Km/hあたりからオートレーンキープ機能も頑張っちゃうらしい。
まぁ、高速道路で遠いところへ行くケースでは重宝するなぁと、ちょっと真剣に思ってみたりする。

ACC君だけ、うちのクロパサに欲しいかも。


なんて言っている金曜日。
パサートの仕上がり予定日は日曜日。
・リアサスペンションのゴトゴト異音
・ステアリングポスト&インパネあたりのギシギシ、カタカタ異音
・4輪アライメント取り直し
・クラッチ再交換

リアサス近辺から聞こえてくる異音が完治するのか、その音の原因も含めて気になるところだ。


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