久しぶりに帰省した息子たちを伴い、家族5人でパサートに乗車。
ちょうど梅雨明けして強い日差しが黒いパサートをアツアツにする中、諏訪のとんかつで有名な「丸一」さんへ出かけてみた。
「丸一のメインページ」
昼の開店時間11時30分の10分ほど前に駐車場に到着すると1名乗車のクルマが1台、既に開店待ち。
更に数名乗車のクルマと6~7台のバイカー軍団の皆さまが駐車場に乗り入れてきた。
と、まもなく店舗の方からおかみさんと思われる方が出てきて、
「どうぞ、もうあけましたのでお入りください。」
と声をかけてくれた。
早速店内に入り、1階小上がりの一番奥の席に陣取った。
若干1名の年寄りは定番のとんかつ定食(1,500円)、残り4名は特大との噂が高いロースかつ定食(1,900円)を注文した。
ちなみに「特製ロース定食」というのがメニューにあったが、これは前日までに予約しておかないと食べられないいらしい。
”ロースはお肉がとても厚いのでお出しするまでに20~30分かかりますがよろしいですか?”
と若いお姉さんの店員さん。
低温でじっくり時間をかけて揚げるので時間がかかるというのはリサーチ済みなので
「はい、大丈夫です。」
と即答。
ちなみに定番とんかつ定食は15分ほどでテーブルに運ばれてきた。
こちらも十分なボリュームでロースかつ定食への期待が高まる。
待つことおよそ30分。
ビッグなロースかつが運ばれてきた。
ごはんとトン汁付き。
諏訪 丸一 ロースかつ定食 |
厚さがわからないので、一切れ取り出してもう1枚パチリ!
諏訪 丸一 ロースかつ定食 肉厚! |
それにしてもデカくてブ厚い。
よくある、衣でごまかした一見厚く見えるとんかつや、衣と肉の間の厚い小麦粉&たまご層たっぷりとんかつとは異なり、衣はサクサクで極薄だ。
これだけ厚い豚肉の中までしっかりと火が通っていて、ほんのりピンクの部分はそれほど多くない。
肉質は柔らかくサクッとかみ切れるし、ジワッと肉のうまみ汁が口の中に広がって、最初の一口はみんなの目がひときわ大きくなった。
とんかつ定食の方は比較的脂身が少なく、食の細い年寄りが”とってもおいしかった”と完食。
ロースかつの方は脂身の部分が結構多いので、脂身が苦手な人はとんかつ定食やヒレカツをチョイスするのがよさそうだ。
豚肉のうまみは脂身と肉の境目周辺にあると思っている自分には文句なしのロースかつ。
ただ、ソースにはあまりこだわりの無いお店のようで中農風のソースは好みが分かれそうだ。
トン汁は可もなく不可もなく。
”せまくてごめんねぇ~”、”お待たせしちゃってごめんねぇ~”、
何度もそう言ってお客さんに声をかけるおかみさん。
かつを揚げるオヤジさんも、おかみさんも店員さんも非常に気さくでお客さんへの心遣いも厚い、雰囲気の良いお店だ。
”全部食べられた? 400gくらいあるからね。ありがとうね。またきてね。”
会計でニコニコしながら応対するオヤジさんの言葉。
「おいしかったです!ごちそうさま。 また来ます。」
パンパンになったおなかをさすりながらお店を後にした。
ロースかつ好きには外せない名店だ。
ごちそうさまでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿