ザ・ディプロマット
Netflixで”ザ・ディプロマット”シーズン4(最新作)の配信が始まりました。
シーズン1~3同様、全8話での配信です。
シーズン1が2023年4月、シーズン2が2024年10月、シーズン3が2025年10月ということで、配信がほとんど1年毎というロングスパンのドラマです。
まぁ、大好きなノア・ワイリーの『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』も年に1シーズンのリリースですから(シーズン3は27年1月予定)良い作品はじっくり時間をかけて、という感じでしょうか。
『ザ・ディプロマット』のシーズン1はちょっとエロい要素もあったりして興味を持ってなんとなく見始めたのですが、ドップリハマって止まらなくなりました。
それ以来、配信開始を心待ちにしてシーズン2、シーズン3と観てきましたが、とにかく1年スパンは長い!
どんなドラマ?
”ディプロマット”とは”外交官”を意味しています。
女性で駐英アメリカ大使に就任するケイトが主人公で、彼女の夫(ハル)も有能な外交官で後に副大統領に就任して物語を複雑化させます。
主演のケリー・ラッセル(Kate Wyler役)は3年半前のシーズン1に比べると、少しお歳を召された感がありますが、眼光鋭く力強い演技は圧倒されます。
脇を固めるルーファス・スーウェル、デイヴィッド・ギャシ、アリ・アン、アリソン・ジャニー、ブラッドリー・ウィットフォードなど、超絶個性的な俳優陣が揃っています。
PM(イギリスの首相)、大統領、大統領首席補佐官、国務長官、英国駐米大使、英国外務大臣、CIA、MI6、イラン、ロシアなど、アメリカ関連ニュースでよく耳にする役職や組織、国の名前がバンバン飛び出してきます。
概要
Geminiにまとめてもらった概要をさらに要約しました。
- シーズン1
中東への赴任を予定していたベテラン外交官のケイト・ワイラー(ケリー・ラッセル)が、英海軍空母爆破事件の勃発に伴い、急遽駐英米国大使に任命されるところから物語が始まります。
ロシアの民間軍事会社代表レンコフの暗殺指令を出した首謀者が実はイギリスのトロブリッジ首相だったという驚愕の真相に辿り着いた直後、事件の真相を知る人物と接触しようとしていたハル(ケイトの夫)や駐イギリス米大使館の首席公使のスチュアートらがロンドン市内で車爆弾テロに巻き込まれる衝撃のクリフハンガーで幕を閉じます。 - シーズン2
物語は爆破テロ直後の混乱から始まり、英国政府内部に潜む「内なる敵」と米英関係の亀裂を巡る政治的暗闘が描かれます。
ケイトとCIAが、トロブリッジ英首相だけでなく元補佐官ロイルンなど政権中枢が絡む陰謀を徹底調査の中、米副大統領グレイス・ペン(アリソン・ジャネイ)が事態収束のため訪英しますが、レイバーン米大統領が急死。
副大統領だったグレイス・ペンが新大統領に昇格し、駐英大使ケイトの夫のハルが米国政権の中枢に入り込み、政治的混乱が発生します。
ケイトは英米間の新たな国際危機と、ホワイトハウス内の権力闘争の調整に奔走します。 - シーズン3
グレイス・ペン新大統領誕生に伴う米政権の再編と、ケイト&ハル夫婦の権力構造の劇的な変化を描きます。
表舞台の外交だけでなく、ワシントンD.C.の権力争いへと舞台が拡大。副大統領に指名されたハルと、それを支えつつも警戒するケイトの関係は、これまでにない次元の政争と緊張関係を迎えます。 - シーズン4
米英同盟を揺るがす国際テロの脅威と、正反対の目的のために結束する「2組の夫婦」の権力ゲームが展開されます。
シーズン4は今配信中なので要約はここまでにしておきます。
ドラマの空気
とにかく、臨場感、スピード感が凄まじく、また内容が米国、英国の政治組織構造に絡んで重要な役職の登場人物がとっかえひっかえ出てくるので、よそ見厳禁のドラマです。
国際ニュースに興味がある人だと、”ロシアの民間軍事会社代表レンコフ”とかグレイス・ペン大統領の傍若無人ルール無視の振る舞い、イタリアG7サミットなど、現実世界で同時進行的に発生している事柄と重ね合わせて、とても興味深く観ることができてハマること間違い無しの作品ではないでしょうか。
シーズン4を見終わった
シーズン4は全8話ですが、4話ずつ2夜でコンプリートしました。
終盤、イタリア・トスカーナ州の古都ルッカ(Lucca)で開催されたG7サミットのシーンでは、日本の首相(と思われる)が短髪白髪交じり色黒の甘利さん(落選議員引退中)によく似ていたのがちょっとクスッときました。
ちなみに実際のイタリアG7サミットは2024年6月にイタリア南部プーリア州で開催され、岸田首相が出席しています。
シーズン3を見終わった時に、壮大なドラマだと思ったのですが、シーズン4を見終わって1年後が待ち遠しくてたまらなくなりました。
脚本
企画・製作総指揮・メイン脚本を手掛けているのはデボラ・カーンという方です。
調べてみたら、かつて名優マーティン・シーン主演の一大政治ドラマ「ザ・ホワイトハウス」(原題 The West Wing)にも作家・プロデューサーとして関わっていた方のようです。
「ザ・ホワイトハウス」は医療ドラマ「ER」シリーズとともに大好きなドラマでしたが、完結したのかな?
と思って調べたら、NHK BSで放送されたのはシーズン1~4までだけでそれ以降シーズン7までは有料チャンネルの「スーパー!ドラマTV」での配信に変わったようです。
配信当時は地元のケーブルテレビに加入していたので、BSやその他の地上波では観ることができないいくつかのチャンネルは無料で観ることができましたが、「スーパー!ドラマTV」はスカパーやWowWowなどと同様追加料金制だったと思います。
一切の追加課金はしていなかったので観ることができず、途中までしか観た記憶がないんですね。
「スーパー!ドラマTV」は今年6月にサービスを終了しちゃいましたが、各種放映権はどうなったんでしょうね・・・
ドラマの当たり年?
今年観たドラマの中で強く印象に残っているドラマは、『ザ・ピット シーズン2』、『特別捜査部Q』(1シーズン:続きが観たい!)、『九条の大罪』、『ダウンタイム』、『サリバンズクロッシング(シーズン4:まだ続きそうな予感)』、『アドレセンス』などがあります。
『VIVANT』、『銀河の1票』、『Tシャツが乾くまで』、『告白 25年目の秘密』など、国内テレビドラマも良作が多いですね!
でも『ザ・ディプロマット』は別格です。
基本は政治ドラマですが、ヒューマンドラマでもありとてもしっかりした脚本なので必見です!
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