Dawarichと格闘
PCで参照することができなくなったGoogleタイムラインを、なんとかPCで見ることができるようにしたいと試行錯誤してきました。
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3週間ほど時間が空いている時にChatGPTを相手にしながらDawarichのコードと格闘してきましたが、ようやくまともなタイムラインをPC上で表示させることができるようになりました。
8月初旬に名古屋方面を徘徊した時の、8月5日のタイムラインマップです。
8月中旬にDawarichの環境をローカルPCのWSL(Linux環境)に構築したとき、Dawarichのバージョンは1.12.1でした。
前回(9月3日)記事にまとめた後、Dawarichのローカルバージョンが古いことに気が付きました。
色々な不具合が対策されていることを願いながら、1.14.2、1.14.3とバージョンを上げて動作確認を行いましたが、なかなか思うような結果が得られませんでした。
ChatGPTに不具合の詳細とどうあるべきかを指示して解析と修正案提示を任せ、ようやくスマホのGoogleマップタイムラインと遜色のない表示ができるところまでたどり着きました。
問題点
問題を要約すると以下のとおりです。
- 日付をまたいで同一場所に滞在すると、数日分まとめて1つの長大な滞在になってしまう → タイムラインに前日分や翌日分まで線が引かれてしまう
- 本来は日ごとに表示されるはずのHome滞在が、途中の日だけ「No visits」になる → 自宅にいるのにどこにも居ない状態になる
- GoogleマップではHomeと設定している場所が、Dawarichでは近所の公園など別の場所名になったり、Unknown(不定)になったりする
- Importしたデータとは別にDawarichが訪問場所情報を生成することで、同じ滞在が二重に存在したり全然別の場所(川の名前や近くの別の建物)になる
- そもそもGoogleマップのタイムラインを取り込んでいるのに、DawarichのタイムラインがGoogleマップと一致しない → 場所の名前だけでなく、移動手段が自転車になったりして正しくない
基本的にGoogleマップが認識している場所については、その場所をDawarichでも使うべきなのですが、もともとそうなっていなくて、GPS情報から場所を独自に判断してしまう機能のほうが強いために、タイムライン上の名前が正しく表示されない場所が多かったので、Googleマップのタイムラインが持っている場所の情報は極力そのまま使用するようにしました。
GoogleのPlaces APIサービス
Googleタイムラインに格納されている場所の情報はその場所の固有IDだけで、名前はGoogleのPlaces APIサービスにそのIDを投げて場所の名前を取得する必要がありました。
このGoogle APIを使って場所名を取得するという仕組みはDawarichには実装されておらず、自前でGPS情報から有望と思える場所の名前を決めていたので変な場所名が表示されていたのです。
IDから名前を取得するGoogleのPlaces APIサービスは有料ですが、月間の使用量(ID→名前の変換リクエスト)が一定(10,000クエリ)以下なら課金が発生しないので、個人で使用する限りは無料で使い続けられそうです(Googleがサービス改定しない限り)。
念のため、1日の使用量上限を300に設定して万が一に備えています。
比較
2026年8月5日のタイムライン
前回は前日や翌日のラインが一緒に表示されていたり、施設名が正しく表示されないなどの不具合がありましたが、それらは概ね解消されています。
修正後のマップと比較すると、余計な直線や誤った滞在場所が綺麗に整理されたことがよく分かります。
2013年11月3日のタイムライン
続いて、過去の古いデータも正しく再現できるか確認してみました。
若干の不整合がありますが、13年以上前のタイムラインなので、だいたいが分かれば良しとします。
この日の移動目的は今でもハッキリと覚えているので、中央自動車道の恵那サービスエリアや土岐アウトレットに立ち寄ったことは記憶に残っていますが、ガストに立ち寄ったのかどうかは記憶にありません。
吉祥寺というのはおそらく別の場所で、本来の目的の場所はその近所の別のところだと思います。Googleマップに名前が出てこないので、施設がなくなっているのかもしれません。
修正もできる
Dawarich上で場所の修正や移動手段の修正も問題なくできます。
Googleマップと同期が取れなくなりますが、PCの広い画面で過去のタイムラインを確認できるという初期の目標は達成することができました。
修正はローカルのGitコピーにとどめていますが、差分ファイルを生成してあるので、Dawarichの今後のバージョン更新にも対応できると考えています。
やれやれ。
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