パサート DSGジャダー に関する若干の朗報とか

2015/02/16

DSG passat Volkswagen パサートヴァリアント 代車 不具合

前回の「ランバーサポートの異音修理が完了した」で愛車パサートをディーラーに預ける際に、実は点検依頼をした別の項目があった。

DSGの動作に関するものだ。

1月下旬仕事帰りのいつもの道、信号待ちからの発進左折で1~2秒、ボディーが前後にガックンガックンと揺れるような異常動作を体験した。
この時、対向車線からは右折してくるクルマが居て、当然こちらの左折を待って右折しようとしていたと思われるそのクルマは、自分のクルマが出てこないのを見て先行して右折しようとした。
こちらはこちらで「あれ?!前に進まない?!!」と思いつつアクセルを踏み込んだため、ホイールスピンを伴う突然の急加速で左折方向の車線に飛び込むことになりヒヤリとした。

前回クラッチ交換になったDSGジャダーとは異なる動作だったが、アクセルワークの意に沿わない動作であることには違いない。
これ以外にも、上り坂でアクセルを踏み込んでもCVTよろしくエンジンの回転とスピードが同期しないなどの現象が数度あったため、DSGの点検とキャリブレーションを依頼していたのだ。

愛車パサート引取時のディーラーの回答は予想通り「再現できませんでした」というものだった。
これは仕方がない。
こういう操作をすれば必ず発生するという現象ではなく、アトランダムに発生するのだから。

この時セールス氏との話の中で若干の朗報が確認できた。
DSGの不具合でパーツ交換が必要になった場合、保証期間終了後も5万円程度で修理は可能だということだ。
普通に交換したら十数万からウン十万かかるらしいクラッチ関連パーツ交換だが、ユーザーの瑕疵がないことが明らかな場合、メーカーがサポートしてくれるので5万円程度の出費で収まるとの事だった。

根本的な問題を考えると10年無償保証が当たり前ではないかと思わないではないが、ユーザーの負担を減らす方向で努力しているらしいことは一定の評価ができるのではないだろうか。

また、ワンオーナー、ディーラー車検、走行距離が多くないという条件であればさらに救済措置があるという話を聞くことが出来た。
要するに素性がはっきりしているディーラー車なら、3年の保証期間を過ぎても更に2年程度は面倒見ましょうというような話しらしい。

構造的な弱点を抱えているDSGなので、保証延長が検討されることは当然のことではないだろうか。
保証期限切れで高額な修理費用を請求された場合は交渉して見る価値ありだ。

また、今回DSGコントロールソフトウェアのバージョンアップがあったので書き換えをしたという報告があった。
修正内容の詳細は不明だ。
これがディーラーには伝わっているのか、ディーラーも完治していないのか定かではないが、
「なにか変更があったようです」
というのがセールス氏の言い分だ。


なお、今回DSGのキャリブレーションを依頼した。
アクセルワークのリセットは自分で実施した。
(アクセルをべた踏み状態で電源On”30秒以上”でアクセル開度の学習リセットが行われるらしい))

「DSGの初期設定を行いました。」
という報告を受けたが、数日ドライビングしてクラッチのつながりが以前よりカチッとした印象がある。
発進時のモヤットしたもたつき感が緩和してダイレクト感が若干向上した感じだ。

プログラム更新も特にユーザーからの不具合申告がない場合は行わないということなので、DSGのキャリブレーションと合わせてディーラーに調整を依頼してみるのが良いかもしれない。






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