2016年夏休み3日目はパサートで海鮮丼の女川を目指す

2016/08/21

夏休み3日目(8/13)は「孤独のグルメ 真夏の東北・宮城出張編」 で五郎さんが旨そうに食べていた海鮮丼とあなご天ぷらを食すべく、朝7時半過ぎにホテルグリーンパレスをチェックアウトした。

所要時間は一般道で約1時間半。
近所のローソンでホットコーヒーLサイズを仕込んで車に乗り込むと、これまた近所のガソリンスタンドでパサートに朝飯のハイオクをおなか一杯にしてあげて、女川に向かって出発した。

女川町 ニューこのり

ニューこのり」さんの開店時間は11時。

9時半過ぎには女川港に到着。
大きな漁船がたくさん係留されている港周辺は未だ復興真っ只中という様相で工事をしていない場所が無いくらいだった。

女川湾に背を向けるように右手に回り込んで山へ向かう道路に入りしばらく登ると左手に「海鮮丼」や「うに丼」ののぼりが何本も建てられた駐車場が見えてきた。
奥にはテレビで見覚えがあるプレハブ小屋に青い「ニューこのり」の看板。
時間は10時前。

駐車場入ってみると、そこにはすでに先客のクルマが2台。
そのままパサートを駐車して11時まで車内で待つことにした。

「ニューこのり」の駐車場 車内で開店を待つ
「ニューこのり」の駐車場 車内で開店を待つ
エンジンを切り、窓を全開にしたとたん右のクルマからたばこの煙が・・・
ゾワゾワ~
さらにその隣のクルマのドライバーさんもスパスパ~
ヤバい!!

店内へ通されたら何と言ってたばこの煙を避けられる場所にしてもらおうか、脳内シミュレーションをしていると、お店の出入り口から女性(女将さん?)が何やら手にして出てきた。
先客2台を回りパサートの助手席から
”11時からの開店ですので、申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。これにお名前など書いていただいたら、順番にご案内しますので。”
そう言ってウェイティングリストの記名表を差し出した。

ネットの口コミで、”あなごを食べたかったけど不漁ということで食べられなかった”という声が複数あったため、念のため事前確認してみた。
「テレビの番組見て来ました。あのあなごが食べたいんですけど今日はありますか?」
”ありますよ。大丈夫です。遠いところからわざわざありがとうございます。”

記名表には名前以外に住所を書く欄があったらしい。
記名を終えた相棒が、先客2台は関東からだと教えてくれた。

ちなみにこの日駐車場で目にした車のナンバーで一番遠かったのは「なにわ」だった。

待つことさらに30分。
続々とやってくるお客さんのクルマで30台ほど停められる駐車場はすでに数台分しか空きがない状態。

しかしですよ。
建物はプレハブだし、周辺は工事現場だらけ。
テレビの番組で見ているから安心して待っていられたけれど、何も知らないで偶然この横を通ったら、よほどの空腹でもない限りこのお店に立ち寄ることはないと思う。
工事現場のおっちゃんたちに安くて量がタップリのご飯を食べさせる定食屋にしか見えない。

女川の復興が完了し、プレハブではないお店で営業される日が早く来ることをお祈りしています。


パサートの屋根越しに見る「ニューこのり」さんのプレハブ
パサートの屋根越しに見る「ニューこのり」さんのプレハブ

パサートの屋根越しに見る「ニューこのり」さんのプレハブ 2
パサートの屋根越しに見る「ニューこのり」さんのプレハブ 2


11時近くなるとクルマの中にいたお客さん達がクルマを出てぞろぞろと店舗入り口に向かって歩き出した。

開店直前、店舗入り口へ向かうお客さんたち
開店直前、店舗入り口へ向かうお客さんたち
我々もクルマを降りて入口へ向かうと、ちょうど女将さんがドアを開けて出てきて
「お待たせしました。お名前お呼びして順番にご案内させていただきます」

3番目に店内に通された我々の席は窓際のテーブルで、1番さんと2番さんの間に挟まれる形。
”両側から紫煙攻撃?!”
と思った瞬間、相棒が反対側の壁を小さく指さした。

「店内禁煙」と書かれたA4の紙が壁に貼られて光り輝いているようにさえ見え、
”よっしゃっ!”
と小さな声でシャドウガッツポーズ。

席から入口の方を撮影
席から入口の方を撮影
店内レジの後ろの壁には有名人さんの色紙がたくさん貼ってあった。

丼メニュー
丼メニュー
相棒は「海鮮五色丼」と「殻うに」、自分は「特選海鮮丼」とあなごの天ぷらを注文した。

海鮮丼

待つこと10分ちょっと。
出てきた丼は期待を全く裏切らないビジュアルだった。

相棒の五色丼
相棒の海鮮五色丼
孤独のグルメ 真夏の東北・宮城出張編」 の番組内の五郎さんのセリフ、”五色どころじゃないぞ”そのまま。
見えているだけでもイクラ、ウニ、カニ、ホタテ、ボタンエビ、ハマチ系、マグロがあり、魚の切り身はどれも大振りだ。
相棒的にちょっと残念だったのは、この日は殻うにがないということで剥きウニだったこと。

自分の特選海鮮丼
自分の特選海鮮丼
こちらは自分が注文した特選海鮮丼。
ボタンエビを中心にイクラ、ネギトロ、カニ身、ウニ、赤身、オレンジ色のジュレが乗った炙った感じの白身魚、トロ、大葉に乗った色の濃い赤身(クジラ?)。
付け合わせはメカブ、イカとクラゲの和え物、漬物。
見ただけでおなか一杯になりそう!

いやっ、食べる!!

味噌汁は鯛っぽい白身魚のアラが入っていてほんのりとした甘みと旨味が口の中イッパイに広がり、これだけでも幸せ気分(^^♪

食べかけ失礼!
食べかけ失礼!
食べても食べてもまだあるよ!って感じ。
ネタはどれもプリプリで、海無し県ではまず食べることができない旨さだ。
ご飯少な目でお願いすればよかった。

あなごの天ぷら

海鮮丼を食べ進むうちに運ばれてきたあなご天ぷらと剝きうに。

あなご天ぷらと剝きうに
あなご天ぷらと剝きうに


天ぷらはシシトウ、ナス、カボチャ(一番下で見えない)が添えられていた。
写真で見えているナスの左に伸びている長いあなごはたぶん、しっぽ側の半身を開いて二つに分けたものの片割れ。
同じ大きさのものがもう一つしっぽの先の方だけ写っていて、さらにその下に頭側の半身を開いて揚げたのが半分くらい見えている。

もう、とにかく肉厚でデカい。

アツアツのあなごを口に運ぶと、衣はサクサク、身はフワフワで臭みは全くない。
そして噛むとプリっとした歯ざわり!
こんなあなごは今まで食べたことがない。

天ぷらは相棒とシェアしたのだが、さすがにこの大きなあなごは最後の方はちょっと飽きがくる。
全部天つゆで食べたけど、天丼用のたれを少しもらって味を変えて食べたらよかったかな。

うにもクスリ臭さは皆無でホントに美味。

おなかパンパン。

震災復興途上の仮設店舗とは思えないパフォーマンスに大満足でした!


袋田の滝へ

さて、食事中に食後の予定を協議し、茨城県唯一の百選滝、袋田の滝へ向かうことにした。
とはいえ時間は12時を回っている。
袋田の滝までの所要時間は常磐自動車道経由で4時間。
袋田の滝は滝へ通じる有料トンネルがあり、午後5時で閉まってしまう。

とにかく滝の近くまで行くことに。

道の駅 奥久慈だいご

道中助手席の相棒が検索を繰り返し、袋田の滝から10分ほどの場所にある「道の駅 奥久慈だいご」に温泉があることを発見。
そこへ向かうことにした。

道の駅 奥久慈だいご(翌朝)
混雑を心配したのだが、駐車場は割とガラガラで拍子抜け。

大子温泉効能書き
大子温泉効能書き


2階が温泉と休憩室になっているのだが、ここは浴室も休憩室もそれほど広くはなく、温泉は内湯だけで露天風呂はない。
前々日の喜多の郷に比べるとこじんまりとしていて利用客も少なく、ゆっくりと温泉に浸かることができた。

ドライブ疲れをゆっくりと温泉で流してから車中泊に戻り、熱戦続くリオオリンピック放送を見ながらZZzzz。

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