佐渡島上陸2日目の朝
ゆっくり7時ころ起床しました。
2日目もとても良い天気で朝からメチャクチャ暑かったです。
2日目の朝 |
奥の方はぜ~んぶ海で、建物の向こうにしっかり朝日が上っています。
”ここはキャンプをする場所じゃないよ!”という警告看板が建てられていました。
クルマの後方はちょっとした港みたいになっていてすぐ海です。
フロントガラスの”HIPPO SHADE”は先代クロパサ時代から使っているものです。
リフターのフロントウィンドウはクロパサよりだいぶ大きいサイズなんですが、問題なく全面カバーできています。
表面はシルバー、裏面は黒でコーティングされていて遮光性は抜群です。
2回ひねって纏めるとドアポケットにスポッと入るサイズになるためとても重宝しています。
Hippo Shade |
岩首養老の瀧
養老の滝という名前は居酒屋以外では、日本の滝百選に選出されている岐阜の養老の滝が有名です。
佐渡にも「岩首養老の瀧」という滝があって立ち寄りました。
岩首養老の瀧 |
落差29mということで美しい滝でした。
養老の瀧公園案内図 |
養老の瀧公園の入り口に大きな看板があって案内図が掲示されています。
看板のすぐ左手にクルマ4~5台が停められる駐車場があり、瀧は看板脇の道を真っ直ぐ登っていくとすぐのところにあります。
「石工の館資料館」側を回る遊歩道も書かれていますが、看板のすぐ奥にある登路は崩れていて、普通に歩けそうな状態ではありません。
「石工の館資料館」は全体的に白く埃っぽくなっていて長いこと閉まっている様に見えました。
養老の瀧の成り立ち |
剥がれやすい流紋岩の崖を流れる瀧ということで、少しずつ形を変えていくんでしょうね。
実は佐渡島には他にもいくつか行ってみたい滝があったのですが、近くまで行っても入り口が不明だったり通行止めだったり周辺が工事中でクルマを止めることができなかったりで、結局ちゃんとした滝はこれひとつでした。
多分佐渡島にとって、滝は観光資源ではないんでしょうね。
姫崎灯台
佐渡島の東端近くに建つ姫崎灯台に立ち寄りました。
現存する日本最古の鉄造灯台 |
ロケットのような独特な形状で美しいです。
現役灯台で中を観ることはできません。
この写真を撮った場所の後方にはキャンプ場があります。
幼くしてなくなった子供の霊が集まる場所とのこと、小さな石仏がたくさん並べられていました。
なんででしょうね・・・
他の99の灯台、興味あります。
ちょうど両津港を出向した佐渡汽船のフェリーが新潟港を目指して航行中でした。
青い船体なので「ときわ丸」でしょう。
空と海と田んぼのコントラストが抜群の景色でした。
道の駅「あいぽーと佐渡」
「あいぽーと佐渡」
う~ん、ちょっと道の駅としてはどうかなという感じでした。
この日は地域の定期検診を実施していて、建物入り口前には検診車が2台止まっていて、建物内は検診を受ける地域の方々でいっぱいでした。
道の駅というよりはコミュニティーセンターと言ったほうがピッタリ来るような気がします。
トイレはありますが、インフォメーションカウンター(?)は検診受付になっていました。
入り口を入ってすぐの片隅に、ワゴンセール的な地域物産コーナーがあったので、まぁギリギリ道の駅の要件を満たしているのかもしれません。
ただ、そのコーナーで販売を担当していた、結構お歳を召したお姉さんに貴重なお話を聞くことができました。
伊豆などへ行くと道路沿いにいっぱいある鮮魚とか干物とかを売るお店を、佐渡島を半周くらい走っていて1軒も見なかったので、どこかにあるか聞いてみました。
お姉さんいわく、その手の店は無いそうです。
・フェリーターミナルにはお土産屋さんがあるので買えると思うが開いている時間は知らない
・スーパーなら買える。マツヤがおすすめ!
これです!
スーパーマツヤ、しっかりインプットしました。
二ツ亀
佐渡1周線の県道45号線を北上して二ツ亀に立ち寄りました。
「二ツ亀」
ひょっこりひょうたん島みたいに見えますが、2つの島が重なってそのように見えています。
ここの道標にも”ウラジオストック”があります!
佐渡島、世界規模ですね。
佐渡島 二ツ亀 |
この写真を撮った場所の後方にはキャンプ場があります。
クルマは「SADO二ツ亀ビューホテル」前の駐車場に停めて少し歩いて丘を下る感じです。
ちょっと急な坂道を下ると海水浴場に到着します。
佐渡島 二ツ亀 海水浴場 |
佐渡島有数の海水浴場らしいですが月曜日の平日だったので海水浴客はあまり多くありませんでした。
確かに海の透明度は高くてきれいなんですが、漂着物がかなり多く、砂浜というよりは細かい砂利浜といった感じで歩きにくいしサンダルと足裏の間に容赦なく小砂利が入り込んできて痛いです。
適温でしたが海水浴はしていません。
交差点手前右側に「願入口」という道標と「賽の河原」という小さな看板があって目に止まったのでなんとなく右折して行ってみました。
小さな「願」という名前の集落があり、旅館、民宿が5軒ほどあるようです。
行き止まりまでクルマを進めると、数台駐車しても良さげなスペースがあったので、そこに駐車して二ツ亀方面に向かって海沿いのガラガラ道を歩いてみました。
賽の河原霊場 |
幼くしてなくなった子供の霊が集まる場所とのこと、小さな石仏がたくさん並べられていました。
みんな同じ顔、同じサイズなので、これを売っているお店がどこかにあって、そこで買ってきて供えるのかもしれないですね。
”願集落”かなぁ・・・
他にも2つほど岩屋のお不動産とかお社とかあったのですが、ちょっと写真は控えました。
時々何かのタイミングで何かが肩に乗ってしまい数日痛みが続くことがあるので・・・
小さな滝 |
願集落から賽の河原霊場へ向かう道中、右側の崖の上に小さな滝が見えました。
後でGoogleマップで見たんですが、川もなければ滝もない。
湧き水にしてはしっかり流れている滝でしたが名前はわかりません。
大野亀ロッジ
急斜面を下ったり上ったりでお腹が空いたので「SADO二ツ亀ビューホテル」でなにか食べられるかと思ったのですが喫茶程度しかない様子。
ホテルの方から
”大野亀まで行けば道路を挟んで食堂があるので、もしやっていればそこで食事は摂れる”
という情報を頂き、大野亀へ向かいました。
「大野亀ロッジ」
Googleマップから頂いた大野亀ロッジ写真 |
建物右半分がカフェレストランでですが、左側が宿泊施設(ロッジ)ですかね。
なぜかカツ丼 |
なんででしょうね・・・
海鮮丼が名物らしいのですが、何故かカツ丼を頼んでしまいました。
業務用の(もしかするとナゲットみたいな合成肉)カツにとろみのあるソースと、謎の紅生姜がのっていました。
お隣のお客さんが海鮮丼を食べていましたが、サザエが貝ごと別皿に盛られていたりしてなかなか豪華な様子でした。
未だになぜ海鮮丼を頼まなかったのか謎です、自分。
ちなみにお店の方に伺ったところ、以前は大野亀の上まで歩いて登ることができたそうですが、今は登れないとのこと。
道が崩れていることに加えて、マムシが居るので危ないのだそうです。
しっかりとしたトレッキング装備でなければ行っちゃだめだと仰っていました。
入崎弁天堂
こちらも入りやすい広い駐車場が見えていて看板が出ている名所的な場所だったので立ち寄りました。
どうやら道路を隔てて山側には入崎灯台があったらしいのですが見ていません。
祠 |
岩 |
角度は補正していません。
これで水平です。
タモさんの好物っぽい地層です。
黄色いのはペンキ塗っているんでしょうね、多分・・・
ここはもう、注連縄というよりただのロープという感じでした。
この小屋が弁天堂なのかなぁ・・・
尖閣湾
尖閣と聞くと何やら危なげなイメージが脳裏に浮かんできますが、関係ないですね。
ここも立ち寄りました。
「尖閣湾」
さどまる会員証提示でお買い物が10%引きになります(酒など一部商品を除く)。
尖閣湾ボート乗り場 |
崖の上から遊覧船があるボート乗り場まで結構な急階段を下っていきます。
ぜんぶゴツゴツとした岸壁で違いは良く分かりませんでした。
尖閣湾遊覧船 |
ボートのマストっぽいところに止まっているカモメを撮っただけなので、ボート全体が写っていません。
定員15名のボートは船内中央が前後に長い水槽の様になっていて、周囲の長椅子に腰掛けて上から覗き込むと海中が見える仕組みになっています。
海水の透明度が高いので、要所要所で止まって海中をみせてくれると、魚や海藻、海底の地形などがとてもクリアに見えます。
すしやまるいし本店
夕食は回転寿司の「すしやまるいし本店」でした。
こちらも昨日のお昼を食べた弁慶同様の人気店らしいです。
6時近い入店でしたが、待ち時間ゼロでカウンター席に案内されました。
すしやまるいし本店 |
広い駐車場完備のお店です。
大きめのサイズで濃厚で美味しかったです。
エビや貝だけではなく、マグロの3種盛りやイカ、地物の魚など、どれも美味しかったです。
しめ鯖はやっぱり少し酢がきつかったかなと思いますが、昨日の弁慶さんより全然良かったです。
まるいし本店圧勝!
燃料補給
燃料残量が少し心もとなくなって翌日の佐渡島離脱に支障が出そうだったため、20Lだけ給油しました。
ネットで佐渡島の軽油はJAのスタンドが一番安いことを調べていたので、走行中にJAのスタンドを見かけて飛び込みました。
160円でした。
長野県はガソリンが全国で一番高いと言われていますが、佐渡はそれよりもっと高い!
20Lだけ給油 |
ホテル万長
「ホテル万長」
宿泊はしていません。
入浴だけです。
夜8時までに入館すれば9時まで温泉を利用できます。
佐渡市以外の人の入浴料は700円です。
大浴場は内湯と露天があり、自分は内湯にゆっくり浸かってくつろぎました。
入浴後汗のひきが早くてそういう温泉なのかと思っていたのですが、あとから出てきた相棒によると、内湯は沸かし湯で露天が温泉なんだそうです。
納得しました、温泉特有のポカポカ持続感が薄かったのはそのせいです。
1階ロビーでは佐渡おけさの生演奏をやっていました。
長石海岸
海岸の海水浴場に隣接するトイレ完備の駐車場で車中泊しました。
周辺に同じような場所が2,3箇所あり、20~30台は停められる広い駐車場でした。
数台のお仲間が車中泊されていました。
温泉に9時近くまで居たので、あたりは真っ暗で写真ありません。
佐渡上陸2日目のルート
この日のルートはこんな感じでした(Googleマップ タイムライン)。
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