2013/10/13

パサートヴァリアント 祝退院

「コツ音」修理で入院中のパサートヴァリアントがようやく退院した。

パサートヴァリアント


音の原因はボディーフレームだったとのこと。
フレームの構造物で二重になっているチューブ状の箇所で、外側の鋼鈑と内側の鋼鈑が当たって音が発生するらしい。
外側の鋼鈑をプラスチックハンマーで少しずつ叩いて内側の鋼鈑と密着して音が出なくなるまで、叩いて走って音を確認するという作業を繰り返したと言う。
溶接されている構造物の内部なのでそうするしか方法が無かったらしい。

設計上の不具合の可能性が高い。

ディーラーでは所有する複数のパサートで現象を確認していると言うが、今までにユーザーからのクレームは一件も無いのだという。

“これからはクレームが来ても対策が分かっているので楽です” (セールス氏)
「そうだね~。叩けばいいんだもんね。」 (オヤG)
“でも皆さん気がつかないというか気にならないというか“
「音を気にしない人多いんだろうね」
“うちのメカニックも今回言われて乗ってみて初めて気が付いた感じですから。一度気付いちゃうと気になりますけどね。”

全くそのとうりなのだ。

今日、10キロくらい走った限りでは「コツ音」は耳に届いてこなかった。
1週間程度様子を見てみたい。

クラッチのジャダーについては現象を確認しデータをメーカーに送って交換可能と判断されたらしい。
対策パーツが入っているはずではなかったのかと聞いてみたが、それでも不具合か出る場合もあると言う。
初期のDSG搭載モデルはほとんどもれなく不具合が出て交換になったらしい。
ディーラーのセールスマンが乗る車は全部不具合が出たというのだからハンパない。
新しいシステムは不具合がつきものだし、きちんと対策された部品が供給されればそれで良いと思う。

ただ、保証が切れたあとに出てくる定番不具合は厄介だ。
不具合が出るなら保証期間中にできるだけ出れば良いと思っている。
定番不具合はコッソリ対策パーツが出ている場合もあるので、無償で交換可能なうちにできるだけ交換してもらいたいものだ。
前車VOLVOも保証期間の3年間で出るべき不具合は結構出た。
お陰でそれ以降、17年にわたって経年劣化なパーツを除き大きな出費はコンピューターだけだった。


ところで、パサートは入庫時の燃料は20リッターも残っていなかったと思うが、店長のはからいということで満タンで帰ってきた。
ご迷惑おかけしましたと、VGJグッズのThe Beatleポーチとバス・ソルトを頂いた。
エナメルチックなポーチはカミさんに進呈したが、バス・ソルトはうちのお風呂では使えないらしい。

でもまぁ、毎月フェア招待状が来てポロシャツ、サブザック、ポーチ、時計、フリースなどもろもろのVOLVOグッズをもらっていたことを思うと、「セコッ!」とか思ってしまった。
VOLVOのあのグッズバラマキを体感して、これだけ販促に経費をかけてるから車両価格高いんだと思った記憶があるけど、大衆車フォルクスワーゲンはこのくらいでいいでしょ。


久しぶりにパサートに乗って、やっぱりこのサイズがピッタリ来るなと改めて感じた。
17年乗ったVOLVOとほぼ同サイズのパサートはステアリングを握った時の空間フィーリングが似通っていてなんだか安心感がある。
Aピラーのキツイ傾きと後方視界の悪さを除けばね!

長く乗れたら良いと思う、パサート。





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