IPO

”IPOとは「Initial Public Offering(イニシャル パブリック オファリング)」の略で、未上場の会社が証券取引所に新たに株式を公開し、不特定多数の一般投資家がその会社の株式を売買できるようにすることを指します。”
IPO手をだすようになってから3年位経ちますが、超弱小小口利用者なのでめったに当選しません。
過去に3回ほどいずれも100株だけ当選しましたが、そのうち2回は公開直後に売却して数千円の利益しか出ませんでした。
売却後の株価はその後も大きく跳ね上がっていないので公開直後の売却(初値売り)は正解だと思っています。
東京地下鉄
東京地下鉄(9023)は2024年の10月15日に抽選が行われたIPO株で、NISA口座を開いている証券会社ではなく、みずほ証券で100株当選しました。
![]() |
みずほ証券で100株当選した東京地下鉄のIPO株 |
初値売りしていれば43,000円の利益になったわけですが、この株は初値売りしませんでした。
首都圏直下型の地震でも来れば暴落する可能性もありますが、インバウンドはともかく海外経済(特にアメリカ)に大きな影響を受ける株ではないので、持ち続ければいずれは2,000円を超えるだろうと思ったからです。
その2,000円超えは意外に早くやってきて、今年の4月23日には他の株価が軒並み大幅下落する中で最高値の2,125円をつけました。
当初予想の2,000円超えを果たしたのでここで売っておけばよかったんですが、若干躊躇しました(スケベ根性とも言う)。
他が下がる中で上げてるから、他の戻しにつられてもう一段上げるかもね、なんて色気を出したのが運の尽き。
翌日には1,900円辺りまで大きく下げ、数日で1,700円台まで一気に下げました。
その後は多少戻しつつもどんどん下げて、昨年末には最安値1,532円、今年の7月にはそれに次ぐ安値の1,600円を付けました。
ただ、もともと1,200円で買った株だし、100株だけなので売っちゃおうとは思いませんでした。
途中でメインの証券会社が株式移管手数料無料キャンペーンを実施していたので、それを利用してみずほ証券からメインの証券会社口座に移管しています。
NISA口座への移管はできないのでどちらの口座で売却しても20%ちょっとの税金を持っていかれるのは同じなのですが、今のところみずほ証券の売買手数料は有料で最低5,500円、メインの証券会社は売買手数料が無料なので、移管手数料を払っても移管したほうがオトクなのでした。
![]() |
現在の東京地下鉄の株価 |
IPO価格は1,200円でしたがみずほ証券の移管手数料が1銘柄あたり1,100円かかるため、それが上乗せされてこちらがわの取得価格は1,211円になっています。
それでもみずほ証券で売却すれば20%ちょっとは税金で持っていかれてしまうことを考えれば良しとしました。
![]() |
東京地下鉄の株価チャート |
首都圏存亡の危機災害でも起きない限りは公募価格の1,200円まで下がることはないだろうと楽観視しています。
東京住みではないので、もう100株追加して株主優待がもらえる最低株数の200株に増やすつもりもありません。
多分もう2,000円を超えることは当分無いだろうと思いますので、1,900円前後になったら売却を考えます。
売る前に富士山噴火や東南海トラフ地震が起きないことを願うばかりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿