スマホマイナンバーカード
2025年6月24日からiPhone(Apple ウォレット)で利用が開始されたスマホマイナンバーカード機能が、およそ16ヶ月遅れで2026年10月20日からようやくAndroidスマートフォンでも利用出来るようになりました。
「Android のマイナンバーカード、本日より提供開始。日常生活での本人確認をよりスマートに」(Google Japan Blog)
2023年5月11日からマイナンバーカードがAndroidスマートフォンに搭載可能となった直後から手元のAndroidスマホに入れて使っていました。
「スマホにマイナンバーカードを搭載!設定手順と指紋認証ログイン」
とは言え、今までスマホに入れたマイナンバーカードはスマホ用マイナアプリの世界での利用に限定されていて、プラスチックカード(マイナカードの現物)と同様に利用することはできませんでした。
e-Taxの手続きに関しては手続きの最中に何度もプラスチックカードのマイナンバーを読み込ませる必要がなくなったことは便利さを実感できた少ないメリットです。
一方で、コンビニでの各種行政書類の発行や、病院・薬局などの医療機関の窓口処理ではプラスチックカードが必須だったため、AndroidスマホユーザーとしてはiPhoneにだいぶ遅れを取っていることで悔しい思いが続いていました。
特に病院では、受付に設置された読み取り機にマイナンバーカードを置いて暗証番号を入力する場合、待合室側に向けられている液晶画面に表示されたテンキーから入力するタイプの機材が多く、背後の視線を意識しながら暗証番号をコソコソ入力しなければならないのが結構苦痛でした。
ようやくそんな不便さが解消される事になったので、早速愛用のPixel10にマイナンバーカードを追加してみました。
マイナンバーカード追加
マイナポータルアイコンをタップします。
マイナポータル起動画面
アプリの起動画面が表示されます。
画面を下へスクロールすると”Androidのマイナンバーカード(機能限定)を利用する”という表示があり、「Googleウォレットをひらく」というボタンがあるのでタップします。
説明と注意
以下は、スマホへのマイナンバーカード追加手順における説明と注意画面です。
追加確認
Googleウォレット
Googleウォレットにマイナンバーカードが追加されました。
フル版(通常版)をGoogle ウォレットなどに登録すると、実物のマイナンバーカードとほぼ同じように、「顔写真」や「氏名・住所・生年月日」が券面(画面)にデザインされて表示されるようです。
機能限定について
私が使っているAndroidは Pixel10 なので通常版に対応しているはずですが、表示は機能限定版となっています。
これはおそらく、Android OSのベータプログラムに参加していて、OSのバージョンがベータ版だからではないかと想像します。
以下は、通常版と機能限定版の違いの一覧表です。
| 利用するサービス | 通常版(フル版) | 機能限定版 |
|---|---|---|
| マイナポータルへのログイン (年金や税金の確認) |
◯ | ◯ |
| コンビニでの公的証明書発行 (住民票や印鑑証明など) |
◯ | ◯ |
| マイナ保険証としての利用 (病院・薬局での受付) |
◯ | ◯ |
| オンラインでの本人確認 (e-Taxの確定申告、銀行口座の開設など) |
◯ | ◯ |
| 対面での本人確認・年齢確認 (窓口や店舗でスマホ画面を提示) |
◯ (新機能) | ❌ |
| Google ウォレットへのカード追加 | ◯ (通常デザイン) | ◯ (「機能限定」と表示) |
意外に差はなく、いわゆる「属性証明」が使えるか使えないかの違いだけのようです。
これは具体的に、
- お店での年齢確認(お酒・たばこの購入)
コンビニの有人・無人レジや居酒屋で、店側の端末にスマホをかざし「20歳以上であること」だけをスマートに証明できるので、実物カードと違い、余計な住所や氏名を見られずに済む - 窓口や受付での本人確認・住所確認
携帯ショップでの新規契約、ホテルのチェックイン、自治体の窓口などで、実物カードを出さずにスマホだけで本人確認が完結する
また、特定の地域住民向けの「イベント割引」や「施設の優遇措置」を受ける際の住所証明にもスマホが使える - Google ウォレット上の見栄え
通常版はGoogle ウォレットに登録した際、通常のデジタルIDとしてすっきり表示されるが、機能限定版はカードの左上に目立つように「マイナンバーカード(機能限定)」とテキストが表示される
タバコは吸わないし、スーパーで酒類を購入する場合はレジ端末の「はい」/「いいえ」をタップする方式が従来通り利用できる限り、店頭での年齢確認機能は不要です。
自治体窓口機能も、コンビニでの公的証明書発行機能が使えるので、窓口にわざわざ出向くことはほとんど無いと思います。
個人的には必須な機能はないのでとりあえず現状で良しとします。
今後、スマホマイナンバーカードによる色々な優遇措置が提供されるようになれば再考します。
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