昨日の土曜日(11月16日)にパサートのタイヤをスタッドレスに交換した。
いつもは大体12月の1週目あたりの週末に交換するのだが、今年はかなり早めの交換だ。
特に理由があるわけではないが、先日市街地でも雪がパラツイたこともあってちょっと早めに換えておきたくなった。
冬用スタッドレスタイヤはMICHELIN のX-ICE XI3で、純正と同じ215-55-16だ。
交換前に昨年1シーズン(約4ヶ月)装着したスタッドレスタイヤの減り具合を確認してみた。
パサートはFFなので、フロントの減りが早い。
一目瞭然だが左がリヤ、右がフロントで使用したものだ。
もちろん前後ローテーションで履かせることになる。
アルミホイールのボルトにはカバーが付いていて一応専用工具で引っ掛けて外す構造になっている。
このボルトカバーは1個100円程度で買える。
ホイールを外したところ。左がフロント、右がリアだ。
パサートは前後ともキャリパーがフロント側に付いている。
冬季は軽い積雪でも市の除雪車が出動してガンガン塩カルをバラ撒いていくため、サビでホイールが固着してしまうことが無いよう、ハブとホイールの接合面はCRCの5-56で一通り拭いて軽くグリスをスプレーしておく。
またまた見つけた隠れロゴマーク。
リヤのハブの頭にフォルクスワーゲンとアウディのロゴマークが並んで刻印されていた!
さて、ホイールなのだが、ドイツ車のパサートはご多分に漏れずホイールはナットではなくボルトで装着するハブセントリックタイプだ。
これは前車のボルボも同じで、96年購入して初めての冬にホイールを交換しようとして愕然とした記憶がある。
それまで国産車ばかりだったので、こんなにホイール交換が面倒だと思ったことはなかった。
パサートはボルボよりもハブの出っ張りが多めなのでホイールを指先で抑える程度で止まっているのでまだ楽な方だが、ボルボは出っ張りがほんの僅かでホイールをしっかり押さえていないと外れて落ちてしまうためかなり大変だった。
制限速度が高い設定のヨーロッパ車はホイールセンターが取りやすいハブセントリックが多いようだが、イギリス車だったローバーのミニはナット締めタイプだった。
純正ボルトはこんな感じ。
ちょっとわかりにくい写真になってしまったが、よくあるテーパータイプではなく球面タイプだ。
こちらは純正アルミホイールのボルト穴。
こちらは冬用の社外品アルミホイールのボルト穴。
ちなみにこの冬用ホイールはフォルクスワーゲン専用モデルで純正と同じRが付いているため純正ボルトをそのまま使用することができる。
ハブリングも不要でハブにジャストフィットする。
汎用アルミホイールの場合ほとんどがテーパータイプなのでボルトも当然テーパー付きのボルトになる。
汎用ホイールでテーパーボルト使用の場合、万が一に備えてスペアタイヤ用に5本の純正ボルトをクルマに積んでおく必要があり面倒だ。
外した夏タイヤも前後の比較をしてみた。
走行距離は現在約19,000Km、上がフロント、下がリアで履いていたものだ。
偏摩耗や傷など、特に気になる箇所は無くひと安心。
とは言え、やはり2万キロ近く走るとブロックのエッジがそれなりに削れてきている。
夏タイヤのビバンタム君はかなりトレッド面に近い所に居るので、タイヤを装着した状態で横から見てもどこに居るのかわからない。
こちらは冬タイヤのビバンタム組んでサイドウォールに居るので横から見てもすぐに見つけることができる。
2シーズン目になるX-ICE XI3。
夏タイヤに比べると当たりが柔らかく乗り味が少しソフトになった。
ロードノイズは少なめで耳障りな音質ではないためスタッドレスを履いていることを忘れてしまいそうなほどだが、ブレーキング時はやっぱり少しだけヤワな印象がある。
昨年積雪で硬めのシャーベット状になった坂道で発進時にズルズル滑ったことが1度あった。
交換後まだそれほど多く走っていない時の事だったが、十分な皮むきも終わっている今シーズンはどうだろうか。
雪が少ない冬であることを・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿