北熊井城跡
北熊井城跡は長野県内有数の大きさを誇る平山城だそうです。
「北熊井城址」
知りませんでしたし、一度も訪れたことがありませんでした。
土曜日(4月1日)の午前中にフラッとクルマで出かけて塩尻あたりで密集する桜が目に入ったので立ち寄ってみました。
塩尻市 北熊井城跡 案内図 |
空堀や土塁が残るだけの城跡ですが、東西に長く築かれた痕跡がただならぬ規模を感じさせてくれました。
北東を望めば松本市内が一望できる素敵な場所にあります。
大手門跡
駐車場はありません。
大手門跡標識 |
とは言え、この大手門跡の標識の前はかろうじてクルマ1~2台が駐車できるスペースがあります。
後は南側の東西に連なる道路に路駐するしかないですが、あまり広い道路ではないので大きなクルマだと厳しいですね。
「大手門跡」は本城と西一郭の間の道路を進んだ突き当りにあります。
蜂の羽音
本城は大手門跡から東にのびる空堀を右手に見ながら小高い丘を少しだけ登った場所にあります。
西側から眺める北熊井城跡の空堀 |
こちらは空堀を西側から眺めた景色です。
このあたりに立つと”ブンブン”という音が途切れなく耳に飛び込んできます。
桜の花に寄ってきた蜂の羽音のようです。
金池を南から眺めた |
本城
そこそこ広い敷地で、この場所にどんな城が築かれていたのだろうかと想像するとなんだかワクワクします。
北熊井城跡本城跡 |
桜の木は地元の方が植樹したもののようで、それらの木々には桜の種類を示すプレートが立てられていました。
右奥が”狼煙台があったと思われる”と記された立て看板が立っていて、まさに松本市内が一望できます。
狼煙台の看板 |
東山を望んでいます。
北アルプスを一望する絶景 |
北アルプスを一望することができる場所(”狼煙台があったと思われる”)にベンチがあります。
お弁当持参でのんびり松本盆地と北アルプスを眺めるには絶好の場所ではないでしょうか。
熊井城跡天空一本桜の説明書き |
昭和の時代に植えられて一本だけ残った桜のようです。
この桜は少しピークが過ぎて葉が多くなっていました。
西一郭
西一郭の方には濃いピンクの桜が連なって植えられています。
西一郭の濃いピンクの桜 |
足元にはたくさんの土筆 |
土筆がたくさん伸びていました。
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