パサート ブレーキの鳴きについて

2014/03/12

passat パサートヴァリアント 異音

先日、当ブログのアクセスログを何気なく眺めていたら
「パサート ブレーキ 鳴き」
というキーワードで訪問された方がいらっしゃった。

B7パサートのフロントブレーキ
B7パサートのフロントブレーキ


検索されていた方がパサートオーナーさんなのか、潜在的オーナーさんなのかも不明だが、私のパサートについて言えば、納車以降一度もブレーキの鳴きに悩まされたことはない。
欧州車では当たり前のようだったブレーキパッドダストによるホイールの汚れもそれほど気にならない。
一般的な日本車と変わりない印象だ。

「ブレーキ 鳴き」というキーワードで印象に残っている車は確か1994年に購入した「ミニ 35th Classic」だ。
確か1.3メイフェアベースで革シートなどを奢った記念モデルで、チャーコールブラックのボディーカラーにゴールドのピンストライプがお洒落だった。

この車、ブレーキとパッドのアタリが付いた頃からブレーキの鳴きに悩まされた。
音量は半端無く、交差点で停止するときのブレーキのキィ~~ッという盛大で壮大な音は、信号待ちしている歩行者全員の注目を浴びるほどの爆音ブレーキだった。

ディーラーで再三パッドの研磨やローターとの摺り合わせ、パッドの面取りなどを繰り返したが一向に症状は改善せず、クレームでローターを新品に交換しても症状に変化がなくお手上げ状態だった。

担当セールスマンの対応に業を煮やして当時のインポーター、ローバージャパンのカスタマーセンターに直談判した。
たまたま担当してくれた人がとても真摯に対応してくれて、何度か電話でのやりとりをするうち、イギリス本国でも当該モデルのブレーキの鳴きが問題になっているということがわかった。

そして、対策候補のブレーキローターが幾つか作られているようなのでそれを試してみましょうという話になった。
待つこと数週間、ローバージャパンに届けられた対策(候補)ローターは、直ちにディーラーに送られてきた。

早速ディーラーに行ってローターを交換してもらったのだが、これがドンピシャで恐ろしいほどの鳴きは見事に収まった。

ローバージャパンの担当者に無事解決したことを伝えると、それ以降のモデルで対策品を使うよう、本国にフィードバックしておくからということだった。

まぁ、実態は不明だが、ディーラーで解決できないトラブルもインポーターの担当者の対応いかんでは解決する場合もあるという良いサンプルだった気がする。
当時のミニは最大のマーケットが日本だったこともあり、日本のオーナーを大切にする対応が行われたのかもしれない。

もちろん、サードパーティーのローターやパッドに交換するという対策もある。
ただ、ブレーキは特にデリケートなパーツで相性問題も少なくない。

VOLVO 850ではローターの消耗交換時にBrenboの穴あきローターに変更したが、この穴がパッドと擦れてチッチッチッという断続的なノイズを発してめちゃくちゃ気になったこともある。


B7パサートのブレーキは強力な制動力を感じることは無く、どちらかと言うと多少甘い印象のブレーキだ。
もちろんこれはブレーキが効かないということではなく、ブレーキをしっかり効かせるためにはしっかりブレーキを踏み込む必要があるということだ。
自分はチョット触んだだけでガツンッ!と効くアシスト過剰なブレーキよりもこういうブレーキが好きだ。

右足親指の付け根の微妙なコントロールでカックンブレーキなんで無縁な同乗者フレンドリーなブレーキ操作に心がけているOYA-Gである。


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