大雨による災害と想定の見直し
最近の線状降水帯の発生頻度は異常ではないでしょうか。毎週末のようにどこかで大雨災害が発生しています。
【線状降水帯発生半日前予測】関東甲信、東海地方(Yahooニュース:SBC信越放送)
日本各地で大雨による災害が発生していますが、その度に「想定を上回る」とか「100年に一度」などの文言を目にします。これだけ頻繁に発生していると、これまでの想定はもはや通用しないため、新しく想定し直す必要があるのだろうと「想定」してしまいます。
冠水道路での車の走行
それにつけても毎度毎度、ボンネットの上まで水しぶきが巻き上がるような水深になっていて、路面も見えない道路を走行するクルマの映像がテレビの報道番組などで映し出されます。
これだけ毎週のように「30cmを超えたら危険」などと映像を交えて頻繁に危険度の解説やテスト映像などが流されているにもかかわらず、危険な深さの分からない水没道路に突っ込んで身動きが取れなくなるクルマのなんと多いことでしょうか。
どう見ても走行できそうにない状況の道路に平然と走り込んでいくクルマを見ていると不思議でなりません。なぜ「行ける」と思ってしまうのでしょうね。
アンダーパスの冠水対策「エアー遮断器」
2、3日前に、冠水事故を防ぐためアンダーパスにエアー遮断器を設置するというニュースがテレビで流れていました。実際に被害が起きないと、なかなかこういった設備の設置予算がつかないのかもしれないですね。
松本空港周辺での設置事例
松本空港トンネルのアンダーパスエアー遮断器
よく行く松本空港にも、空港のすぐ側を通る県道115号線が滑走路の下をくぐり抜けるアンダーパスがあります。このアンダーパスには、1年以上前にエアー遮断器が設置されました。
去年(2025年)の5月27日に松本空港のアンダーパスにエアー遮断器が設置されて運用が開始されたという記事が掲載されています(会員記事のため一部しか読めませんが)。
冠水したら自動で車両の進入防ぎます 松本空港トンネルに「エアー遮断機」設置(信毎デジタル)
2024年8月に発生した突然の集中豪雨でこのアンダーパスが最大約1.2メートル冠水し、通行車両4台が水没する被害が発生したことが設置に至った直接の原因とのことです。幸いこの時は死亡被害は発生していません。路面には「水深表示」の路面標示も配置されています。
未設置だった当時の様子
県道115号線を東から西に向かって走ると、アンダーパスの手前左側に電光掲示板が取り付けられたポールがあります。「速度注意」などの表示と現在温度が表示されています。写真では左下に見えるオレンジ文字の電光掲示板の場所です。
去年(2025年)3月12日時点では、電光掲示板を設置しているだけのポールでした。
設置工事中の様子
2025年4月ごろに工事が始まっています。
逆光で見づらい写真ですが、工事が進捗している様子が見えます。
設置完了後の状態
空活休止期間が長かったので間が空いていますが、8月26日の写真ではすでに設置が完了しているのが分かります。
ポールの左側に新しいポールと縦長の箱が取り付けられ、上部には赤色灯が取りつけられています。
設置当時、オレンジ色の横長バルーンのようなモノが瞬時にビヨ〜ンと飛び出し、片側車線を遮るように延びる様子がテレビのローカルニュースで放送されました。
全国のアンダーパスへ設置推進を!
異常気象は今後ますます激しさを増しそうです。全国にはこのような危険なアンダーパスがたくさんあるようです。
このようなエアー遮断器がどんどん設置されると良いですね。パトリオット1発でこれが何台設置できるかは分かりませんが、こういった身近なところで国民の命を守るための設備充実にもっと国レベルで予算を使ってほしいものです、国交省さん!
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