ステアリングの違和感
う~ん、書くかどうかちょっと迷いましたが、やっぱり書いておくことにします……。
車検整備が終了し、依頼事項のいくつかは解決しないまま、一旦引き取ることになったパサート。
クルマを受け取ってディーラーの駐車場から国道へ乗り出した直後、思わず第一声が漏れました。
「ハンドルが重い!」
Lockingした次の瞬間、「空気圧を高めではなく、低めに調整されたか!」というセリフが頭の中に浮かびました。
自宅に帰って調整しようと思いつつも、そのままあちこち回り、暗くなってから家に着いた後は、すっかりそのことを忘れてしまっていました。翌日は車に乗らないまま、月曜日からはいつものように仕事、仕事の日々が始まります。朝に空気圧を調整している暇などありませんし、夜は夜で星が輝いてからの帰宅となるため、やっぱりそんな時間はありませんでした。
空気圧チェック
そんなわけで、1週間後の週末にようやく空気圧チェックをおこないました!
まずは前輪を測ってみます。
は?!260kPa??
ゲージが壊れたのかと思い、もう一回測ってみます……やはり260kPaです。
続いて後輪を測ってみます。
はぁぁ!?300kPa?!何ですかこれは?!
一体どういうことでしょうか。
愛用のスティック型のゲージが壊れたのかと思い、ダイヤル式のゲージを引っ張り出してきましたよ。
改めて計測します!
前輪2.6!!
後輪3.0!!!!
さすがに怒りが込み上げてきました……。
ディーラーに確認
さっそくディーラーに電話を入れました。
「あのね、空気圧調整した?」(自分)
「はい、車検の際は空気圧を調整いたします」(セールス氏)
「前輪260、後輪300とかになっているんだけど?これは一体どういうこと?」
「高いですね。ピョンピョン跳ねてしまいそうですね」
「なんでこんな値になっているの?!」
「あ、パサートの設定値は今すぐにはわかりかねますけれど、フォルクスワーゲンの規定で、メーカー指定値の一番高い値に合わせることになっているんです」
「ちょっと確認してくる」
メーカー指定の空気圧
給油口のラベルを確認すると、5名乗車で荷物もある場合、前輪は250、後輪は300と書かれていました。
前輪の値は最大規定値より10kPa高いです!
いやもう、250も260もどちらでもいいです!!
断り無く最大積載時の空気圧に設定されていた
「前輪250、後輪300って書いてあるよ」
「では、その指定値に設定したのだと思います」
「はぁ?!」
「万が一低い設定にしておいて、フル乗車された際に何か問題があった場合、誰の責任になるのだということになりますので」
「はぁっ?はぁっ?」
「フォルクスワーゲンの指定がそのようになっておりまして」
「あのね、非常識な設定値だよね?後輪300なんて今まで、何十年もクルマに乗ってきましたが設定したことないわ!」
「そういう決まりになっておりまして」
実際のところ、この3年間で5名乗車プラスそれなりの荷物を積んで、それなりの距離を移動したという経験は一度もありません。
前輪の2.6(260kPa)も若干の怪しい挙動を感じます。2.6は通常走行こそ問題ないものの、比較的高速なコーナーの途中に段差があったりすると、ピョンとタイヤ半分くらい横跳びすることがあるくらいですので、一人乗車の後輪300kPaは怖すぎます。
「決まりなんてお客には関係ないよね。こんな極端な設定値にしておいて、何も言わずにクルマを返却するってどういうこと?せめて、『空気圧は規定によりこれこれの値になっていますけれどどうしますか?』とか、『高めに入っているのでご自身で調整してくださいね』と、返却する時に伝えるべきじゃないの?」
「おっしゃることはその通りだと思います」
「ハンドル重っ!」と感じた言い訳
ここで、ちょっとした言い訳を書いておきます。
パサートから代車のゴルフ7ヴァリアントに乗り換えたときには特に気付かなかったのですが、ゴルフ7はゴルフ6に比べて、かなりステアリングの操舵感が軽くなっているらしいです(セールス氏談)。そのため、パサートに戻った直後にステアリングが異様に重いと感じてしまったのだと思います。
そして、ゴルフ7ヴァリアント・コンフォートラインの乗り心地は、常にゴツゴツという振動がシートを通して腰に伝わってくる、少々厳しいものでした。このため、乗り心地はやっぱりパサートが全然良いと思ったのです。
空気圧を測った後は、荒れたアスファルトでのゴツゴツ感をかなり意識するようになりました(それでもゴルフ7ヴァリアント・コンフォートラインよりは数段良いです)。相対的な感覚や慣れというのは恐ろしいものですね。
ただ、いつもの朝の通勤路、大きく左にカーブする道路を制限速度ギリギリで走っている時のステアリングの収まりが悪いのは感じていました。「ステアリングが重いから、きっと空気圧を下げられているに違いない」と思い込んでいたのですが、「このステアリングのフラフラ感は一体何だろう?」と思ったことは事実です。
B7パサートの夏タイヤ交換と空気圧の違和感。ローテーション後に感じた変化と謎
この時も前輪は2.5(250kPa)だったわけですが、感覚はこの時と全く一緒でした。ただ、「空気圧を下げられた」という先入観があったため、何が起きているのかちょっと混乱してしまっていました。
空気圧は自分でチェック
空気圧なんて自分でちゃんと管理するものだ、という突っ込みはあるでしょうし、その通りだと思います。
ただ、月曜日から金曜日の週5日、年間を通して200日以上の通勤使用では、完全に一人乗車の荷物なし状態です。そんな日常で、前輪260、後輪300なんていう空気圧はあり得ません。
客の普段の利用形態を意識することなく、一律にこんな値を設定にするのは論外ですし、100歩譲って内規に従うにしても、客にクルマを引き渡す前に一言「前輪260、後輪300に設定していますので、乗ってみて調整してくださいね」と伝えるか、「今、空気圧の設定が規定で前輪260、後輪300になっておりますが、調整されますか?」と確認するのが、客本位の接遇ではないでしょうか。
ひとこと心遣いさえされていれば、「じゃあ前を2.2、後ろを2.3にして」と伝えて、何事も無く終わっていたはずです。
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